TOMITA_Akio (@Prokoptas)

投稿一覧(最新100件)

猿に鏡を見せたらどういう反応をするかという観察・研究も相当の量と質になっているらしい。 板倉昭二「サルと鏡:自己鏡像認知の再検討」 https://t.co/Uh41RtLddX 「自己鏡像認知を、できる/できないの二者択一的な評価をするのではなく、”学習”による行動の変容を評価するのでなくてはならない」。 https://t.co/rqZUAvQ3F2
ペルシアのπαράδεισοςにはライオンも飼われていたという。「猟に使われた獲物のライオンは,捕獲されて檻に入れられたり,あるいは王宮の庭園で飼われたりなどして,狩りの目的のために,特別にとっておかれていた」。 渡部千香子「アッシリアの帝王獅子狩りと王権」 https://t.co/kJGctKRjEP https://t.co/P8NA2OK9i6
πότνιαを尊称とみなすことは、言うまでもなくホメーロ スにおける用法からの推論であるが、ホメーロスを通して前代のミュケーナイ社会を解釈しようとする試みは極めて重大な危険を伴うものであることは、 安村典子「ミュケーナイ時代のポトニア」 https://t.co/pE8J5LCmcj が指摘。 https://t.co/sNG23up6Os
「カエサルによるガリア遠征以前、アルプスより北の地域には、ギリシア語で「ケルトイ(Κελτοί)」ないし「ガラタイ(Γαλάται)」、ラテン語で「ケルタエ(Celtae)」あるいは「ガッリー(Galli)」と呼ばれた人々が生活していた」で始まる九鬼由紀の論文が https://t.co/cpwbu5c8WC で読める。 https://t.co/hXpZ7xVkH6
マルセイユですぐに想い出すのがタロット・カード。このタロット・カードの起源がエジプトだと主張したのがクール・ド・ジェブラン。その『原初世界』の伊藤博明による翻訳が 「オカルト的タロットの黎明(1)クール・ド・ジェブラン「タロット・ゲームについて」 https://t.co/jRSTF5Kuin で読める https://t.co/ICAKj2NkB5
遠藤直子「クレオパトラの表象 ― その死のパブリック・イメ ージ ―」 https://t.co/GpkKM13kjy 「“毒蛇に胸を噛ませた” というクレオパトラの最期の パブリック・イメージに……シェイクスピアの戯曲『アントニーとクレオパトラ』が大きく影響し ていることは疑いようがない」。 https://t.co/X0bmN7s4P4
マケドニアは希臘なのか希臘でないのか?これは現代にまで尾をひく問題である。同様に、ケルトは撃退された「野蛮人」にすぎないのか?──日本における「ケルト」研究の大家のおかげで、日本人によるケルト理解には問題があるようだ。 九鬼由紀「「ケルト」とは何か」 https://t.co/qPN3dLgERK https://t.co/cLSvWLwpkU
わたしが「骨噛み」という葬法を初めて知ったのは、かつての北九州の炭鉱労働者の生活習慣を解説した書に於いてであった。 近藤雅樹「現代日本の食屍習俗について」 https://t.co/3hN72GbrNa 題名はおどろおどろしいが、しかし実態は「火葬」を前提とする「複葬」と理解できる。 https://t.co/urUzeqlq5D
民族が戦う時、神々もまた戦う。しかし「ローマ人はもともと外来の神々の受け入れに対して開放的であった。……ある敵の都市を陥落させる当たって、その都市の守護神を勧請することをよく行った(いわゆるevocatio)」(谷栄一郎「ローマ帝国と原始キリスト教」) https://t.co/YlfaSKqCnN https://t.co/04dNUs1xcV
御火焼之老人については、これを、ヤマトタケルを迎え撃った蝦夷の首長(だが、今は恭順した)のひとりとし、「御火焼」とは、老人が迎え撃つときに戦法として使った野焼きの火のことだ、とする解釈がある。 犬飼和雄「甲斐酒折宮「御火焼之老人」考」 https://t.co/a2KzZZAjPg https://t.co/WJ18tyQt6p
立柱祭祀の遺跡は日本列島にも見出されるが、日本海側に多いという特徴を有する。 植田文雄「立柱祭祀の史的研究」 https://t.co/l2gLfG1BCT 立柱祭祀の根源に神樹信仰が潜在する……また、普遍的には死と再生の祭儀が底流しており、列島の縄文系立柱祭祀はその典型であると。 https://t.co/ycIV1EjWiu

10 0 0 0 OA クモの糸の秘密

@jQ9a5jBRcWmYTot フォーブス『古代の技術史』を読んでも、クモの糸を紡ぐという発想はなかったようです。素人考えですが、「応用範囲の狭い技術は一般化しない」という原理・原則が古代にはあったような気がします。 図は大崎茂芳「クモの糸の秘密」 https://t.co/0e4XuZfvE5 から拝借。 https://t.co/OG6O7CLPUk
@MoYoRo_KUN @saiwaihannbai 遺体を直接的に自然に還すのも、いったん骨にするのも、或いは遺体・遺骨を会葬者が食べるのも、最終的に自然に帰一することに違いはありません。会葬者が遺骨を食べる「骨噛み」という習俗は日本にあります。 近藤雅樹「現代日本の食屍習俗について」 https://t.co/3hN72GsuPa
「葬制の沿革について」の中で柳田国男は「奥棄戸(おきつすたへ)」を挙げる。要は”遺体遺棄”である。これを葬制の中に組みこむの難しいが、考古学の対象にできる可能性については 武井成実「中世の死体放置をめぐって:考古学的研究の可能性」 https://t.co/fkAEJbU9CI https://t.co/MHT7Gt3PZ4
@akikoaroma ありがとうございました。おそらくは石倉敏明「月とコルヌコピア : 周期性表現の起源について」https://t.co/k8XzAM10S8 ですね。 勉強になりました。ありがとうございました。 https://t.co/taXvSgnidx
「鉱床の分布・配列は、地帯構造に左右され……わけても水銀鉱床は、世界的にみて著しい偏在性を示している……すなわち、環太平洋地域と、地中海・ヒマラヤ地域の二つの大きい造山地帯に、ほとんど集約的に配列している」(矢嶋澄策) https://t.co/e6AIFWLg1K https://t.co/s5CVPApnjV

9 0 0 0 OA 「まかね」考

「吹く」といえばすぐに踏鞴(たたら)製鉄しか思い浮かばない研究者たちが定説をつくりあげていたせいである。これを真っ向から批判したのが廣岡義隆「「まかね」考」 https://t.co/o4rYAArtLV 彼は大仏造営を根拠に、「黄金を葺き上げる(=鍍金する)」意と解釈した。 https://t.co/oN9nzxydOR
田口良司「鹿踊りと獅子舞」 https://t.co/JGD3IArTnu は、鹿踊りと獅子舞との相違について柳田国男を批判的に採りあげているので、得るところが大きい。しかし、その衣裳(ということは胴体の模様)について(柳田ともども)まったく無関心なのは面妖というほかない。 https://t.co/hSXQtxiSRk
世界史上最初の疫病を経験したのがアテーナイだが、「密集」が原因であった。その疫病が何であったかは大きな謎だが、ペストだという意見はむしろ少ない。 斉藤博「アテネの疫病はマールブルグ病, または, エボラ熱 か?」 https://t.co/aGMI7LEVlS https://t.co/br3wOZdQuX
映画『トゥー・ダスト 土に還る』(つづき) 「魂の一部をネシャマーと呼ぶ。ネシャマーは死体に残る。ネシャマーが残るかぎり、妻は苦しみつづけることになる」。 「ネシャマー」の語義の変遷については、梶原直美の論考が参考になるhttps://t.co/W8ZTI797qG https://t.co/7edoxmoHjg
この旗印が「ルター派の薔薇」(図)に似ていることが指摘されている。 しかし、蜷川 順子 「「ルターの薔薇」の成立事情」https://t.co/Vd9UVjr7OYによれば、ルター家の紋章から発想したものだという。そこでも強調されているのは、これが五弁の薔薇だということである。 https://t.co/ULZnA5EhFQ

5 0 0 0 OA 新修鷹経 3巻

818年には、鷹狩り技術教科書・『新修鷹経(しんしゅうたかきょう)』が編纂された。 国立国会図書館デジタルコレクションhttps://t.co/XozjRwvPik 早稲田大学図書館 https://t.co/zTJqM8FhqL https://t.co/vRtDZCwXSN

お気に入り一覧(最新100件)

渡辺和子訳『ギルガメシュ叙事詩』の新文書【フンババの森と人間】『死生学年報2016 生と死に寄り添う』リトン、東洋英和女学院大学リポジトリより https://t.co/MONTBE3qe9

11 0 0 0 IR 仙人の飲食

"CiNii 論文 -  仙人の飲食" https://t.co/fQstbmKYbf ※本文リンクあり

フォロー(107ユーザ)の投稿一覧(直近7日間)

フォロワー(6296ユーザ)の投稿一覧(直近7日間)