Kim, Yi-Chul (@kimarx)

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生駒の板碑があるお寺をめぐってみると、融通念佛宗がおおかったので、帰宅してからいろいろと調べているうちに、この論文を読んだ。 https://t.co/ag53N5UxR0 「葬式仏教」のルーツは、戦国時代の民衆の要望によるものという研究があることをそこで知った。その研究書は高価だが一度読んでみたい。
うつろう自然が偶然に見せる「可視的物体」の美は形而上の秩序である「知性的幾何学」よりも劣るが、しかしそれはそれで美しいものだ。このふたつの美の魅力は同一の水準で語れるものではない。アウグスティヌスを参照してフランチェスカを称えるデル・ブラーヴォ。 [pdf] https://t.co/5BSL8x9Pqy
イギリスの政体が自由主義へと適合した後、十九世紀末、社会主義思想の勢いが復活した時代についての文章。この時代の歴史を知らないとイギリスの社会主義にとっての「国有化」の位置付けがわからなくなる。 『イギリス社会主義の形成』(河合秀和) [pdf] https://t.co/GplNzHHkfi
この論文の第三部になると、オリンピックと疫病についての話が出てきて、他人事に思えなくなってくる。 『健康概念の起源について : 古代ギリシャ世界における身体と生命 Ⅲ. 祭典の思想と生存の意志』 https://t.co/a6j0AY0L9z
経歴からして元は医学史を得意とする医学研究者なのだろうか?ここ二、三ヶ月中オンラインで読んだ論文では一番おもしろかった。 『健康概念の起源について : 古代ギリシャ世界における身体と生命 : I. イオニアの精神と哲学の発見』 https://t.co/tTVQEykVQ1
『古典ギリシア語文法』。この水準の教科書が無料でダウンロードできるというのは、すごいことだな。原書がキリスト教の聖書教育の一環で出たものらしく、それで無料での公開なのかな? https://t.co/pY15YLSvzs
土木工学的な観点からの古墳の分析が記されていそうな論文・レポートにいろいろとあたっていたら、倭国の王権は「政祭分権王制」説が出てきて、ちょっとおもしろかった。アフリカのある部族の権力構造と類似するという説 (レヴィ=ストロース) はただしいのかもしれない。 https://t.co/2a7PiYSmCP
『1930 年前後における経済小説の萌芽 ― プロレタリア文学派と新興芸術派との接近 ―』 経済小説の誕生をヒルファディングやレーニンの帝国主義論流行が文学にあたえた衝撃の余波のひとつと見るおもしろい論文。 https://t.co/RwgnFXv1Hb
”「Aという主張に対する任意の証明が与えられた時,… 」という表現には(Aに対する)証明全体を領域とする全称 量化が隠されている。よって正しい主張を与えるための証明概念の説明をするときに,既にそのような証明概 念 が分かっているものと前提している” https://t.co/klDEmsiQec [pdf]
"置塩にとっては、資本主義から社会主義への移行は決してあらかじめ保証されたものではなく、人々がそのための行動をとらねば、人類社会が「停滞・腐敗するか死滅する」こともありうる" https://t.co/uN8ohboM3G
つけくわえると、中国の王朝末期におこる宦官の権力増大とそれにともなう政治腐敗の進行を記述する方法はゲーム理論にあって、これも参考にすればよいかと思われる。(pdf) https://t.co/pi85bZpNdq
いわゆる「災害のユートピア」を公共財ゲームの理論で分析した論文。 損失は協力行動を促進するか:カタストロフゲームによる実験的アプローチ https://t.co/zzc8tTyTZZ
https://t.co/3N4CoANhuP 現代の哲学は言語論転回の枠内にあるが、イタリア哲学はちがうというような冒頭で、「あれ、ヴィーコは?」と思ったけれど、言語の問題を政治や詩学など別の領域から考えるのだというところで、「そういう話か」と納得した。大した論文ではないが。
"ヴィリエはブルターニュにいた頃、孤独のなかで自然を見つめ、修道院に こもってヘーゲルやトーマス・アクイナスの著作に親しんでいた" 『〈空位時代〉の王、ヴィリエ・ド・リラダン--マラルメの描くその移動と転位について』 http://t.co/jkNyaLIQk1
@suga94491396 ちょうどスガさんの著作からの引用を含む彼の論文を読んでいたところです。 言文一致の〈残りのもの〉 -山田孝雄の「存在詞」と谷崎潤一郎「のである口調」- http://t.co/NZqZGeDkuJ
『廣松渉の革命主体論 : 物象化論への途』 渡辺 恭彦 http://t.co/jaP9Sf2EUJ 廣松渡 vs. 黒田寛一
http://t.co/jiKfyC0bXx "「神の現存在の論証」では,神の存在の認識には「良識」による認識で十分であること、また形而上学的認識への非依存性が確認された"
久米暁 「<特別寄稿>フレーゲ・ギーチ問題の射程」 http://t.co/bWhgQAqXeY 37頁において久米が触れているウィトゲンシュタインの数学論は、超感性的なイデアを仮構せず、数学を前言語的領野、言語外の出来事、を想定しない記号操作として把握するものとされている。
久米暁 「ヒューム哲学における道徳言明と動機内在主義」 http://t.co/t8LGIgp9TV 久米暁はこの時点ではエアーやスティーヴンスンの情動主義を基礎としているけれど、現在ではヒューム哲学を表出主義、情動主義を言語哲学の観点から批判的に継承したもの、として把握している
Kyoto University Research Information Repository: 一七世紀科学革命と音楽--一デカルト研究者の視点から http://t.co/eAusGciloZ ここ最近数論とコード弾きの練習をしており、数学=器官説を考え始めた。
"『アエネーイス』におけるマルケ ッルス追悼の詩句について" http://t.co/lnkEcaP3Hq くびき語法などを使い、述部を修飾する部分をカタログ的に列挙していくウェルギリウスが愛用する(、そしてキケローも熟達していた、)修辞について考えるにあたって参考となる。
http://t.co/VQsvKEGY4U ウィリアムズの「全一性」概念の概観をざっと見るにはこの論文は好適だろう。プロフェッショナル向けの議論であるため英国の倫理学や法哲学をまったく知らないひとには難しいだろうけれども。
"バルザックにおける「時の経過」" 岩村和身 http://t.co/sg1E4uElnb
柴田,健志 『G. ギヨームの冠詞論 : フランス語の冠詞に関するギヨー ム理論の展開とその哲学的意味について』 http://t.co/lFPV59j2ma のちに議論の補助線にするかもしれない、プラトンのイデーのようなものをベルクソンの観点から解釈することで、抽出したモデル。
@karl_gotch_bb 伊藤邦武によるヒュームの probability の説明です。原因と結果との対称性を否定しつつ、いかにひとは因果論を抱くのか、という分析から、probability をヒュームは提示します。 http://t.co/VF8sLrp6nQ (pdf)
長井英子 『「夢幻能」に現れる時間』 http://t.co/7t7ewTQfpt

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ただ小飼氏のコメントにも指摘させて頂くならば、それは冷戦以降どころか冷戦初期から始まっており、早くも1950年代くらいからどんどんそうなっていったというのがこの分野の一般的理解かと。詳しくは例えばこちら: https://t.co/TKYBUfQebj
伏見稲荷大社裏手の稲荷山にはたくさんのお塚があり、自分だけの守り神がいる。自分に都合のいい神様を自分勝手につくる。フェティシズムと称する。神名もてんでに決める。そのネタで小論文を書きました。ご覧ください。「伏見稲荷大社の〔お塚信仰〕に垣間見える原初性」 https://t.co/TsYnuHv4kd https://t.co/O64V03RkN8
友人と訳したヘルマン・コーヘン「微分法の原理とその歴史』が京都大学社会思想史研究会『思想のプリズム』(2)にて公開されました。J-stage上で閲覧可能です。良ければご笑覧ください。 https://t.co/qhIeAmgMcj
「スピノザ無限数属性論の背後(スピノザにおける観念とコナトゥス・そのVI)」、ようやくオンラインで読めるようになりました! https://t.co/w5SuMpcy7H 「シリーズ完結編」であると共に、前から触れ回っていた「スピノザ無限数属性論の完全に納得できる整合的な解釈」がここで読めます!!!
先月まで汗かき完成させた論考を、本日公開した。「バロックという社会思想―ヴァザーリから説きおこす―」、『NPO法人頸城野郷⼟資料室学術研究部研究紀要』、Vol.7/No.07 2022.08.11. https://t.co/LRtqNDoQuH https://t.co/vidfFrhlMj
ドイツ語と英語が合成された学術用語 “Eigenvalue” に関する数理的考察 https://t.co/BH6FrghDIW 昔は proper value などと呼ばれていたらしく,Eddington やら Dirac やらが使い始めて定着したらしい
露における主権概念については、小泉悠『「帝国」ロシアの地政学』(2019年)で存分に語られていますが、ダウンロード可能なものとしてはこちら。 https://t.co/xmN8GEULtn
「戦前生まれの女性の暮らし」いや~ちょっとこのレポートすごいからみんな読んでほしい。2002年頃に女子学生により行われた明治~昭和初期生まれの女性の戦前の暮らしについての聞き取り調査。写真などでは残らない下着や生理について等も聞き取っている。 https://t.co/smQjOM4QbD
マルクスは『資本論』で「商品の物神的性格」を語っているが、その物神は生産物に外から付着する、と説明される。その考えは唯物論でなくいわばアニミズムなのだ。その急所を以下のエッセーで論じてみた。「マルクスにおける〔物神(フェティシュ)=商品〕と労働ガラート」https://t.co/FS6s0qQxRu
アメリカ史/アメリカ研究で修論・卒論を書いている学生さんたちは、デジタル化された史料がたくさん使えますので『立教アメリカン・スタディーズ』40号の「アメリカ史研究におけるデジタル情報資源の現在 (<特集>デジタル・ヒューマニティーズとアメリカ研究)」を読んでみて! https://t.co/9lhyOWLHyQ
樺太の研究って、すごい面白いんだよな。 稲作ができない地域で、米食=日本人というナショナリズムがどう影響したのかとかの研究とか。↓ https://t.co/Gjo7ptaQue
カンギレムのHegel en Franceの抄訳が出ていたとは!解題もよい。 カンギレム「 フランスにおけるヘーゲル」〔抄訳〕・一九四七年のヘーゲル〔解題〕丸山真幸訳・解題『津田塾大学紀要』第51 号(2019 年)169–196 頁 https://t.co/gsyPk79rgs
長谷正人「検閲の誕生」がオンラインで公開されていた。映画を最初から最後まで云々の議論をする際の必読論文です。 https://t.co/3Nje9cDCcY
数理論理学者の前原昭二が1961年に「人工頭脳と錬金術」https://t.co/eHK57SqIZ6 なんて論文を書いていて興味深い。ちなみにドレイファスが``Alchemy and Artificial Intelligence''を書いたのは1965年。
鍵 RT TL上で見かけた、岩波新書のC. ギアーツ『二つのイスラーム社会』の翻訳がひどいという話、語訳を指摘した書評に対する訳者の反論+書評者を支持する学会側コメントがのった『民族学研究』を発見。こりゃ訳者の完敗だ…… https://t.co/pTvku6KJRv …
法令は形式言語で記述して欲しいみたいな放談をslackでしてたら、法令工学って名前で実際に研究されてると教えてもらった。ほほー。 https://t.co/y0Hdg5Fdnz https://t.co/BXQx89oTIU
この学会は参加者の発表と質疑応答を収めた学会記録も出版されている。でもフランス語なので僕には読むことができないのが、ものすごく残念だ。日本の大学でも10ぐらいの図書館にあるので、だれか読んでくれないかな。https://t.co/wVpWU4STT1
「トーキーの英語とイギリスの反応―1920年代末のハリウッド映画をめぐって」山口美知代『京都府立大学学術報告人文』(68号 1-17頁 2016年) イギリス人がトーキーでアメリカ英語を聞いたときの反応を中心に書きました。PDF→ https://t.co/deNeHmKAgb
岡田温司研究室の紀要『ディアファネース:芸術と思想』がウェブ公開されました。いままで発行された3号まで。一部、欧文要旨のみ掲載の論文もありますが、ほとんど公開されています。ぜひご覧ください。 https://t.co/WDKFMcFYyx
後で読む/ CiNii 論文 -  超越的か超越論的か : 柄谷行人の交換様式論をめぐって https://t.co/jnwZ0J6Z0V #CiNii
吉村信之2005「貨幣取扱業務の再検討 : 信用と恐慌をめぐって」 http://t.co/F6s1Qo2oOp #CiNii 宇野派信用論の再検討。
楊枝嗣朗2008「貨幣・中央銀行・国家の連関」(<特集>現代の貨幣・信用論争) http://t.co/lWkkO22Ago #CiNii 私は異なる立場。
携帯電話メールによる感情の伝達に顔文字と絵文字が及ぼす影響 http://t.co/Vr9CCtq8ek
CiNii 論文 -  ヘーゲルの所有論とマルクス (海野・小越 両教授退職記念号) http://t.co/ZlRE0NQpM0 #CiNii

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ローマ法の研究者として知られる京大の柴田光蔵名誉教授が「ROMAHOPEDIA(ローマ法便覧)」という大部の書籍を書き、それが京大のレポジトリにてPDFの形で無償公開されています。 http://t.co/nmryl6MkdX

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ローマ法のあの柴田光蔵先生畢生の大作(300万字とのこと)「ROMAHOPEDIA」が,京大レポジトリ「紅」で無料公開されました! http://t.co/nzjUBKukGa #fb
カーマイケルの生涯、グロティウス、プーフェンドルフ、ハチスンらとの影響関係がごく簡単にまとめられている。/田中秀夫「ガーショム・カーマイケルの自然法学」『經濟論叢』181-3, 2008. http://t.co/oA8Jks2yho
飯田隆「ウィトゲンシュタインとゲーテ的伝統」https://t.co/Ql9I7o8nFG 「Übersicht 展望」という概念が――シュペングラー経由で――ゲーテ(の形態学)に由来するというのは面白いな。
CiNii 論文 -  <論説>「通約不可能性」と「合理的批判」 : ウィンチ=マッキンタイア論争再考 http://t.co/33LQqYbQ #CiNii ……こんな論争、存在自体知らなかったぞ。
勉強会だん。本日話題に出た渕野先生の論文はこちら:The Set-theoretic Multiverse as a Mathematical Plenitudinous Platonism Viewpoint http://t.co/oYRpsTNp 数学的真理の可能世界!
これはおもしろそう http://ci.nii.ac.jp/naid/110002950673/ それにしても取り敢えず動くまでって…

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