著者
上西 勝也
出版者
The Association of Japanese Geographers
雑誌
地理学評論 (ISSN:13479555)
巻号頁・発行日
vol.81, no.8, pp.660-670, 2008-11-01 (Released:2010-03-12)
参考文献数
24
被引用文献数
2 1

江戸末期に幕府と各国間で締結された修好通商条約には外国人の行動範囲を原則40kmに規制した項目があり「外国人遊歩規程」といわれている. 横浜居留地の場合, 西端の制限地点は酒匂川としていたが明治初期に外交団側からの要請により正確な測量に基づき再設定すべく当時の内務省による実測量が施行された. その結果, 当初規制した範囲が妥当であったことが判明し見直しは不要となった. この実測量の成果と現地に残存する測量標石を発掘調査することにより実測量が当時, 東京からはじまり西へ延伸した三角測量の一段階であるとともに日本の測量技術向上に寄与したことを確認した.

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明治時代初期の日本の外国人旅行者数を知りたい。

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外国人遊歩規定測量にかんする論文を発見。測点標石のリストも。

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「地理学評論」先月の月間アクセス数上位論文をご紹介します。 明治初期の神奈川県における外国人遊歩規程測量 上西 勝也 https://t.co/3weYrUucaP
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『外国人遊歩規定測点』については少し調べてみましょう。 https://t.co/hS3ERws80S
外国人遊歩規定測量にかんする論文を発見。測点標石のリストも。 / “地 理 学 評 論81-8660-6702008 明 治 初 期 の 神 奈 川 県 に お け る 外 国 人 遊 歩 規 程 測 量 上 西 勝 也 江戸末期…” http://t.co/IXLbuDwdHw
【地理学評論掲載論文】上西勝也 2008.明治初期の神奈川県における外国人遊歩規程測量,地理学評論81,660-670.http://t.co/1MekJCeMIM

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