著者
小島 德子
出版者
日本看護図書館協会
雑誌
看護と情報:日本看護図書館協会会誌 (ISSN:13403753)
巻号頁・発行日
vol.27, pp.69-72, 2020-03-31 (Released:2023-04-28)
参考文献数
6

近年,学術論文は雑誌などの紙媒体で出版される一方,ネット上で電子媒体として提供されるようになった。文献の収集は,データベースを使えば容易に行うことができる。論文の執筆においては,文献管理ツールの利用が不可欠となってきた。本稿では,文献管理の初心者である著者が,文献管理ツール(RefWorks)を利用し自分なりに活用した事例について報告した。 収集した文献(情報)は,文献管理ツール(RefWorks)を利用することでオリジナルレコードを作成し,かつ効率的に管理できた。また,参考文献リストの出力機能は,研究活動を十分にサポートしてくれた。これらの「収集すること」,「管理すること」,「出力すること」の機能を持ちあわせている文献管理ツール(RefWorks)は,研究の最高のパートナーであった。
著者
宇野 彰男
出版者
日本看護図書館協会
雑誌
看護と情報 (ISSN:13403753)
巻号頁・発行日
vol.17, pp.83-90, 2010

Zasshi Kiji Sakuin is the Japanese Journal Index produced by the National Diet Library. This databaseis accessible from internet freely since 2002. Indexed journals covers all fields. The number of nursing journals indexed are remarkably increased from 1999.
著者
藤崎 郁
出版者
日本看護図書館協会
雑誌
看護と情報 : 看護図書館協議会会誌 (ISSN:13403753)
巻号頁・発行日
vol.14, pp.3-7, 2007-03-20

本稿は,われわれの実践する看護教育を日ごろ影になり日向にたり支えてくださっている図書館司書さんたちに向けて,お礼の意味も込めて書き下ろしたものです。今回から始まるこの講座は,いつも慣れ親しんではいるものの,実はあまり深くは理解できていなかったりする「看護学」の概要について,それぞれの領域を専門とする教員がリレーしながら,司書さんたちのためにコンパクトに解説するシリーズです。今回はその初回ですので,冒頭に「看護とは,看護学とは」という基本的なお話を入れました。本稿では,基礎看護学についての概説を試み,その学習を支援する最大のリソースである学校図書館のあり方について,教員側からの希望を述べさせていただきました。司書のみなさまには,看護学の内容をより深く理解していただき,学生たちのよき導き手となってくださることを祈念します。学生たちのレファレンスの対応や資料のガイドに本稿を少しでも役立てていただければ幸いです。
著者
佐川 輝高 岡田 ルリ子 青木 光子
出版者
日本看護図書館協会
雑誌
看護と情報 : 看護図書館協議会会誌 (ISSN:13403753)
巻号頁・発行日
vol.11, pp.36-41, 2004-03-20

Several approaches to extract keywords from a document submitted by students were done. Two types of documents were used. Summaries of research papers were analyzed as the fixed structure type. Another type was the non-fixed structure type. Non-significant words that had little meaning were discarded after morphological analysis. Remained words were used as extracted terms. Frequencies of terms in the document, associations of terms in the sentence, and weight-degrees of terms in the documents were examined. Chart-ization was tried using these values. Documents of the non-fixed structure type were chart-ized with weight-degrees of terms. All but a few of significant terms were extracted from documents of the fixed structure type, and we could not chart-ize these documents.