著者
宇野木 早苗
出版者
公益社団法人 土木学会
雑誌
海岸工学講演会講演集 (ISSN:04194918)
巻号頁・発行日
vol.6, pp.1-11, 1959-10-31 (Released:2010-08-04)
参考文献数
43
被引用文献数
4
著者
日野 幹雄 片岡 真二 金子 大二郎
出版者
公益社団法人 土木学会
雑誌
海岸工学講演会講演集 (ISSN:04194918)
巻号頁・発行日
vol.15, pp.1-9, 1968-11-25 (Released:2010-06-04)
参考文献数
16

水面に浮ぶ油膜の消波作用は古くから人々の注目した現象であり, これに関する実験もいくつかみられる。しかし風波の発達と特性に対する油膜効果に関するものは意外に少ない。この論文は小型風胴の測定部に水槽部をもうけて, 表記の点について行なった室内実験の報告である。油としては水に溶解性のヤシ油 (ラウリル硫酸ナトリウムC12H25・O・SO3Na) を用いた。油の表面活性作用による表面張力の変化 (減少) と風波発生の限界風速・波高・fetch graph・spectrumなどの関係について種々興味ある結果が得られた。
著者
和田 明
出版者
公益社団法人 土木学会
雑誌
海岸工学講演会講演集 (ISSN:04194918)
巻号頁・発行日
vol.12, pp.137-142, 1965-11-15 (Released:2010-06-04)
参考文献数
8
被引用文献数
2
著者
目野 幹雄
出版者
公益社団法人 土木学会
雑誌
海岸工学講演会講演集 (ISSN:04194918)
巻号頁・発行日
vol.12, pp.56-63, 1965-11-15 (Released:2010-06-04)
参考文献数
35

前回の報告ではMiles-Phillipsの風波発生理論とPhillipsの平衡領域のスペクトル理論をもとにして, 風波特性の解明を試みた。この論文では, さらに, 風と波との相互作用を支配する原理として “エネルギー仮説” を提出し, これから導かれる一連の理論的結果として, fetch graph, スペクトル最大の周波数, 海面粗度係数などを求め, また風と波との間のエネルギー授受の力学関係をも示すことができた (なお, 文中前の2報告をそれぞれ論文I, IIとして引用する)。