7 0 0 0 IR 731部隊と金沢

著者
古畑 徹
出版者
金沢大学大学教育開放センター
巻号頁・発行日
2006-12-16

731部隊は、旧日本陸軍の細菌戦部隊である。細菌兵器の開発に当たって人体実験を行い、その事実は森村誠一のベストセラー『悪魔の飽食』などで有名になった。731部隊は「満州国」のハルピン郊外にあったが、なぜか不思議なほど金沢と縁があり、この部隊の歴史の節目に何度も金沢の地が登場する。そもそも731部隊の生みの親で、実際に部隊を率いた石井四郎は、若い頃金沢で学生生活を送っていた。最近、金沢大学の50年史編纂の過程で、石井四郎が金沢で「日本文化講義」という特別授業を担当した事実が明らかとなった。今回のミニ講演では、石井による「日本文化講義」実現の過程を追うことを通して、731部隊と金沢の不思議な縁が何に由来するかを考えてみたい。
著者
田村 光彰
出版者
金沢大学大学教育開放センター
雑誌
大学教育開放センター紀要 (ISSN:03897516)
巻号頁・発行日
vol.第17号, pp.53-62, 1997-08-15

北陸大学法学部・助教授

2 0 0 0 OA 五箇山の塩硝

著者
板垣 英治
出版者
金沢大学大学教育開放センター
雑誌
大学教育開放センター紀要 (ISSN:03897516)
巻号頁・発行日
vol.第18号, pp.31-42, 1998-10-30

理学部・教授
著者
松下 良平
出版者
金沢大学大学教育開放センター
雑誌
金沢大学サテライト・プラザ ミニ講演記録
巻号頁・発行日
2007-01-20

青少年の規範意識の低下から少年犯罪の凶悪化まで、子ども・若者たちの道徳をめぐる問題が近年しきりに話題にされています。しかし、そこでいわれる規範意識の低下や犯罪の凶悪化はほんとうなのでしょうか。むしろわれわれはあまりにも問題を表面的にとらえていないでしょうか。 子ども・若者たちの逸脱や犯罪の事実を安易に一般化することをやめ、かわりにそれらの事実の背後にあるもの――大人たちの逸脱や犯罪を見る目の変容や、子ども・若者たちの人間関係などの変容や、人びとの道徳のとらえ方の変化――に目を向けてみましょう。すると、事態の複雑にして意外な様相があらわになってきます。性急に「心の教育」や規範教育の強化を叫ぶ前に、ここでは事態の真相をじっくりと見きわめてみようと思います。
著者
谷内 通
出版者
金沢大学大学教育開放センター
雑誌
大学教育開放センター紀要 (ISSN:03897516)
巻号頁・発行日
vol.第24号, pp.19-30, 2004-12-24

文学部・講師
著者
柴田 正良
出版者
金沢大学大学教育開放センター
雑誌
金沢大学サテライト・プラザ「ミニ講演」講演録集
巻号頁・発行日
vol.13, 2002-02-02

年月日:2002年2月2日(土)午後2時~3時30分 会 場:金沢市西町教育研修館
著者
梁井 宏
出版者
金沢大学大学教育開放センター
雑誌
大学教育開放センター紀要 (ISSN:03897516)
巻号頁・発行日
vol.第20号, pp.33-48, 2000-12-28

㈱福光屋・常務取締役
著者
川島 和代
出版者
金沢大学大学教育開放センター
雑誌
金沢大学サテライト・プラザ「ミニ講演」講演録集
巻号頁・発行日
vol.12, 2000-09-16

年月日:2000年9月16日(土)午後2時~3時,場所:石川県立社会教育センター
著者
三上 純子
出版者
金沢大学大学教育開放センター
雑誌
大学教育開放センター紀要 (ISSN:03897516)
巻号頁・発行日
no.23, pp.11-22, 2003-12-25

外国語教育研究センター・教授
著者
志村 恵
出版者
金沢大学大学教育開放センター
雑誌
金沢大学サテライト・プラザ「ミニ講演」講演録
巻号頁・発行日
vol.5, no.1, 2004-04-10

年月日:2004年4月10日(土) 午後2時~3時30分, 場所:金沢大学サテライト・プラザ
著者
平瀬 直樹
出版者
金沢大学大学教育開放センター
雑誌
金沢大学サテライトプラザミニ講演記録
巻号頁・発行日
vol.8, no.8, 2007-12-15

史跡や絵巻物の画像、復元図をもとに、中世(平安後期~戦国期)の諸国に展開した、現代人にとって異文化な場を訪ねます。正式な僧は何がゆえに権力を持っていたのでしょうか?ヒジリ(念仏聖と山伏)や陰陽師などは何をもって庶民に接していたのでしょうか?農民や商人は、何を期待して寺社に奉仕する神人になったのでしょうか?禅宗や一向一揆も同じような社会的土壌から成長するものと思われます。これら宗教者が集う聖地が、政治や流通の拠点でもあったことが見えてくるでしょう。
著者
渡辺 良成
出版者
金沢大学大学教育開放センター
巻号頁・発行日
2006-04-15

2003年4月にヒトゲノム解読終了宣言が行なわれ、その情報をもとにして、ゲノム創薬という形での創薬活動が世界中の製薬企業およびバイオテクベンチャー企業において活発に行なわれています。また、抗体医薬の研究開発にもゲノム情報の成果を活用する時代になりました。本講演では、ゲノム創薬と抗体医薬の世界について、演者が現職につく以前に在籍した国内外の製薬企業創薬部門での経験とエピソードをまじえ、わかりやすくお話したいと思います。
著者
谷内 通 Taniuchi Tohru
出版者
金沢大学大学教育開放センター
巻号頁・発行日
2007-02-17

心理学では、人間の行動を修正するための技法の開発を目的として、または、ヒトという動物の心の特徴を明らかにするための比較の対象として、動物の学習や知的能力について研究してきました。このミニ講演では、(1)動物に新しい行動を学習させるための技法が、いかに人間行動の理解に利用されているのかについて解説するとともに、(2)記憶力などの動物の知的能力を調べた研究について紹介し、我々ヒトという動物の認識の世界の特徴について考えたいと思います。演者は主にネズミを対象とした研究を行ってきましたが、近年手がけているブタやサカナ、または他の研究者が対象としているサルやトリの研究成果も含めて、この分野の入門編としてわかりやすく解説したいと思います。