著者
餅川 正雄
出版者
広島経済大学経済学会
雑誌
広島経済大学研究論集 (ISSN:03871444)
巻号頁・発行日
vol.34, no.2, pp.65-84, 2011-09

はじめに 1. いじめの6層構造モデル 2. いじめ首謀者への指導 2.1 いじめ事実の確認 2.2 いじめの動機解明 2.3 苦痛に共感する指導 2.4 いじめの反省と謝罪 2.5 いじめの再発防止 3. 加担者・観衆・援護者への指導 3.1 いじめ加担者に対する指導 3.2 いじめ観衆に対する指導 3.3 いじめ援護者への指導 4. 子どもに対する保護者の指導 4.1 いじめ事実の確認 4.2 子どもの心情理解 4.3 いじめ行為の責任 4.4 いじめ行為の反省と謝罪 4.5 生活の改善指導 5. いじめを見た時の子どもの心理と行動 5.1 いじめを見た時の子どもの心理 5.2 いじめを見た時の子どもの行動 6. いじめ傍観者の心理とその指導 6.1 いじめ傍観者の心理 6.2 いじめ傍観者への指導 6.3 傍観者のいない集団構造 おわりに
著者
Lim Hyunjung 玉岡 賀津雄 Lim Hyunjung Tamaoka Katsuo
出版者
広島経済大学経済学会
雑誌
広島経済大学研究論集 (ISSN:03871444)
巻号頁・発行日
vol.27, no.1, pp.29-44, 2004-06

本研究は,韓国の職場でのコミュニケーションにおける呼称選択にどのような規範意識が働いているか,規範意識の形成に個人の属性,対人関係特性,性格特性がどう関係しているかを調査研究したものである。韓国語の呼称体系では,目上の人を名前だけでは呼びにくく,親族名称や地位・役職名で呼びかけるのが一般的である。 本研究では,上司を「姓・姓名+役職名+nim」 と呼ぶことの適切性が高いが,公式の場で上司を「姓名+ssi (氏)」 と呼ぶことにも決して否定的ではないことがわかった。対人関係および性格特性については,条件によって多様な影響関係がみられた。例えば,目上の人に対して「地位・役職名」や「親族名称」を用いることについては,他者に対して気遣いをする人が適切で、あると判断する傾向がみられた。また,日上に対して公式の場で名前を使用することについては,調和性のない傾向の人が適切であると判断していた。しかし,全体的にみると,本研究で採用した対人関係尺度および性格特性尺度は,重回帰分析で職場での呼称使用の適切牲を決める有意な予測変数であっても,その決定係数(W)の値は低かった。このことは,言語的特徴である呼称使用について,これらの変数があくまで間接的な要因であることを示唆している。
著者
國次 太郎 国次 太郎 Kunitsugu Taro クニツグ タロウ
出版者
広島経済大学経済学会
雑誌
広島経済大学研究論集 (ISSN:03871444)
巻号頁・発行日
vol.31, no.1, pp.1-10, 2008-06-30

広島経済大学経済学会 2007年度第8回研究集会〔2008年1月17日(木)〕報告要旨
著者
松井 一洋
出版者
広島経済大学経済学会
雑誌
広島経済大学研究論集 (ISSN:03871444)
巻号頁・発行日
vol.33, no.4, pp.23-37, 2011-03

1. はじめに~情報社会幻想 2. 情報操作と情報統制 2. 1 情報内容に関する操作 2.2 情報の伝達ないし伝播についての統制 3. 情報による大衆操作の発想~プロパガンダにおける表現レトリック 3. 1 ナンシー・スノーの分析 3.2 イギリスの宣伝制作の前提 3.3 ヒトラー『我が闘争』 3.4 IPAによる7つのプロパガンダ手法 3.5 『対敵宣伝法の原理』~幻の情報戦略書 3.6 『影響力の武器』~なぜ人は動かされるのか 3. 7 広告とプロパガンダ 3.8 広報とプロパガンダ 4. 現代情報社会の情報意識改革への道しるべ 5. おわりに~「孤独な反逆者の神話」より
著者
小山 威倫
出版者
広島経済大学
雑誌
広島経済大学研究論集 (ISSN:03871444)
巻号頁・発行日
vol.5, no.4, pp.53-92, 1983-05

Ⅰ はじめに Ⅱ 経済的利益に対する課税上の問題点 Ⅲ 金銭無償貸借の性格 Ⅳ 認定利息の課税とその限界(1まで前) V 利息認定に係る税制上の問題 Ⅵ 法人税法基本通達9-4-2 Ⅶ おわりに