著者
澤田 英夫 岡野 賢二 藪 司郎 加藤 昌彦
出版者
東京外国語大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2010-04-01

ビルマ語はチベット=ビルマ語派ビルマ語群に属する東南アジアの主要言語の一つで、12世紀にまで遡る大量の文字資料を持つ。本研究では、ビルマ語および隣接諸言語の碑文テキストを外注入力し、写真撮影調査で得られた碑文画像も参照しつつ電子コーパス化した。この碑文コーパスに基づき、ビルマ語の音韻・文法およびビルマ文字の体系の通時的研究を行った。また碑文コーパスとフィールド調査で得られた言語データに基づき、ビルマ語・ビルマ文字と周辺少数民族言語・文字の間の相互影響の研究、ならびに、ビルマ語群マル下位語群の祖語の再構に向けての研究を行った。現在、碑文コーパスのオンライン公開の準備に向けた作業を行っている。

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[memo] http://kaken.nii.ac.jp/ja/p/22320077 碑文コーパスによるビルマ語および周辺少数民族言語の通時的研究

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