著者
岩坪 健
出版者
神戸親和女子大学
雑誌
神戸親和女子大学研究論叢 (ISSN:13413104)
巻号頁・発行日
vol.33, pp.1-46, 2000-03

いまだ注釈書が出版されていない『しのびね物語』(中世に改作された擬古物語)の注釈。特に源氏物語の影響を指摘する。
著者
岩坪 健
出版者
神戸親和女子大学
雑誌
神戸親和女子大学研究論叢 (ISSN:13413104)
巻号頁・発行日
vol.32, pp.25-72, 1999-02

いまだ注釈書が出版されていない『しのびね物語』(中世に改作された擬古物語)の注釈。特に源氏物語の影響を指摘する。
著者
岩坪 健
出版者
神戸親和女子大学
雑誌
神戸親和女子大学研究論叢 (ISSN:13413104)
巻号頁・発行日
vol.31, pp.46-88, 1998-02

いまだ注釈書が出版されていない『しのびね物語』(中世に改作された擬古物語)の注釈。特に源氏物語の影響を指摘する。
著者
辻 憲男
出版者
神戸親和女子大学
雑誌
親和國文 (ISSN:02879352)
巻号頁・発行日
vol.38, pp.1-15, 2003-12-01

一、藤原広嗣の上表文中の「讖記日胡法滅國亡」と、野馬台識の延暦九年注の中の「衡者胡法滅佛法守倭云々」「胡法滅者國随也云々」「佛法滅國邑亡」とは同じ文献から出るものであろう。二、藤原広嗣の上表文が真正な上代文献であるとすれば、そこに引く「讖記」の一条も、天平十二年(七四〇)以前にすでに我が国に伝来していた文献であったであろう。三、藤原広嗣が排斥した吉備真備(および玄肪)は、漢土の讖緯説に通暁していたが、「讖記」が舶載書であるとすれば、吉備真備が天平七年帰国時に持ち帰った可能性があろう。その呼称はおそらく「野馬台讖」ではなかったであろう。