著者
冨永 敦子 向後 千春
出版者
一般社団法人 日本教育心理学会
雑誌
教育心理学年報 (ISSN:04529650)
巻号頁・発行日
vol.53, pp.156-165, 2014-03-30 (Released:2014-12-24)
参考文献数
57
被引用文献数
2 5

本研究では最近のeラーニングに関する実践的研究の進展を概観した。情報通信技術の進展とともに,eラーニングと呼ばれる,ネットワークとパソコンやモバイル端末を利用した教育が一般的になりつつある。本稿ではまず,従来の教育とeラーニングを活用した教育を比較した研究を取り上げ,eラーニングが従来の教育方法と同程度かそれ以上の効果があることを示唆した。次に,eラーニングがより効果的となる特質として,反復学習の最適化が可能であることと学習者に対するフィードバックがシステムとして可能であることを取り上げた。さらに,ドロップアウトが比較的多いと言われるeラーニングの短所を補うための方策として,ドロップアウトしやすい時期や学習者の特定,講師のプレゼンス,ブレンド型授業の採用,メンタリングといった観点から工夫していくことが必要であることを主張した。最後に,これからのeラーニングの課題について述べた。

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ググったら早速出てきました
冨永・向後(2014) https://t.co/kn58XiMmpZ / 渡辺ら(2010) https://t.co/vS1rPFYRhn
冨永・向後(2014)「eラーニングに関する実践的研究の進展と課題」 https://t.co/t8eVG9Fr70 講義動画の顔あり・顔なしの比較のレビューも
冨永敦子・向後千春(2014).eラーニングに関する実践的研究の進展と課題 教育心理学年報,53,156-165.[PDF]https://t.co/v3tKQg1FCg(【第7回】4月からの大学等遠隔授業に関する取組状況共有サイバーシンポジウムで知る)
@yamayued 『eラーニングに関する実践的研究の進展と課題』https://t.co/PJeYiH6058という興味深い先行研究があるみたいですので、これを叩き台に議論した方が発展的になるのではないでしょうか。 https://t.co/GQ9Q9GT15E
「eラーニングに関する実践的研究の進展と課題」 https://t.co/w72dbesFBM ・展望論文 ・「もはや、eラーニングは特別なことではなく教育の一部として自然に取り込まれていくことになるだろう。」p.163
eラーニングが紙媒体の教材と比べて劣らないという山のような研究結果がありますが、以下は比較的まとまった文献です。 https://t.co/lTD8OsNsUN

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