著者
野沢 正平
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.971, pp.119-122, 1998-12-28

1997年11月に自主廃業に向けて営業休止を発表してから1年あまりが経過しました。この間、残った元社員は粛々と清算業務を進めてきました。おかげさまで今のところ顧客への資産の返還は大きなトラブルもなく進んでいます。私自身も、一時は血圧が上がって体調を崩しましたが、今はすっかり良くなって、職務に励んでいます。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1968, pp.44-48, 2018-11-26

オリィ研究所(東京・港)の吉藤健太朗代表に開発の背景を尋ねると、そんな答えが返ってきた。不登校だった吉藤氏は"変わり者"と見られていた。しかし、周囲と異なる経験がイノベーションを生み出した。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1428, pp.30-32, 2008-02-11

朝8時30分。カリキュラムは参加者全員が大きな声で挨拶する「規律訓練」から始まった。団体行動が苦手なのか、極度の恥ずかしがり屋なのか。中には他人の目をまともに見られない若者も見受けられたが、それも初めのうちだけだ。 現場で使う工具の扱い方、自動車工場で働く者の心構え、塗装業務などの体験学習…。
著者
野崎 勝義 原田 亮介
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1259, pp.48-51, 2004-09-20

問 大阪近鉄バファローズとオリックス・ブルーウェーブに続くパ・リーグの球団統合があるのか、注目された9月8日のオーナー会議で、とりあえず来季はセ・リーグ6球団、パ・リーグ5球団での2リーグ制の下、プロ野球を開催することが固まりました。 答 来季に限っては「セ6、パ5の2リーグ制」でいかざるを得ないでしょう。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1112, pp.52-54, 2001-10-15

中国北部の内海、渤海に突き出す山東半島最大の都市、青島。その中心から高速道路で約1時間、のどかな農村風景が広がる中で大規模な工場の建設が進んでいる。冷凍食品大手、加ト吉が持つ9つの中国生産拠点の1つ、凱加食品(山東省)の第2工場である。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1049, pp.34-37, 2000-07-10

伊豆半島の北西部。駿河湾に浮かぶ無人島に、知る人ぞ知る超高級ホテルがある。1991年に開業した「淡島ホテル」は、クルーザーで島に渡り、チェックインする。部屋はすべてスイート仕様。最も安い部屋でも60m2あり、平日1泊6万円する。家族4人で1週間滞在すれば、最低でも150万円ほどかかる。190m2の「淡島スイート」は国賓級の客だけに開放される。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1935, pp.70-74, 2018-04-02

人手確保が課題のいま、特に企業が不足を訴えるのがIT人材だ。IT系企業に加えてネット企業や事業会社が同じ人材を求め、獲得競争は熾烈を極める。給与以外にも魅力をアピールできるかどうかがカギを握る。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.986, pp.36-39, 1999-04-12

「君は1300人の退職者リストに入っている」。ゼネコン準大手、東急建設の技術系社員、佐藤道夫さん(仮名、47歳)は、上司にこう告げられた。2月に東急建設が全社員を対象に実施した希望退職者募集のための面接でのことだ。佐藤さんは、会社が生き残りをかけて26歳以上を対象に全社員の3分の1にあたる1300人の希望退職者を募ることは知っていた。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1646, pp.28-31, 2012-06-18

「銀行は証券マンを本気で必要としていない。そう改めて痛感しました」。昨年末、それまで働いていた銀行系証券を辞めたA氏(55歳)の背中を押したのは、会社が突然打ち出した希望退職者募集の通知だった。 1997年の山一証券の経営破綻が象徴した90年代の金融システム不安をきっかけに、証券各社は生き残りのため合併を繰り返す歴史をたどってきた。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1152, pp.54-56, 2002-07-29

「金のつぶ食べよー」。ミュージカル調のフレーズとともに女優の宮本信子が納豆を手に登場するテレビCMをご存じの方も多いだろう。食酢のトップメーカーのミツカンが手がける納豆「金のつぶ」シリーズだ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1000, pp.50-54, 1999-07-19

昨年3月中旬、米シリコンバレーに住むインド人起業家、B・K・チャンドラセカーは居間のソファに腰掛け、テレビの画面に釘付けになっていた。有力経済チャンネルのCNBCが「今日、注目のエクソダス・コミュニケーションズが新規株式公開(IPO)でデビューしました。初値は24.75ドルです」と報道すると、妻と抱き合いながら喜んだ。公開価格15ドルをいきなり65%上回ったのだ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1557, pp.34-37, 2010-09-13

「何と10年以上会っていなかった友達とつながっちゃったんです」。東京都内の花屋で働く白井裕子さん(27歳)はこの夏のちょっとした"事件"をうれしそうに語る。 きっかけはお盆休みで帰省した時のこと。SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)「mixi」の機能の1つである「mixi同級生」を知った白井さんは、実に3年ぶりにmixiの画面にネットで接続。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1904, pp.42-46, 2017-08-21

一見すれば、ただのプールだが、侮ることなかれ。水槽の大きさに合わせて、実際に建造したい船の縮小モデルを作り、水面に浮かべて「航行」させれば、大海原で船舶が受ける抵抗などを模擬できる。人工的な波を起こせばより現実に近づく。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1710, pp.8-10, 2013-10-07

10月1日、安倍晋三首相は記者会見で、来年4月から消費税を5%から8%へ引き上げると正式表明した。会見では5兆円規模の経済対策の実施で増税の影響を緩和し、経済再生と財政健全化の同時達成に注力する考えを示した。 「実は、8月下旬に首相官邸からこの秋の…
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1104, pp.32-34, 2001-08-20

米通信機・半導体大手モトローラは7月4日、中国・天津で新鋭半導体工場の開所式を開いた。併せて、中国に対する投資額が累計で34億ドル(約4200億円)の巨額に達したことを発表した。 中国の空を飛ぶジェット旅客機は今約500機。そのうち300機以上を供給してきたのが米ボーイングだ。この両社は、米国企業の中でも中国に深い利害関係を築いた双璧である。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1104, pp.35-37, 2001-08-20

Japan is history, China is it. 長らく日米貿易摩擦案件に携わった後、今は某上院議員の秘書を務める人物がそう言っていた。「日本は終わった。今や中国だね」という意味か。あたかも米国では中国関連本が続々と出ている。玉石混交なのは当然として、玉も石も米国2001年の対中観を体現している。最近出た代表的な3冊を読みながら、米国の論調をあぶり出してみたい。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.870, pp.87-90, 1996-12-16

地価下落で債務超過に陥り,鐘淵化学工業の子会社の傘下に入った。店頭公開後,土地売買に走った積極策が裏目に出た。金融機関の支援を得て再建策を作成,再起を期す。10月30日,当社は経営再建策について株主の方々の同意を得るため,臨時株主総会を開きました。幸い反対意見はごく少数にすぎず,無事,再建策を認めてもらいました。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1155, pp.44-49, 2002-08-26

2001年1月、ジョージ・ステファノポーラス最高技術責任者(CTO、今年6月から常務)は東京駅近くにある三菱化学本社ビルの会議室に十数人を招集した。米マサチューセッツ工科大学(MIT)教授から、同社に招かれて半年。研究開発部門の改革第1弾として全社の開発戦略を練る科学技術戦略室(STO)の設置を決め、その全メンバーに初めて対峙した瞬間だ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1908, pp.82-85, 2017-09-18

欧州で今年注目される国政選挙のトリ、ドイツ連邦議会(下院)選挙が9月24日に迫った。難民問題に端を発した反EUの機運は沈静化。好調な経済を背景に与党が勝利する見込みだ。メルケル首相は選挙後のEU統合深化を見据えるが、足元では安定政権への火…