著者
渡辺 康之
出版者
日本鱗翅学会
雑誌
やどりが (ISSN:0513417X)
巻号頁・発行日
no.238, pp.2-7, 2013-09-25
著者
阿江 茂
出版者
日本鱗翅学会
雑誌
やどりが (ISSN:0513417X)
巻号頁・発行日
vol.1982, no.107, pp.41-43, 1982
著者
長岡 久人
出版者
日本鱗翅学会
雑誌
やどりが (ISSN:0513417X)
巻号頁・発行日
no.178, pp.2-18, 1998-10-10
被引用文献数
1

日本のベニヒカゲ(Erebia niphonica)は,本州では標高の高い山岳地帯に生息している一方,北海道では比較的低標高の場所に生息している如く,国内での分布は広い。またその産地もミクロ的視点に立てば,数は限りなく多い。また,各産地毎で若干の斑紋変化があり,斑紋の差等でいろんな亜種名が付けられてもいる。従って,日本のベニヒカゲの産地をことごとく取り上げると,産地の数は,かなりの数にのぼるものと思う。全ての産地を自らの足で廻ることは不可能であろうし,また,日本の全ての産地のベニヒカゲをコレクションしようとしても,これまた,不可能ではなかろうか。ラベル集めという楽しみに入れば迷宮に迷い込んでしまう危険性もある。しかし,ベニヒカゲの世界は,若い女に狂うよりは,大人の「いぶし銀」の世界があるように思う。貴方は若い女を選ぶか,渋い世界で一人人生を楽しむか,どちらを選びますか。さて,以下では,ベニヒカゲについて,最低限コレクションしたり,観察してまわるべき(?)産地を整理してみた。無論,標題も産地も筆者の自己中心的な選定であるので,ピント外れの際はお許し下さい。さて,一生の内,どれ位廻れるでしょうか。深田久弥氏の名著「日本百名山」の山を1年で登破した方がいたが,このベニヒカゲ百名山を,必死で廻れば何年かかるでしょうか。
著者
稲好 豊
出版者
日本鱗翅学会
雑誌
やどりが (ISSN:0513417X)
巻号頁・発行日
no.213, pp.21-25, 2007-06-30

Four species, Neptis sedata Sasaki, 1982, Char axes borneensis praestantius Fruhstorfer, 1914, Charaxes harmodius Felder, C. & R., 1867, and Lethe bhairava (Moore, 1858) and two subspecies, Euthalia eriphylae raya Eliot, 1960 and Elymnias dara darina Fruhstorfer, 1907 are newly recorded from Thailand in addition to the work by Ek-Amnuay (2006). A reliable record of Ypthima persimilis from Thailand is added. Hitherto, Lethe gulnihal has been misidentified as Lethe bhairava (Pinratana, 1988; Ek-Amnuay, 2006) and there has been no reliable record about Euthalia eriphylae raya.
著者
上野 雅史
出版者
日本鱗翅学会
雑誌
やどりが (ISSN:0513417X)
巻号頁・発行日
no.169, pp.25-41, 1997-05-20
参考文献数
16
被引用文献数
4

本来,日本に生息しないとされていたオオモンシロチョウ(Pieris brassicae Linnaeus)が小樽市在住の本間定利氏により,北海道岩内郡共和町上中ノ川(以下,北海道を省略する)において採集されたのは,1996年6月8日のことであった。その後,本種の夏型が余市郡仁木町然別において同年7月19日に(札幌在住の森一弘氏採集),札幌市南区小樽内川で同年7月27日(札幌在住の寒沢正明氏採集)と相次いで採集され,その関連記事が同年7月30日付北海道新聞他に掲載された。私は,本種が高層の気流に乗って飛来してきたと考えた。予備調査として1996年8月2日と3日両日,奥尻島(離島)で調査を行った結果,オオモンシロチョウを採集することができたので,本格的な調査を実施することとした。オオモンシロチョウは,ヨーロッパでは季節的に移動することが知られている。しかし,大陸から東北地方や北海道への飛来は,距離の短いドーバー海峡やアルプス山脈を越える渡りと比べ,はるかに確率の低い困難なことと言わなければならないであろう。17年前に北海道に飛来したチョウセンシロチョウの場合は,残念ながらその飛来の時期やルートについては推論の域を出ずに終わった。しかし,オオモンシロチョウについては,筆者が自ら飛来地域の現地調査を実施するとともに,気象資料の解析を行った結果,飛来した経路等を推定することができたので,その一部を報告する。
著者
岸田 泰則
出版者
日本鱗翅学会
雑誌
やどりが (ISSN:0513417X)
巻号頁・発行日
no.200, pp.2-30, 2004-03-31
著者
小木 広行
出版者
日本鱗翅学会
雑誌
やどりが (ISSN:0513417X)
巻号頁・発行日
no.192, pp.40-41, 2002-03-31
著者
林 久男
出版者
日本鱗翅学会
雑誌
やどりが (ISSN:0513417X)
巻号頁・発行日
no.203, pp.35-36, 2004-12-25