著者
鈴木 努
出版者
北海道大学高等教育推進機構 高等教育研究部 科学技術コミュニケーション教育研究部門(CoSTEP)
雑誌
科学技術コミュニケーション (ISSN:18818390)
巻号頁・発行日
vol.15, pp.3-16, 2014-06

This paper examines the reliability of the knowledge measurement methods about radiation and also analyzes the factors which affect people’s anxiety. A true-false test was used to measure people’s knowledge of radiation since it is considered to be a more objective method than self-report method. In this paper two types of true-false test were made and their accuracy rates were compared. Each test contained question items that evaluate scientific knowledge of radiation but were worded differently. As a result of this experiment, some question item pairs which evaluate the same knowledge but had different wordings showed a significantly different accuracy rate, which means that the accuracy of the true-false test is relative to the wording of the questions. As a solution to this problem, item response theory was used to reduce the influence of the wording on this knowledge measurement test. Finally, the relationship among anxiety and other variables was analyzed. In this study interest in social problems didn’t have a significant effect on anxiety. However, activeness of information gathering and risk perceptions had a positive effect. It was also determined that hearing from specialists and having an interest in science or knowledge of radiation reduced anxiety.

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-------------------- 放射線に関する知識と不安度などに関する調査データです。東京都在住の登録モニタ320人へのネット調査。鈴木努(2014)「放射線に関する知識測定と不安の要因分析における諸問題」『科学技術コミュニケーション』15:3-16.(http://hdl.handle.net/2115/56440)で用いたデータです。 --------------------

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[本能][真偽の判断][間違った因果関係] 欠如モデルも欠如モデル批判も単純すぎる、事態はもっと複雑である、と。ただし、「知識の能力特性値」、科学技術への関心は不安感と負の相関があった。
[本能][真偽の判断][間違った因果関係] 欠如モデルも欠如モデル批判も単純すぎる、事態はもっと複雑である、と。ただし、「知識の能力特性値」、科学技術への関心は不安感と負の相関があった。
[社会][研究] 素人目には解析手法も結果も非常に納得のいくものに見える。社会一般に拡大するには母集団のバイアスはありげ?非常に面白い。
[社会][研究] 素人目には解析手法も結果も非常に納得のいくものに見える。社会一般に拡大するには母集団のバイアスはありげ?非常に面白い。
[放射線][科学と社会] 「・・・専門家からの情報収集と知識はそれぞれ不安を低減する効果を示しているが,・・・専門家からの情報収集は知識を高める効果を示していない.」(p. 15)

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北大 放射線に関する知識測定と不安の要因分析における諸問題 https://t.co/1mlTZJ3hEV 慶大パネルデータ設計解析センター 2012:『東日本大震災に関する特別調査』 震災で日本人の心理や行動はどう変わったか」 https://t.co/9dqkbE6Pep
放射線に関する知識測定と不安の要因分析における諸問題 : HUSCAP http://t.co/WnrTD6Jxch
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放射線に関する知識測定と不安の要因分析における諸問題 : HUSCAP http://t.co/x9exFS6Rci
「放射線に関する知識測定と不安の要因分析における諸問題」『科学技術コミュニケーション』15号 http://t.co/Wpn8De3Q4i で用いたデータをresearchmapで公開しました。http://t.co/D3bsrsBxni
「・・・専門家からの情報収集と知識はそれぞれ不安を低減する効果を示しているが,・・・専門家からの情報収集は知識を高める効果を示していない.」(p. 15) / “放射線に関する知識測定と不安の要因分析における諸問題 : HUSCAP” http://t.co/dSBnYTcSDk
能力と正答確率の関係を示す項目特性曲線はQ5S1の方がある値で急激に変化しており、天井効果や床効果を生ずる可能性がある。この質問では知識と他の変数の相関を見逃すかもしれない。http://t.co/Wpn8De3Q4i http://t.co/4SLtSl8bnc
論文では、放射線に関する正誤判定問題への正答率が質問文によって影響を受けるか、放射線に関する知識が放射線の影響に対する不安度に影響を与えるかなどを検討しています。データは東京都在住のネット調査会社登録モニター320人に対するネット調査。http://t.co/Wpn8De3Q4i
放射線に関する知識測定と不安の要因分析における諸問題 発行日: 2014年 6月出版者: 北海道大学高等教育推進機構 高等教育研究部 科学技術コミュニケーション教育研究部門 著者 鈴木勉 http://t.co/OV57UoiGAy
論文が出ました。→「放射線に関する知識測定と不安の要因分析における諸問題」『科学技術コミュニケーション』15号 http://t.co/Wpn8De3Q4i

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