著者
三浦 麻子 森尾 博昭 折田 明子 田代 光輝
出版者
関西学院大学
雑誌
挑戦的萌芽研究
巻号頁・発行日
2011

オンラインコミュニティでの社会知醸成過程を解明するため,1990年代に多数の利用者を集めた著名なコミュニティ(ニフティサーブ)のアーカイバルデータを分析した.特に心理学フォーラムを分析対象とし,6つの会議室のログをほぼ完全に発掘することに成功した.質量両側面からの分析の結果,利用者の質的差異がコミュニティで醸成される社会知の質に影響していた可能性が示唆された.また,書き込みと応答のコミュニケーションをネットワーク分析によって視覚化したところ,ネットワーク指標に応じてコミュニケーション構造が質的に異なることが示された.フォーラム参加者の名乗りについても探索的に分析した.

言及状況

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こんな研究ありました:「莫高窟」を発掘する-オンラインコミュニティで「社会知」は醸成されたか(折田 明子) http://t.co/aoiiXqVFlD
@kaerusan @ikekenzzz 確かに.プラットフォームを変えてゼロから何かって言うには昔すぎて手掛かりが希薄ですね.実はこんな科研研究をしていまして,莫高窟=ニフティです.心理学フォーラムはほぼ掘り返しました.http://t.co/ShqCpvqgzq
そんなに変?w http://t.co/qV7XWYWo RT @masashikomori: @asarin 最初に採択課題を見たときに「ゴダイゴかよ!」って心の中で突っ込んでました.

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