出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1834, pp.34-43, 2016-03-28

しかし、今度という今度は、小泉氏の言う「農政新時代」が実現する可能性が高い。というより、実現しなければ日本の農業に未来はない。背景にあるのは無論、TPPである。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1431, pp.154-156, 2008-03-03

昨年のJリーグは、浦和レッドダイヤモンズ(浦和レッズ)の躍進に沸いた年だった。リーグ戦こそ終盤に失速したが、日本チームでは初のAFCチャンピオンズリーグを制し、トヨタ・クラブワールドカップでは準決勝に進出。世界の強豪ACミランに真剣勝負を挑み、ファンをその気にさせた。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1433, pp.6-9, 2008-03-17

日本銀行の次期総裁は誰になるのか。衆参ねじれ国会という微妙なパワーバランスの中で、永田町は大きく揺れた。 政府は7日、財務次官OBで日銀副総裁の武藤敏郎氏を総裁に昇格させる人事案を国会に提出。民主党がこの人事案に異を唱え自民党と激しい論戦を繰り広げた。 ただ、この議論どうもおかしい。小泉政権を経済政策面で支えた竹中平蔵・慶応義塾大学教授は言う。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.969, pp.61-64, 1998-12-07

11月8日午後9時40分ごろ、関東地方を中心に、震度3〜4程度のやや強い地震があった。ドキッとした人も多いと思うが、東京大学の壁谷澤寿海教授は、地震が来るのを予知していたように落ち着いていた。「地震で喜ぶなんて感心されたものではないが、強い揺れでも壊れない住宅を検証したかったものですから」。壁谷澤教授は、同大学の地震研究所で耐震工学を研究している。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1462, pp.40-44, 2008-10-20

10月1日、東京ディズニーランドへの玄関口、JR京葉線・舞浜駅。日中は「ミッキーマウス」目当ての家族連れでごった返す駅からの人の流れに、ちょっとした異変が起きた。 夕方過ぎ、駅周辺に目立ち始めるOLやサラリーマン風の30代、40代とおぼしき男女。おのおの連れ立って向かうのは、東京ディズニーランドに隣接するサーカステントの形をした巨大な建造物だ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1592, pp.76-79, 2011-05-23

液状化は、地下水位の高い砂地盤が振動によって流動しやすくなる現象だ。埋め立て地のほか、河川や水田の跡地といった地下水位の高い場所で、大地震の際に生じやすい。 JR京葉線沿線を中心に液状化による大打撃を受けた千葉県浦安市も、そうした条件に当てはまる。東京湾岸に位置する浦安市は、総面積のうち約4分の3に当たる約13km2を埋め立て地が占める。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1342, pp.58-60, 2006-05-22

ゴールデンウイーク最終日の5月7日。JR京葉線南船橋駅は午前中から多くの乗降客でごった返していた。 若いカップルと子供連れが目立つ客のほとんどは、改札口を抜けると駅前の大型店に向かう。「IKEA船橋」。スウェーデンに本拠を置く世界最大の家具小売りチェーン、イケアが4月24日にオープンさせた日本1号店だ。
著者
丸谷 智保
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1754, pp.82-85, 2014-08-25

カツ丼を1つずつ鍋で作るなど、弁当や総菜を店内で調理する「ホットシェフ」*7というサービスにも一貫して力を入れてきました。北海道では鉄道の駅の減少やドライブインの発達に伴い、地域の食堂が姿を消しています。その地域の食堂に代わる存在に店舗を進…
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1350, pp.32-35, 2006-07-17

2005年4月。雪解けまだ間もない北海道・新千歳空港に、ある外資系食品メーカーを率いる外国人が降り立った。クルマを飛ばして向かった先は、生活協同組合コープさっぽろの本部。応対したコープ幹部に、興奮を隠せない青い目のトップは何度も尋ねた。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.855, pp.130-133, 1996-09-02

フーテンの寅として慕われた俳優,渥美清さんが亡くなった。「男はつらいよ」を製作・配給してきた松竹には大きな痛手だ。だが過去の例をみると,年内は逆に大きな経済効果を得られそうだ。課題は寅さんの「味」を受け継ぐ新作の開発。それが寅さんの資産価値の維持にもつながる。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1245, pp.27-29, 2004-06-07

(編集委員 水野 博泰、宮東 治彦、外薗 祐理子、ニューヨーク支局=山崎 良兵) 「明日は我が身か」。1人の技術者が会社に翻した反旗の連鎖が、日本の経営者たちを震え上がらせた。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1546, pp.32-37, 2010-06-21

4月3日の朝、桜の名所として賑わう東京・千鳥ケ淵。前日に上海からやってきた男女8人のグループが添乗員に引率され、桜を見上げながら歩いていた。ちょうど満開の時期と重なり、思わず感嘆の息を漏らす。 もっとも8人は観光だけのために来日したわけではない。早々に花見を切り上げると、2台のワゴン車に分乗して移動を始めた。
著者
加藤 郁之進 野村 裕知
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1092, pp.80-84, 2001-05-21

問 この4月に大規模ゲノム解析センター「ドラゴン・ジェノミクス」を三重県四日市市にオープンしました。まずお聞きしておきたいのですが、施設の名前はなぜドラゴンなんですか。 答 社長が中日ドラゴンズファンなんですかと聞かれて困っているんです(笑)。単純なんです。
著者
碓井 稔 田村 俊一
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1775, pp.70-73, 2015-01-19

問 製造業では「IoT(Internet of Things、モノのインターネット)」を使った、生産革新の動きが進んでいます。第4次産業革命とも呼ばれます。工場は今後、どのように進化していくのでしょうか。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1329, pp.108-111, 2006-02-20

かつて角川映画ブームを作った男は、2001年に麻薬取締法違反などの罪で収監された。だが、獄中でも映画への意欲は衰えず、2年前に出所した直後から「男たちの大和/YAMATO」の制作に乗り出していた。 刑務所に入っていた間に、映画界はすっかりテレビ局主導の作品で埋め尽くされてしまった。「ローレライ」もフジテレビジョンが制作している。 テレビ局に負けるはずがない——。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.927, pp.63-65, 1998-02-09

1996年夏に米国で開かれたアトランタ夏季五輪——。コカ・コーラやイーストマン・コダックなど協賛企業の販促活動が目をひくなか、国際オリンピック委員会(IOC)と長期契約を結んだ米IBMも、約8000万ドルの巨費を投じて最先端の情報システムを構築して話題を呼んだ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1662, pp.52-67, 2012-10-15

国家間の緊張が、企業に試練を与えている。尖閣諸島の国有化に端を発した日中関係の悪化で、巨大市場・中国の多くの消費者が「日本製」を避けている。互いに譲歩が難しい「領土」を巡る問題だけに、解決は簡単ではない。 しかし、「ハローキティ」ならどうだろう。サンリオの店舗は、中国で反日デモが頻発しても被害はなかった。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1648, pp.40-45, 2012-07-02

ピンク、オレンジ、赤。色鮮やかな飛行機が、今年から日本の空を舞う。LCC(格安航空会社)3社が、いよいよ国内での運航を始める。 ピンクは既に就航を始めた、全日本空輸(ANA)と香港の投資会社が出資するピーチ・アビエーション。オレンジは日本航空(JAL)と豪カンタスグループが組んだジェットスター・ジャパン。7月3日から就航する。
著者
青木 幹雄
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1212, pp.6-9, 2003-10-13

衆議院の解散、総選挙で小泉純一郎首相の政策が改めて国民に信を問われる。9月の自民党総裁選で、派閥崩壊、独自の人事を印象づけた小泉第2次改造内閣。日本の政治が大きく転換する中で、その政策はどうなるか——。 第2次小泉内閣が成立する過程で、青木幹雄自民党参院幹事長がキーマンとして急浮上した。総裁選では自ら小泉首相の推薦人となり、小泉再選の流れを決定づけた。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1593, pp.66-70, 2011-05-30

5月4日、JR大阪駅周辺が大規模再開発で「大阪ステーションシティ」として生まれ変わった。オープンから3日間の来客数は140万人に達し、「大阪万博以来」と言われるほどの人出となった。ステーションシティはJR大阪駅の線路をまたぐような巨大な構造物だ。その南北には百貨店の双璧「JR大阪三越伊勢丹」と「大丸梅田店」がにらみ合うように対峙している。