著者
倉持 武
出版者
松本歯科大学
雑誌
松本歯科大学紀要 (ISSN:13446576)
巻号頁・発行日
vol.31, pp.1-10, 2002
著者
木村 雅則
出版者
松本歯科大学
巻号頁・発行日
2011-10

報告番号: 乙17574 ; 学位授与年月日: 2011-10 ; 学位の種別: 論文博士 ; 学位の種類: 博士(経済学) ; 学位記番号: 第17574号 ; 研究科・専攻: 経済学研究科
著者
安藤 宏 今村 泰弘 増田 裕次 北川 純一
出版者
松本歯科大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2016-04-01

咽頭・喉頭領域の感覚は、迷走神経の分枝の上喉頭神経に受容される。この神経において43℃以上の温度およびカプサイシンに活性化されるTRPV1チャネル、冷刺激やメントールに応答するTRPM8チャネル、冷刺激やマスタードに応答するTRPA1チャネルが発現していることを免疫組織学的方法により明らかにした。さらに、これらのチャネルの活性化物質であるカプサイシン、メントールおよびマスタード成分による咽頭・喉頭領域の刺激は、嚥下回数を顕著に増加させた。これらの結果から、上喉頭神経に発現するTRPV1、TRPM8およびTRPA1を介して、嚥下が誘発されることが示唆される。
著者
高橋 喜博
出版者
松本歯科大学
雑誌
奨励研究(A)
巻号頁・発行日
1994

解剖学的に開口筋には筋紡錘が存在しないか,あるいはごく少数であることが明らかにされて以来,電気生理学的にも開口-閉口筋には四肢筋に見られる相反性抑制機構が認められていない.本講座の倉沢らは,咬筋ならびに舌骨下筋筋紡錘由来の求心性情報は,主として,それぞれ開口ならびに閉口運動時の顎位の制御に関与することが示唆されることを明らかにした.一般に,腕などにおける随意運動時の位置的制御にについては,運動により伸張される筋,すなわち拮抗筋由来の求心性情報の関与が有力視されている.これらのことから本研究は,咬筋ならびに舌骨下筋,特に胸骨舌骨筋との機能的相互作用(相反性抑制機構)の可能性について解析を行った.被験者は「説明と同意」を得た健常者とした.実験計画にしたがい,運動ニューロンの興奮性変化の指標はH反射応答を用いた.被験者に咬筋の筋電図波形をオシロスコープでモニターしながら中程度の強さの持続的咬みしめを行わせた後,今回購入した電気的刺激装置を用い,表面電極を通して咬筋神経の経皮的電気刺激によりH反射応答を誘発させた.咬筋のH反射は,潜時約6msで誘発された.これはFujii et al.の報告と同一のものと考えられる.しかしながら,短潜時であるため刺激のアーチファクトと現象がオーバーラップし,現象として正確に測定することは困難であった.そこでpost-stimulus time histograms(PSTH)を用い,被験者がモニターを観察しながら習得した約5%M.V.C程度の,咬筋針電極により記録した随意性のユニット活動に対する,舌骨下筋由来の求心性神経の電気的刺激の影響を解析した.その結果,咬筋の随意性ユニット活動は,潜時約12msで7〜8ms持続する抑制効果が観察され,舌骨下筋由来の求心性神経による咬筋運動ニューロンへの抑制性機構が示唆された.詳細についてさらに検討を行っている.
著者
倉持 武
出版者
松本歯科大学
雑誌
紀要. 一般教養 (ISSN:02883317)
巻号頁・発行日
no.22, pp.1-9, 1994-03-30
著者
森 こず恵 Mori Kozue
出版者
松本歯科大学
巻号頁・発行日
2019-03-14

【目的】本研究では,インプラント体表面への歯周組織との接着性を高めることによりインプラント維持機能を永続させるインプラント体を開発することを目的として,G4チタンで作製したインプラント体表面にレーザーによるマイクロ形状加工を行い,in vitroにおける細胞の変化およびin vivoにおける骨形成の状態について組織学的観察を行った.【方法と結果】 機械研磨(MS),ブラスト加工(BL),ディンプル状レーザー加工(WL)されたG4チタンプレートにヒト未分化間葉系幹細胞(hMSC)をhMSC分化培地で1-14日間培養した.培養終了後,MTT assayにて細胞増殖能,Ⅰ型コラーゲンおよびアクチン染色にて細胞の付着状態と形態について観察をした.また,一部よりmRNAを抽出しRT-PCRにてⅠ型コラーゲン,VEGF,インテグリンα5,オステリックスの遺伝子発現を解析した.その結果,hMSCは,MS,BLおよびWLの何れのチタン表面形状においても,3,7,14日後においてミトコンドリア代謝活性に有意な変化を示さなかった.また,hMSCの形態は,MSでは研磨溝に沿って扁平に細長く伸展し,BLでは方向性なく不定形に伸展し,一方,WLでは細胞がディンプルの形状に一致して入り込むように存在し円形を呈していた.また,インテグリンα5,VEGF,I型コラーゲンおよびオステリックスのいずれの遺伝子においてもWLはMSおよびBLに比べて有意な発現の上昇を示した.動物実験ではφ3.0㎜×長さ5.0㎜のインプラント体に,MSおよび WLを施し,日本家兎(17-19週の3.0㎏,雌)の大腿骨骨幹部へ埋入した.埋入後,3および7週でインプラント体を周囲組織とともに摘出し,光重合レジンに包埋後非脱灰研磨切片を作製し組織学的に観察した.その結果,WLではMSに比べて埋入後3週より内骨膜側からインプラント体周囲に新生骨形成の有意な増加を認めた.【結論】 以上より,WLはこれまでに例にない特異な加工表面形状であり,種々の細胞培養の基盤として,また生体材料として組織への適合や接着および機能発現に効果を発揮する可能性が期待される.
著者
木村 雅則
出版者
松本歯科大学
雑誌
松本歯科大学紀要 (ISSN:13446576)
巻号頁・発行日
vol.35, pp.11-209, 2006
著者
木村 雅則
出版者
松本歯科大学
雑誌
松本歯科大学紀要 (ISSN:13446576)
巻号頁・発行日
vol.37, pp.7-149, 2008
著者
古田 紡 FURUTA TSUMUGU
出版者
松本歯科大学
巻号頁・発行日
2017

投稿雑誌:古田 紡. 音による自律神経活動と疼痛閾値の変化. 松本歯学(0385-1613)43巻1号 Page15-24(2016.06). © 2016 松本歯科大学学会
著者
安田 浩一
出版者
松本歯科大学
雑誌
奨励研究(A)
巻号頁・発行日
1996

喉頭の感覚や運動に深く関与する上喉頭神経が、呼吸と嚥下運動にどのような役割を担っているかをWistar系ratを用いて検討した。Ratの上喉頭神経は喉頭付近で3枝に分かれる。本研究では、甲状軟骨前縁から喉頭に入る枝をR.Br、輪状甲状筋に分布する枝をM.Br、下咽頭収縮筋を経て甲状腺の背側に至る枝をC.Brとした。HRP神経標識法を用いて、各分枝の運動神経細胞の中枢局在および一次求心線維の中枢投射部位を検索した上で、機能的な解析を行うために、各分枝の中枢側切断端から遠心性神経放電を、末梢側切断端から求心性神経放電を導出した。その結果、R.Brは喉頭粘膜へのairflow刺激に応答する感覚線維を有し、それらの感覚情報は孤束核外側部に収束することが明らかになった。M.Brには感覚線維が含まれないことから輪状甲状筋にはproprioceptorは存在しないと考えられた。また、輪状甲状筋を支配する運動ニューロンは、主に吸息期に活動することが明らかになるとともに、延髄のrostral ventral respiration groupに属することが示唆された。C.Brに支配される下咽頭収縮筋にはon-off typeの応答を示すproprioceptorが存在し、その感覚情報は孤束核外側部に入力することが明らかになった。また、迷走神経背側運動核に小型の、疑核の吻側部には中型の運動ニューロンの細胞体が局在していた。下咽頭収縮筋にはproprioceptorが存在することにより、迷走神経背側運動核の小細胞は筋紡錘などを支配するγ-motoneuronの可能性が示唆された。
著者
長内 剛 丸山 清
出版者
松本歯科大学
雑誌
一般研究(C)
巻号頁・発行日
1990

我々は昭和63年以来、X線CTに組み込まれた3D(3次元画像)ソフトを用いて顎口腔領域疾患の3D像を構成し、観察を行ってきた。平成2年度においては、顎口腔領域特に顎関節部の撮影補助装置の改良と、その性能の検定に力点を置き、実験代用骨・顎骨疾患の摘出物・臨床検査例を被写体として、3D像の処理条件を検討した。平成3年度に入り、3Dソフトに「カッティング」という機能が加わり、一旦構成された3D像から、観察に不用な部分を切り取ることが可能になった。我々はこの手法を用いて、顎骨内襄胞性疾患を対像に、3D画像上で手術のシミュレーションを試み、成功した。今年度に入ってからCT値の選択によって、下顎骨の輪廓をかろうじて示す程度の、極めて疎造な3D像(輪廓像と仮称)を構造することに成功した。この画像と、病巣の3D像を同一画面内に併せて描出した結果、病巣の顎骨内に占める位置、形、大きさ、方向が一目瞭然となり、同時に病巣の体積も表示される様になった。病巣体積に比し、輪廓像の体積が占める割合は極めてわずかで、病巣体積測定の成績に殆ど影響を与えなかった。これを開窓手術症例に適用して、手術後病巣の縮少して行く過程を、3D像の上で観察し、その術式と臨床応用例について学会に報告した。術式が定着してから日数が浅いため、未だ多数症例の成績は得られていないが、顎骨疾患のX線診断に、新手法を来たしたと考えている。
著者
影山 徹 山田 一尋
出版者
松本歯科大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2013-04-01

歯根膜組織の改造活性能と矯正的歯の移動量との関係について解析した.10週~80週齢のラット上顎臼歯を2週間牽引した.歯根膜内の分裂細胞活性免疫染色(CD34, PCNA)を行い,陽性細胞数を定量化した.また同部位に骨吸収活性染色(TRAP)を行い,歯根周囲組織改造活性の指標とした.実験開始2週間後,1)歯の移動量は加齢と共に有意に減少した。2)歯根膜内における細胞の分裂能による検索ではCD34陽性細胞数は実験群では対照群と比較し多く観察されたが、加齢に伴い減少する傾向が認められた.また,3)骨吸収に関する検索では破骨細胞数は実験群では対照群と比較し多く観察されたが、加齢に伴い有意に減少した.