著者
岸本 直文
出版者
大阪市立大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2010

古墳時代の王権構造が、神聖王と執政王という二つの王位が並び立つ体制であったとする仮説を、倭国王墓の 2 系列の存在や、各地の地域首長墓のあり方から、十分な蓋然性をもつことを明らかにしえた。

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また箸墓が倭迹迹日百襲姫命(卑弥呼)に 比定できるという論文もあり 祭祀王・統治王(権能の異なる2王政) ヒメヒコ制を論ずる研究論文を紹介する 「古墳時代における2王並立の考古学的研究」 大阪市立大学・大学院文化研究科 岸本直文 https://t.co/YC4jDmVWA5
再掲載だが、この岸本氏の論文も気になる。桜井茶臼山やメスリ山も相似古墳がある、とする。 ただ、この岸本氏の考え方は、記紀にある各天皇の陵に関する記述をことごとく無視しているように思う。 https://t.co/00sZB2LR2W
こっちが新しい岸本直文氏の論文。2系統の王統があったとする内容。 https://t.co/00sZB2LR2W
岸本直文(考古学者)「330mの巨大前方後円墳でありながら未完成と考えられる河内大塚山古墳が、安閑未完陵であり、安閑殺害の政変を想定できることを論じた」 https://t.co/bTsCYvwjrn
土木工学的な観点からの古墳の分析が記されていそうな論文・レポートにいろいろとあたっていたら、倭国の王権は「政祭分権王制」説が出てきて、ちょっとおもしろかった。アフリカのある部族の権力構造と類似するという説 (レヴィ=ストロース) はただしいのかもしれない。 https://t.co/2a7PiYSmCP
@nashsauer1 面白い別説では聖俗二重王権説ってのもあります 世俗的な王と法王のような王がそれぞれ存在して、地域に分かれて葬られたと言う説 https://t.co/7AnPg2Tjf0
あ、これね。白鳥陵古墳=清寧陵説の出典論文。 厳密にはダイジェストだけど。https://t.co/RwBcnqsUmZ https://t.co/ZJnnhqcz3m

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