著者
大場 みち子 山口 琢 高橋 慈子 小林 龍生
雑誌
情報教育シンポジウム2016論文集
巻号頁・発行日
vol.2016, pp.67-73, 2016-08-15

大学ではレポート作成や卒業論文,学会発表原稿などで学習や研究成果を効果的にアウトプットする.これらの文章を効果的なものにするためには,論理的な文章作成力が求められている.我々は編集操作を記録する文章作成ツールを開発し,本ツールを用いたライティングプロセスに関する研究を実施している.本論文ではこの文章作成ツールを利用して、編集操作とアウトプット文章の評価との関係を分析した結果を報告する.論理的文章の修正前後の評価改善度と編集操作(修正操作)との関係性の傾向を予備実験の結果に基づいて説明する.
著者
白澤 洋一 篠原 稔和 八木 大彦 高橋 慈子 富崎 止 早川 誠二
出版者
特定非営利活動法人 人間中心設計推進機構
雑誌
人間中心設計 (ISSN:18829635)
巻号頁・発行日
vol.16, no.1, pp.6-13, 2021-03-16 (Released:2021-03-31)
参考文献数
15

This paper suggests the improved version of Body of Basic Knowledge of Human Centered Design required for human resources who practice HCD, which is required in various fields.
著者
高橋 慈子
雑誌
研究報告デジタルドキュメント(DD)
巻号頁・発行日
vol.2014-DD-95, no.3, pp.1-2, 2014-09-26

小規模でボランタリーにメンバーが運営を分担している研究コミュニティでは,活動のノウハウが属人化されていることが多い.そのため,運営メンバーの交代や新規メンバーに運営のノウハウや過去の蓄積が充分に伝わらないこともある.本研究では,業務マニュアルの作成ノウハウを活かし,研究コミュニティのひとつ,情報処理学会デジタル・ドキュメント研究会 (DD 研) の運営マニュアル作成,自ら更新,運営を通して評価することを目指す.また,業務マニュアルの研究コミュニティある EPUB マニュアル研究会とも連携し,作成した運営マニュアルの出力形式として PDF のほか,EPUB 形式での使い勝手についても評価したい.
著者
高橋 慈子 大和田潤治 大野 邦夫
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告デジタルドキュメント(DD) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2007, no.100, pp.45-50, 2007-09-28
被引用文献数
5

デジタルテレビを中心に家庭への情報家電製品の普及が進んできた。ネットワークを利用して多様な製品を接続して使うことが前提となっている製品ではあるが、接続方法は複雑で利用者には理解しづらい。また、メーカーを超えた製品については,接続後に何ができるかの情報も少ない。TC 協会 Web コミュニケーション WG では、デジタルテレビ用のポータルサイト「acTVila (アクトビラ)」と連携して、異メーカー間をつなぐ Web マニュアルを試作し、今後の Web マニュアルのあり方を検証した。テレビで検索し、分かりやすく情報提示デザイン、操作性を通して、今後の製品情報提供方法の方向性を考察する。Centered on digital television, the spread of information appliances into households continues. There are products that require connection to other devices using a network, but the way in which these devices connect is complicated and difficult for users to understand. Furthermore, for devices that rely on components from different makers, there is little information about what you can do once you have connected them. The TC Association Web Communication Research & Study WG has been given permission to use the digital television portal site "acTVila" so that Web manuals can be prototyped that cover different makers, ensuring better Web manuals in the future. Through using the television for searching, easy-to-understand information display design, and operability, the way in which product information is provided in the future will be considered.