著者
竹村 幸祐 有本 裕美
出版者
日本グループ・ダイナミックス学会
雑誌
実験社会心理学研究 (ISSN:03877973)
巻号頁・発行日
vol.48, no.1, pp.40-49, 2008 (Released:2008-11-14)
参考文献数
34
被引用文献数
1 1

北米と同様に自発的入植の歴史を持つ北海道では,日本の他の地域とは異なり,ヨーロッパ系北米人に似た相互独立的な心理傾向が優勢であると報告されている(Kitayama, Ishii, Imada, Takemura, & Ramaswamy, 2006)。Kitayama et al.(2006)は,北海道で自由選択パラダイムの認知的不協和実験を行い,他者の存在が顕現化している状況よりも顕現化していない状況でこそ認知的不協和を感じやすいという,北米型のパタンを北海道人が示すことを見出した。本研究では,Kitayama et al.(2006)とは異なる方法で他者の存在の顕現性を操作し,彼らの知見の頑健性を検討した。実験の結果はKitayama et al.(2006)の知見と一貫し,他者の存在の顕現性の低い状況において北海道人は認知的不協和を感じやすく,逆に他者の存在の顕現性が高い状況では認知的不協和を感じにくいことが示された。

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【実験社会心理学研究・掲載論文】竹村幸祐・有本裕美(2008) 「北の大地」における相互独立的自己:北海道での認知的不協和実験 https://t.co/W0new2xo4b
【実験社会心理学研究・掲載論文】竹村幸祐・有本裕美(2008) 「北の大地」における相互独立的自己:北海道での認知的不協和実験 https://t.co/W0new2xo4b
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