著者
松井 剛
出版者
特定非営利活動法人 組織学会
雑誌
組織科学 (ISSN:02869713)
巻号頁・発行日
vol.46, no.3, pp.87-99, 2013-03-20 (Released:2013-10-17)
参考文献数
35
被引用文献数
5

本論文は,「癒し」という流行語が社会に波及する中で生じた意味創造プロセスを,20年分の雑誌記事タイトル8033件のテキスト分析を通じて明らかにする.特に注目をするのは,マーケティングを通じて新しい言葉が普及する一方で,こうした言葉の流行に乗る形でマーケティング努力の模倣が生じるという相互作用である.またブームが生じた理由を説くメディアの「理屈づけ」が,こうした相互作用を強化する可能性も指摘される.

言及状況

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言語はマーケティングを規定するが、一方でマーケティングという行為が言語体系に変更を迫ることもある。マーケティングとは「何に価値があるのか」への理解を、共同で意味形成(sense-making)プロセスであると言うことができる。/https://t.co/achtF9jK8x #ブランドに関わる論文を読む
J-STAGE Articles - 言語とマーケティング:「癒し」ブームにおける意味創造プロセス https://t.co/hYpQ6sjz3W
聖書を読む会で「癒し」の語源を主に80年代と言ったが、どうやら間違っていたようだ。2000年代に動詞「癒す」よりも名詞「癒し」が主流になったようである。松井剛、2013による。論文では同年代における癒し概念(治療ではない)の宗教から世俗への移行も言及されている。https://t.co/KHdRgnH3xV
ある論文「言語とマーケティング:「癒し」ブームにおける意味創造プロセス」https://t.co/mNqCrIZ1CCでは新聞記事の中でも癒しというワードは増えていると分析している。つまり意識的に日本はこの時癒しを求めていた。同論文では「癒し」は男性は女性へ求め、女性は消費に求める傾向があるという。 https://t.co/I3RpP5UlS2

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