1 0 0 0 OA 接触冷温感

著者
近田 淳雄
出版者
一般社団法人 日本繊維機械学会
雑誌
繊維機械学会誌 (ISSN:03710580)
巻号頁・発行日
vol.45, no.4, pp.P189-P198, 1992-04-25 (Released:2009-10-27)
参考文献数
22

1 0 0 0 OA 製品紹介

著者
山本 雅晴 永安 直人
出版者
一般社団法人 日本繊維機械学会
雑誌
繊維機械学会誌 (ISSN:03710580)
巻号頁・発行日
vol.41, no.2, pp.P109-P115, 1988-02-25 (Released:2010-02-12)
参考文献数
10
被引用文献数
1
著者
藤本 尊子 丹羽 雅子
出版者
一般社団法人 日本繊維機械学会
雑誌
繊維機械学会誌 (ISSN:03710580)
巻号頁・発行日
vol.42, no.2, pp.T27-T35, 1989
被引用文献数
2 4

目的 防寒用被服材料設計のための基礎資料を提供するために, ウール及びポリエステル (PET) 繊維集合体の有効熱伝導率を標準状態にて, ThermolaboII型 (KES-F7) を応用して測定した.防寒用材料は, 添毛や充填など低密度で利用されているのが特徴なので, 繊維の体積分率10%以下の領域で, 繊維配列 (熱流に対し平行又は直角), 繊維自体の熱伝導率に及ぼす影響を調べる.測定は, 試料の平面重あるいは厚さを一定にする2つの場合について実施した.又, 保温性評価の基礎となる熱コンダクタンスに占める伝導及び輻射伝熱を簡単なモデルを適用して分画する.成果 (1) PET繊維集合体の有効熱伝導率は, 繊維自体の熱伝導性の異方性を反映して, 熱流に繊維が直角に配列した場合著しく高く, 体積分率に比例して増加するが, ウールスライバーでは, 異方性は小さく, 増加も少ない.(2) 厚く, 低密度の集合体では, 輻射による熱輸送が急増する.重量が一定で厚さを変化させた場合は, 体積分率に反比例して熱の輸送率が増える.厚さが一定で体積分率が変化する場合は, 体積分率の減少とともに輻射の寄与は増大するが, その増加はゆるやかである.(3) 構成繊維が太いほど, 繊維集合体の有効熱伝導率は高い.これは, 集合体内部での繊維同志の接触面, 又, 質量当りの表面積の変化によると考えられる.
著者
後藤 こず恵
出版者
一般社団法人 日本繊維機械学会
雑誌
繊維機械学会誌 (ISSN:03710580)
巻号頁・発行日
vol.58, no.12, pp.T164-T167, 2005

This study tries to reveal how types of consumer benefits influence on brand personality of women's lingerie brand. As consumer benefit is one of the key factors of brand knowledge, it is assumed that the type of that has influence on brand personality which is the whole picture of how consumers perceive the consumer-brand relationships. In order to investigate above assumption, survey results are analyzed. This survey is conducted and asked about brand attitude, benefit, brand personality and corporate image of women's lingerie manufacturers.
著者
楠藤 重次
出版者
一般社団法人 日本繊維機械学会
雑誌
繊維機械学会誌 (ISSN:03710580)
巻号頁・発行日
vol.42, no.9, pp.P435-P439, 1989-09-25 (Released:2009-10-27)
参考文献数
1
被引用文献数
1
著者
浅生 貞夫 木下 陸肥路 佐々木 清文 植松 平八
出版者
一般社団法人 日本繊維機械学会
雑誌
繊維機械学会論文集
巻号頁・発行日
vol.18, no.9, pp.T584-T590, 1965

目的 (1) 織機の発生音を解析して騒音対策の基礎データを求める.発生音の測定法は一台の織機を室定数の既知の工場に入れ, 指示騒音計で騒音レベルの分布図を求める.つぎに指示騒音計をオクターブバンドフィルタとレベルメータに接続して周波数分析を行なう. (2) 発生音の解析にもとついてピッキング機構と起動部歯車に防音処置を施し, その結果を測定して織機の騒音対策の可能性を検討する. 成果 (1) 騒音レベルは耳の高さで最高約90ホンである.織機の近くでは騒音は対角線上で大きいが, 少し離れれば点音源とみなせる.音圧レベルの周波数特性は周波数とともに増加し, 1600~3200c/secのバンドで最高となりつぎのオクターブバンドでわずかに減少している. (2) 音響出力をオクターブバンド別に求めた結果, 最大が1600~3200c/secで11mW, 400c/sec以上のバンドでは数mW, それ以下の音は10-1mWのオーダであった. (3) ピッキング機構の調整と消音後に, 高音域で4~5dB, 歯車部のしゃ音によって, 中高音域で4~8dB減音できた.したがって織機は完全な調整としゃ音によってある程度減音できる.
著者
岩田 昭治 竹内 一二
出版者
一般社団法人 日本繊維機械学会
雑誌
繊維機械学会論文集
巻号頁・発行日
vol.20, no.9, pp.T233-T237, 1967

目的 ナイロンタイヤコードの高速撚糸において, 生産性の向上をはかり, あわせて今後のヘビーデニール化の傾向にそなえるため, 現在の操業回転速度 (デリベリースピード) を上昇させ, ラージパッケージ化することの可能性と, これに伴う諸問題を検討する. 結果 (1) 実用スピンドル回転速度は, 少なくとも下撚140mmφ リング×203mmリフトで7000rpm, 上撚177 mmφ リング×254mmリフトで5500rpmが可能である. (2) 糸の強力, 伸度への影響はない. (3) 巻量は現在の約2倍を確保することができる. (4) 撚糸張力の平均値と変動およびトラベラーの摩耗には問題点はない. (5) 電力消費は相当の増加が見込まれ, とくに高速域において考慮する必要がある. (6) スピードの増加とともに耐摩性の特殊材質を加えたHナイロントラベラーのすぐれた効果が認められた・
著者
中島 粂男 栗林 勝利
出版者
一般社団法人 日本繊維機械学会
雑誌
繊維機械学会論文集
巻号頁・発行日
vol.23, no.11, pp.T249-T263, 1970

目的 第1報においては, 工程中にガイドローラーがなくダンサーローラーのみの系について, それの検出器としての動特性を周波数応答の立場から解析した結果を報告した。本論文ではガイドローラーが有限個ある場合のダンサーローラー系について, ガイドローラーがダンサーローラーの動特性に与える影響を周波数応答の立場から解析する。 結果 1) ガイドローラーが多くある場合のダンサーローラーの動特性は, 第1報の系の変数にガイドローラーの数だけ変数を加えた多元連立微分方程式によりあらわされる。したがって周波数応答は多元連立代数方程式を解く問題となり, 解は電子計算機により求める必要がある。 2) ガイドローラーの慣性モーメントがダンサーローラーに集中した仮想ダンサーローラー系を考え, これの理論をもとのダンサーローラー系に対する近似理論とした。そうすると解析表示されている第1報の理論式がそのまま近似理論として適用できることになる。この近似理論と厳密な理論とを比較した結果, もとのダンサーローラー系の最小共振周波数以下の周波数において, 近似周波数応答が厳密な周波数応答を良好に近似することを確かめることができた。 3) 使用可能周波数上限はダンサーローラーから一番離れた走行糸布についての張力の最小ジャンプ周波数である。そして近似理論から計算した近似最小ジャンプ周波数は, 上記最小ジャンプ周波数を良く近似することがわかった。 4) 使用可能周波数の範囲において, ガイドローラーがダンサーローラーのみの系に与える影響は, ダンサーローラーの慣性に全ガイドローラーの慣性を追加した場合の影響と見なすことができる。したがってダンサーローラーのみの系に比べて, ガイドローラーのある系の使用可能周波数上限は下がる。
著者
今田 邦彦
出版者
一般社団法人 日本繊維機械学会
雑誌
繊維機械学会誌 (ISSN:03710580)
巻号頁・発行日
vol.56, no.8, pp.P352-P356, 2003-08-25 (Released:2010-02-12)
参考文献数
5
被引用文献数
2
著者
上田 誓子 桑原 里実 上甲 恭平
出版者
一般社団法人 日本繊維機械学会
雑誌
Journal of Textile Engineering (ISSN:13468235)
巻号頁・発行日
vol.63, no.4, pp.93-102, 2017

<p>We performed a sensory evaluation of the stiffness of aged hair and damaged hair, and examined the relationship between the obtained sensory evaluation and the bending stiffness distribution curve of the whole hair tress. We used a mixture of gray and black hair as an aged hair tress, and of bleached and permed hair as damaged hair tresses. The results indicated a difference in sensory evaluation of stiffness between the gray and black hair tresses and a difference in the high-rigidity range (85% – 100%) in the bending stiffness distribution curve. A difference was observed in sensory evaluation of stiffness between the different damaged hair tresses. However, chemical treatments resulted in changes in both the low- and high-rigidity regions in the bending stiffness distribution curve. We attempted to find the area of highest correlation between the distribution curve and the sensory evaluation. The distribution curve was divided into several areas and the stiffness average was calculated for each area. We then calculated the correlation coefficient with the sensory evaluation. The results indicated that the area with the top 10% – 15% stiffness of the distribution curve was most closely correlated to the sensory evaluation.</p>