著者
室井 宏仁 奥本 素子
出版者
北海道大学 高等教育推進機構 オープンエデュケーションセンター 科学技術コミュニケーション教育研究部門(CoSTEP)
雑誌
科学技術コミュニケーション (ISSN:18818390)
巻号頁・発行日
vol.28, pp.1-10, 2020-08-20

新型コロナウイルス感染症の蔓延は,博物館・美術館をはじめとする国内の文化施設の運営にも甚大な影響を及ぼし続けている.感染拡大防止措置としての臨時休館が長期化する中で,オンラインメディアを活用して展示や教育普及に取り組む博物館施設が多く見られるようになった.本研究では,新型コロナウイルス感染症により大幅に活動が制約される中での我が国における博物館施設の対応と,具体的な取り組みの内容について,各施設の公式ホームページやSNS の閲覧を通じて整理・分析した. その結果,政府の特定警戒都道府県に指定された地域では,それ以外の地域に比べて博物館施設によるオンラインでの情報発信がより積極的に実施されたことが分かった.またオンライン上で発信を行なった施設の多くが,SNS や動画投稿サイトなどの外部サービスを活用しながら情報を発信していたことも判明した.また全国規模での施設間連携,家庭用ゲームソフトを介したコンテンツ公開など,これまでに例のない情報発信の取り組みも確認できた.

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JJSCは引き続き小特集体制.原稿募集中の28号から. COVID-19 感染拡大下における博物館施設のオンライン発信の傾向と分析 https://t.co/JIASwuacOx
「新型コロナの影響を受けて休館した施設のSNS での使用が確認できたハッシュタグとしては『#エア博物館』,『#エア美術館』,『#休館中の動物園水族館』などがあり,これらのハッシュタグを付けて収蔵資料や出展作品,飼育動物の紹介・解説を行なう例が見られた.」 https://t.co/I5CLJAuwAe
室井宏仁, 奥本素子「COVID-19 感染拡大下における博物館施設のオンライン発信の傾向と分析」 https://t.co/I5CLJAuwAe 水族館も調査対象になっています。 https://t.co/lMwquBUZnR
コロナ禍のミュージアムの取組を整理。いろいろ工夫を凝らした取組があったけど、情報がバラバラしていたので、ありがたい。COVID-19 感染拡大下における博物館施設のオンライン発信の傾向と分析 https://t.co/VzFC22EJCz

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