著者
吉岡 健 坂本 登 川口 浩二 永井 紀彦 仲井 圭二
出版者
公益社団法人 土木学会
雑誌
土木学会論文集B3(海洋開発) (ISSN:21854688)
巻号頁・発行日
vol.72, no.2, pp.I_808-I_813, 2016 (Released:2016-08-30)
参考文献数
5

北九州市沖海域では現在,洋上風力発電設備の合理的な計画・設計に資することを目的とした実証研究が進められている.本稿では特に他海域(ナウファス各地点)との比較に主眼を置き,洋上風車の維持管理に重要となるアクセス性すなわち静穏度について,太平洋側と日本海側で季節によって大きな違いがあることを示す.続いて,支持構造物の耐波・耐風設計に重要となる両作用の同時生起性について,擾乱毎の有義波高と10分平均風速の相関係数を調べるとともに,両作用の簡易な組合せ方法を提案する.

言及状況

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一般的に洋上風力の稼働率は30%(陸上20%)。 (参考−7)系統制約:風力と太陽光の出力特性 https://t.co/IpmcO2ZDZl 日本海側の風雪影響は低いが、下記論文の酒田沖の例のように、波は荒れる。 https://t.co/y5aE7yGyRU >連続日数3日以上では静穏度が20%を下回っている 保守費は高く付きそう。 https://t.co/PDnJxpt6Z2

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