著者
片岡 洋平 渡邉 敬浩 林 恭子 穐山 浩
出版者
公益社団法人 日本食品衛生学会
雑誌
食品衛生学雑誌 (ISSN:00156426)
巻号頁・発行日
vol.59, no.6, pp.269-274, 2018-12-25 (Released:2019-01-09)
参考文献数
21

チョコレートとココアは,カカオ豆から作られる主な製品である.これらの製品は,土壌などの環境に由来するカドミウム(Cd)を含むことが知られている.Cd濃度を調査するために,国内流通していたダークチョコレート,ミルクチョコレート,ホワイトチョコレート,ココア粉末製品を購入した.分析には誘導結合プラズマ質量分析計による妥当性確認された分析法を用いた.チョコレートおよびココア粉末中のCd濃度は,それぞれ0.00021~2.3および0.015~1.8 mg/kgの範囲であった.各製品のCd濃度を製品のラベルに記載されているココア固形分の含有量に基づき評価した結果からは,Cd濃度とココア固形分の含有量との間に弱い正の相関があることが示された.調査した180種類のチョコレート製品のうち8製品,140種類のココア粉末製品のうち26製品中のCd濃度は,EUが設定した基準値を超過していた.

言及状況

外部データベース (DOI)

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バレンタインが近いので、チョコレートのとある情報をこのタイミングで流すという(爆) 国内流通するチョコレートとココア粉末製品中のカドミウム濃度の実態調査 https://t.co/PsySvvP8Uo 論文は学会誌か学会員じゃな… https://t.co/ZEaHhS1JIF
ハイカカオのチョコが好きでよく食べてるんだけど、「チョコレート中のカドニウム量にメーカー差があって、基準値を超えるものもあった」って論文みつけて、えーどのメーカーよー気になるー バレンタインにカドニウムプレゼントしちゃうじゃんよー https://t.co/zaqMWA66y8

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