著者
鈴木 弘治 山川 龍雄
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1692, pp.96-99, 2013-05-27

答 前回の消費増税時のデータを念頭に置いた最悪のシナリオです。増税分を値上げで転嫁できないという前提で考えました。こうした事態も想定しつつ、リスクを回避することが目的です。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.845, pp.71-74, 1996-06-17

使わなくなった家具の買い手探しから恋人募集まで「個人の広告」を載せる情報誌が発行部数を伸ばしている。全国にフランチャイズ展開するベンチャー企業も現れた。運送業,化粧品会社など,様々な業種の企業が,現在のビジネスに活用しようと個人広告誌の発行を手がけ始めている。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1385, pp.42-45, 2007-04-02

東京・汐留のソフトバンク本社25階の社員食堂には、昼時になると従業員が続々と集まってくる。首にかけた社員証の紐が黄色か黒なら正社員、それ以外の色は派遣社員やパート。足早に社食に向かう人の波は、黄色と黒が圧倒的に多い。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1704, pp.106-109, 2013-08-26

ソフトバンクが5月に開催した新商品発表会で、孫正義社長は重要な発言をした。米アップルからスマホ「iPhone(アイフォーン)」の日本における独占販売権をいち早く得て、スマホ市場を作った孫社長自らが、スマホの壁に言及したのだ。 NTTドコモやKDDIもスマホ…
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1068, pp.30-35, 2000-11-27

世界35カ国に営業、研究開発拠点を展開している中国を代表する情報技術(IT)企業。そう聞いて通信機器メーカー、華為技術(広東省深マ市)のオフィスを訪ねた。そこに現れたのは、まだスーツ姿にも初々しさが感じられる青年だった。 若いはずだ。聞けば、通信機器の販売を統括するこの胡勇・執行副総裁は27歳だという。大学を出て華為に入社したのは1996年。
著者
辻 庸介 東 昌樹
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1949, pp.64-67, 2018-07-09

家計簿アプリや法人向けサービスを展開するフィンテックベンチャーのパイオニア。リスクなきところにイノベーションは生まれないと、失敗を乗り越え現在の会社を立ち上げた。日本発のフィンテック企業として世界展開も視野に入れる。
著者
小長 啓一
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1044, pp.113-116, 2000-06-05

2月27日、サウジアラビアとの石油採掘権の更新交渉が暗礁に乗り上げ、権益を失う結果となってしまいました。創業者である山下太郎氏(故人)がサウジ政府とのパイプを作ったのがおよそ40年前。石油など資源の少ない日本において、サウジでの採掘権を手にしていることは、大変重要な意味がありました。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1910, pp.26-29, 2017-10-02

ガレージから生まれたネット書店は、ITの巨人たちをしのぐ巨大帝国に変貌した。株価1桁の窮地から15年、あらゆる事業に乗り出し巨大化する姿に、ライバルは戦慄が走る。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1878, pp.56-59, 2017-02-13

その典型が航空機事業。2012年にLCC(格安航空会社)のジェットスター・ジャパンへ出資したのを皮切りに、同年に米国の航空機部品会社、GAテレシスを持ち分法適用会社に組み入れるなど、次々と投資を実行している。 2014年には米金融グループCITと航空機リース…
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1957, pp.30-33, 2018-09-10

中国・瀋陽にある七宝山飯店は、北朝鮮資本のホテルである。PART1に登場した元英国諜報員のケネス・マレン氏は、「上層階の6フロアは外から見えないように、窓が全て黒く塗りつぶされている。北朝鮮サイバー部隊の活動拠点だ」という。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1630, pp.32-35, 2012-02-27

「今の日本人はモノに困っていない。高額商品ほど慌てて買う必要がないから、百貨店などでは吸収合併や事業撤退が避けられないだろう」――。 百貨店からスーパー、コンビニエンスストアまでを束ね、国内最強の流通グループとなったセブン&アイ・ホールディングス。鈴木敏文会長は消費税10%時代になれば、流通業界は再び、大再編に突入すると予測する。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1300, pp.116-118, 2005-07-18

パキスタン大統領のパルヴェーズ・ムシャラフ、米財務長官のジョン・スノー、フィリピン大統領のグロリア・マカパガル・アロヨ、それに日本の首相、小泉純一郎。 アジア開発銀行(ADB)総裁の黒田東彦は、総裁就任からわずか3カ月半でこれらの要人たちに会った。中国の国家主席、胡錦濤に至っては今年4月、わざわざ黒田を訪ねてきた。
著者
石田 義雄
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1228, pp.121-124, 2004-02-09

成功体験を積み重ねていくうちに油断が生じ、取り返しのつかない大きな失敗を犯してしまう——。 この教訓は、あらゆる企業活動に該当します。企業もしょせん人間が動かしているものですから、その活動からミスを完全に取り除くことは不可能です。だからこそ企業経営では、ミスが起きた場合に影響を最小限に抑える行動や、ミスを繰り返さない対策の必要性が叫ばれているのです。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1460, pp.6-9, 2008-10-06

米国の下院で、公的資金を投じて不良資産を買い取る金融安定化法案が否決された翌9月30日。前日のニューヨーク株式市場でダウ工業株30種平均が史上最大の777ドルの下げを記録したのを目の当たりにして、日本の株式市場関係者はこううめいた。 リーマン・ブラザーズの破綻をきっかけに金融危機の連鎖が加速してからわずか2週間。米政府は公的資金を使った対策を議会に提出した。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1486, pp.58-62, 2009-04-13

世界に知られるイタリアの服飾ブランドは数多い。日本から現地の本店や工場に出向く買い物ツアーも豊富にある。そんなイタリアのファッション界で新しい波が起きている。 600ものブランドを扱うインターネットの通販サイトが急成長しているのだ。サイト名は「YOOX.com」(ユークスドットコム)。年間170万の商品を世界53カ国に向け販売している。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1110, pp.6-8, 2001-10-01

9月11日に発生した米国での同時多発テロ事件は世界経済の状況を一変させた。17日に再開されたニューヨーク株式市場ではダウ工業株30種平均が取引中断前の9605ドルから1000ドルを超える大幅下落を記録。日本でも景気後退懸念に拍車をかける格好となり、日経平均株価は1万円を下回る水準で推移している。
著者
佐々 淳行
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1046, pp.80-84, 2000-06-19

問 最近、警察を巡る不祥事が頻発しています。官僚不祥事には国民も慣れっこですが、さすがに警察もとなると、非常に危機を感じます。しかも、従来になかった型の犯罪が多い。 答 まさに「ブルータスよ、お前もか」ですよ。実はある尊敬する大蔵OBから先日、電話がかかってきました。怒られるかと思ったらそうじゃない。「警察がだめになったら国民の命に関わる。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1142, pp.56-58, 2002-05-20

3月16日午前。土曜日にもかかわらず、都内のホテルに米証券最大手メリルリンチの日本法人、メリルリンチ日本証券の個人顧客部門の社員約500人が集まった。その前日、同社は全国28支店のうち、20支店を閉鎖して営業担当者など1200人を解雇。ホテルに集まったのは、同社に残った社員たちだった。
著者
蓬田 宏樹
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1620, pp.48-53, 2011-12-12

世界に通用する日本製スマートフォンは今のところ存在しない。だが、内部に組み込まれている部品などを手がける日本メーカーは、世界市場で高いシェアを確保するなど、強みを発揮している。 日本メーカーの部品がスマホにどの程度使われているかを調べるため、日経エレクトロニクスは米アップルの新型スマホ「iPhone 4S」を分解した。
著者
佐藤 正明
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.967, pp.78-81, 1998-11-23

国内のベータマックス陣営とVHS陣営の覇権争いは、米国へ飛び火した。米最大のテレビメーカー、ゼニスをソニーがベータマックス陣営に引き入れると、松下電器はゼニスと並ぶメーカーであるRCAをVHS陣営に引き込むことに成功した。一方、欧州市場の開拓はまず、ビクターのビデオ事業部長、高野鎭雄が指揮した作戦が功を奏する。