- 著者
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岡根 好彦
- 出版者
- 慶應義塾大学大学院法学研究科
- 雑誌
- 法学政治学論究 : 法律・政治・社会 (ISSN:0916278X)
- 巻号頁・発行日
- no.92, pp.197-228, 2012
一 はじめに二 現状の把握 (一) 伝統的な名誉毀損法理 1 由来 2 名誉毀損の民事責任 3 名誉毀損の刑事責任 4 名誉毀損的表現の憲法的価値 (二) 「現実的悪意」の法理の登場と展開 1 New York Times Co. v. Sullivan 事件判決 2 「現実的悪意」の立証を必要とする範囲の拡大 3 Gertz v. Robert Welch, Inc. 事件判決とその後 (1) Gertz v. Robert Welch, Inc. 事件判決 (2) Gertz事件判決の定着 (3) 複合テストの登場とその後三 コンピューター・ネットワーク上の名誉毀損 (一) 名誉毀損法理の修正 1 問題の所在 2 内容 3 効果 4 問題点 (二) 名誉毀損法理の否定 (三) 名誉毀損法理の維持四 整理と検討五 まとめ