著者
市川 浩 梶 雅範 小林 俊哉 小林 俊哉
出版者
広島大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2010

「科学アカデミー」の実践機関としての,現代にいたるまでの存続は,ロシア・ソヴィエト科学発展のもっとも特徴的な枠組みのひとつとなっている.本研究において,われわれは科学アカデミーを存続させた歴史的諸要因の解明につとめた.最近,さまざまな文書館で公開された,かつての機密資料の研究のおかげで,科学史の分野においても,伝統的なロシア/ソヴィエト社会にたいする伝統的な全体主義モデルはより多元主義的な見方に取って代わられつつある.3年間の活発な研究活動を通じてえられた研究成果は,さまざまな歴史的瞬間において権力に対抗してしめされた科学者のイニシァティヴや主体性を確認するものとなり,結果として,上述した,われわれが現在目撃しているロシア/ソヴィエト科学史研究における重要な変化を補強するものとなっている.

言及状況

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『科学の参謀本部』という斬新なタイトルは、もとになっている科研の課題名をそのまま踏襲している。書名ならわかるけど、科研の課題名でこれはカッコ良すぎる。シビレます。https://t.co/rwNm8fekNx https://t.co/STXrbBVO7B
@NakataRena 実はリンクを張ったKAKENのページに、論集PDFが。多分、今回の本の収録分すべてではないとは思いますが、一部は見られます。  https://t.co/MdNKVTSadu
元になったのはこちら。  KAKEN - "科学の参謀本部"-ロシア/ソ連邦/ロシア科学アカデミーの総合的研究-(22300303) - 2012年度研究成果報告書 https://t.co/MdNKVTSadu
科研費研究成果中間報告である「"科学の参謀本部":ロシア/ソ連邦/ロシア科学アカデミーの総合的研究」(2012年)を執筆者の一人である金山さんからもらった。https://t.co/KVWNCtXM

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