著者
岩崎 郁雄
出版者
日本鱗翅学会
雑誌
やどりが (ISSN:0513417X)
巻号頁・発行日
no.220, pp.35-46, 2009-07-15
被引用文献数
2

(1)本種は、2007年から2年連続発生しているが、その分布拡散には違いが見症れた。(2)幼虫から蛹の前期については耐寒性が強いが、蛹後期から羽化にいたる過程で死亡する個体が急増した。(3)2008年春季は、宮崎県内において、極少数の個体が越冬したと見症れるが、それが夏季の発生につながった可能性は極めて低い。
著者
塩田 正寛
出版者
日本鱗翅学会
雑誌
やどりが (ISSN:0513417X)
巻号頁・発行日
vol.2006, no.209, pp.37-47, 2006
参考文献数
95

・暖冬現象は、最寒期間の平均最低気温が、ある値(茨城県日立市では、ほぼO℃)以下にならないことを示した。・暖冬現象は1987年から始まった。・2005年までのデータによって、暖冬現象が始まると、次の5種が茨城県に侵入し2種が定着したことが確認された。種名 状況 侵入年クロコノマチョウ 定着 1993ムラサキツバメ 定着 2000ウスイロコノマチョウ 1990ツマグロヒョウモン 1地点定着1998ナガサキアゲハ 2000(幼虫)2004(成虫)・侵入した5種の分布は、暖地性植物分布境界線以南の地域である。・クロコノマチョウとムラサキツバメは、茨城県の太平洋岸北上回廊を経て、東北地方南部の太平洋岸(福島県浜通り)に侵入した。ムラサキツバメは、2001年に侵入していたことが確認された。
著者
行成 正昭
出版者
日本鱗翅学会
雑誌
やどりが (ISSN:0513417X)
巻号頁・発行日
no.178, pp.42-43, 1998-10-10
参考文献数
2
著者
伊藤 邦昭
出版者
日本鱗翅学会
雑誌
やどりが (ISSN:0513417X)
巻号頁・発行日
no.224, pp.30-31, 2010-03-31