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投稿一覧(最新100件)

説文解字の影印本で20世紀に最も広く用いられたのは中華書局影印の陳昌治本説文解字の縮印本だと思いますが、1963年初版のものに対し、2013年の重新製版本(ISBN 978-7-101-08702-4)は所蔵している図書館がとても少ない(https://t.co/P45cMhXMxG)。買い直す必要なしという扱いかもしれませんが。
大塚伸夫「インド最初期密教の経典について」智山学報2005 年 54 巻 p. B61-B75 (https://t.co/UV1g9fI33q) 孔雀経類のおおまかな展開を掴むのに助かりました。
大山仁快「大雲(請雨)経第64・65品の一考察」密教文化 1961 (55), 47-71, 1961 (https://t.co/0sPuOCsFas)、ベンドールによる大雲経の評価はパンチが効きすぎ。 https://t.co/Hc04Y2X73r
片岡了「経典延書と語彙」 大谷学報, 66巻4号, pp.31-44 (https://t.co/dQ8jzdnmys)は仏説阿弥陀経の延書(訓み下しテキスト)に関する論文ですが、論文の導入で言っている、延書の大半は鎌倉期以降の法華経または浄土教系の経文に集中している話は今でもこのままという認識で良いのでしょうかね。
「信瑞編『浄土三部経音義集』と玄應『一切経音義』」佛教文化学会紀要27, pp.111-134, https://t.co/6flqrDJYRv
「信瑞纂『浄土三部経音義集』の書誌的整理―特に日本現存本について―」 印度學佛教學研究65, 2, 634-637, https://t.co/rwWhitvwdn 「信瑞編『浄土三部経音義集』の書誌的整理―特に中国国家図書館所蔵本について―」国際仏教学大学院大学研究紀要22, pp.71-101, https://t.co/OmJU8rcjoI
「信瑞纂『浄土三部経音義集』の書誌的整理―特に日本現存本について―」 印度學佛教學研究65, 2, 634-637, https://t.co/rwWhitvwdn 「信瑞編『浄土三部経音義集』の書誌的整理―特に中国国家図書館所蔵本について―」国際仏教学大学院大学研究紀要22, pp.71-101, https://t.co/OmJU8rcjoI
小峰彌彦「大般若会についての一考察」https://t.co/4XG2ksO3dr は、奈良時代の大般若会が「僧600人」「僧150人」「僧60人」等と記すことを「現在のような転読ではなく大般若経を真読するから」と説明するが、直前の735年の記録として「…四寺において大般若経を転読せしむ。」とあり、少し理解困難。
「空朽反」については虫損があり、梁曉虹「醍醐寺藏《孔雀經音義》(平安中期寫本)漢字研究」(https://t.co/2tntPqmxe0)のように「朽」ではなく「松」と見たい気持ちはわかる。しかし、「松」を「
白藤禮幸先生の「上代文献に見える字音注について」シリーズ(茨城大学機関リポジトリ) https://t.co/JUCyrzL1yu https://t.co/BeczRftQAg https://t.co/SU59p1ka9W https://t.co/RZf3987zZc
白藤禮幸先生の「上代文献に見える字音注について」シリーズ(茨城大学機関リポジトリ) https://t.co/JUCyrzL1yu https://t.co/BeczRftQAg https://t.co/SU59p1ka9W https://t.co/RZf3987zZc
白藤禮幸先生の「上代文献に見える字音注について」シリーズ(茨城大学機関リポジトリ) https://t.co/JUCyrzL1yu https://t.co/BeczRftQAg https://t.co/SU59p1ka9W https://t.co/RZf3987zZc
白藤禮幸先生の「上代文献に見える字音注について」シリーズ(茨城大学機関リポジトリ) https://t.co/JUCyrzL1yu https://t.co/BeczRftQAg https://t.co/SU59p1ka9W https://t.co/RZf3987zZc
小林先生の「醍醐三宝院に伝わる小冊子本『孔雀経音義』の周辺」 https://t.co/sZvMlHDafQ では、孔雀経音義の対象経文はどれ(孔雀経は複数の訳があるので)ということを細かく議論しているのですが、この当時は議論中だったのでしょうか。現在「佛母大孔雀明王經」(不空訳、T0982)とされると思いますが
浦山あゆみ「陳景元の音注」(https://t.co/yDmqYQxr6l) 「②の徐鉉は『説文解字』の研究で著名であるが、それ以外にも北宋の太宗に命じられて道教經典を校訂し、3637巻にまとめあげたことでもその名が知られる。」 こっち側の業績で徐鉉の名を記憶する人はなかなか少なそう。
大島正二「晋書音義音韻考」は本編が東洋学報、資料表が北大の文学研究院紀要に掲載。Google検索ではダメですが、CiNiiで探せば3つ得られます。 晋書音義音韻考 https://t.co/95rOXiFU0x 晋書音義音韻考 : 資料表 (上) https://t.co/eVquAx81VI 晋書音義音韻考 : 資料表 (下) https://t.co/o1C4Y6l3sK
大島正二「晋書音義音韻考」は本編が東洋学報、資料表が北大の文学研究院紀要に掲載。Google検索ではダメですが、CiNiiで探せば3つ得られます。 晋書音義音韻考 https://t.co/95rOXiFU0x 晋書音義音韻考 : 資料表 (上) https://t.co/eVquAx81VI 晋書音義音韻考 : 資料表 (下) https://t.co/o1C4Y6l3sK
大島正二「晋書音義音韻考」は本編が東洋学報、資料表が北大の文学研究院紀要に掲載。Google検索ではダメですが、CiNiiで探せば3つ得られます。 晋書音義音韻考 https://t.co/95rOXiFU0x 晋書音義音韻考 : 資料表 (上) https://t.co/eVquAx81VI 晋書音義音韻考 : 資料表 (下) https://t.co/o1C4Y6l3sK
坂井が根拠としているのは皮錫瑞『経学歴史』ですが、宮本勝先生の訳注( https://t.co/EUR3jiB0dC )はまだ全部をネットで見ることができないので、個人送信で小島祐編の加点本(https://t.co/E7CTbWhXG9 大正6)を見るのが次善の策になるでしょうか。
清代の説文舊音の注記校訂がされてない筈もなく、胡玉縉『説文舊音補注』があり、また説文詁林に入っていますね。説文舊音補注はNDLにありますがパブリックドメインにはなってない模様(https://t.co/uA8ZC8xMys)。原著者(1940没)の部分だけは著作権保護は満了してそうです。 https://t.co/prcB6clSRB
池田昌広「唐代における『漢書』顔師古本の普及について : 『史記索隠』『史記正義』を例にして」(京都産業大学論集 人文科学系列 46(2013), pp.29-47) https://t.co/kqWEUjmnSx で顔師古本成立以降に書かれた文章から今は亡んだ古い『漢書音義』の逸文を探す話も面白い。

1 0 0 0 OA 廬山の禅宗

そしてこの高田先生の論文で、『大蔵随函広釈経音』(序だけがP4057に書写されている)に触れているのですが、五代の後漢の紀元(乾祐元年)が書かれていて、著者は廬山の永安禅院の全璞だと。 五代十国の頃、廬山地域は呉→南唐だとすると( https://t.co/EQyDDxMoYp )乾祐は経音完成年でなく書写年?
ここで引かれているのは有坂秀世「国語音韻史の研究」(https://t.co/2renFWM52g), pp.294-302。
平山久雄「敦煌毛詩音残巻反切の研究 (上)」(北海道大學文學部紀要, vol.14(1966), no.3, pp.1-243, https://t.co/lWoEl4W7gE)に「切韻方言は6世紀末に…河南省地方の方言を基礎として成り立っていた北方標準語であり、南京を中心とする南方標準音の要素が若干加味されていたといわれる」とある(p.6)
高橋先生のこれらの論文と関連研究は、創文社の東洋学叢書からの単行本「経典釈文論語音義の研究」(2017, ISBN 978-4423192733) https://t.co/HcF5njjc8I として再構成されますが、もう新品では買えないのでオンデマンド印刷版をご利用ください。 https://t.co/rBZ2EoTunq
黄華珍「奈良興福寺藏旧鈔『経典釋文』殘巻再考」岐阜聖徳学園大学紀要. 外国語学部編, 45(2006), pp.61-90, https://t.co/Tz8xdv8TIo 解像度がちょっと低いかもしれない https://t.co/W9Dlshyh8z

2 0 0 0 經典釋文

古勝先生が1980年代に上海古籍出版社から影印が出てたことを書いてた。これらかな。 https://t.co/4Z0Xs3Jt1P https://t.co/XPLJY27U4B https://t.co/246ZDwEOSV

2 0 0 0 經典釋文

古勝先生が1980年代に上海古籍出版社から影印が出てたことを書いてた。これらかな。 https://t.co/4Z0Xs3Jt1P https://t.co/XPLJY27U4B https://t.co/246ZDwEOSV

2 0 0 0 經典釋文

古勝先生が1980年代に上海古籍出版社から影印が出てたことを書いてた。これらかな。 https://t.co/4Z0Xs3Jt1P https://t.co/XPLJY27U4B https://t.co/246ZDwEOSV

2 0 0 0 OA 漢文叢書

梅賾本の《夏書・胤征》に「乃ち季秋月朔、辰房に集がず。瞽、鼓を奏し、嗇夫馳せ、庶人走る。」とあり(https://t.co/cHcJmWmtSS より正確に言えば、こういった祭祀を担当していた羲氏と和氏が日食の祭祀を行わないので罰する、という文脈)、

1 0 0 0 OA 漢文叢書

左伝の昭公17年に「夏、6月、甲戌、朔、日之を食する有り……。大史曰く……夏書に曰く、辰房に集んぜざれば、瞽は鼓を奏し、嗇夫は馳せ、庶人は走る、と。此の月の朔を之れ謂へるなり。夏の4月に當たるを、是れ孟夏と謂ふ」とあり(https://t.co/JwDgSfLIbf)、

2 0 0 0 OA 漢文叢書

梅賾本の当該箇所は有朋堂書店『漢文叢書』を参照します。 https://t.co/lZ8sN3yRWj 嗚呼先王肇めて人紀を修め、諫に從ひて咈はず、先民に時れ若へり。上に居りて克く明かに、下と為りて克く忠に、人に與して備はるを求めず、身を檢して及ばざるが若し、以て萬邦を有つに至れり。茲に惟れ艱い哉。
この現代語訳は加藤常賢の現代語訳を参照します。 https://t.co/LnsTxfpFrJ 書経に「君主の命に服從して違逆せず、しかも不斷に微諫して倦むことなく、加ふるに謙遜の態度を失はない。」と云ふのは、正しくこれである。

14 0 0 0 OA 荀子

p.188からの、「即ち継ぐに「書に曰はく、…」…」が楊氏が反論しようとする部分です。まず荀子の当該部分の、塚本哲三編の漢文叢書の書き下し文を参照します。 https://t.co/DwlAc3Tk5N 書曰く「命に從ひて拂らず、微諫して倦まず、上と爲れば則ち明かに、下と爲れば則ち遜る。」と。此れの謂なり。
野村茂夫1998(https://t.co/b6GBzjQGQz), 野間文史2005a(https://t.co/E01BnQaat5), 2005b(https://t.co/j3kmBZe51E), 2006(https://t.co/dfH28oWc4Y)の解釈では、もちろん閻若璩は梅賾を批判の対象にするけれど、閻若璩が梅賾偽作説を取ったとは解釈してない気がする。

3 0 0 0 OA 経書大講

小林一郎(1876-1944)は仏教哲学者(?)として扱われる人物のようですが(大西克明「近代における在家知識人の法華経解釈 ─法華会・小林一郎の事例」https://t.co/I9rJOtufs0) 偽古文尚書の梅賾制作部分に対する小林氏の評価(https://t.co/pP6ZGyZ19V)は他より優先して参照するようなものなのだろうか。
小林一郎(1876-1944)は仏教哲学者(?)として扱われる人物のようですが(大西克明「近代における在家知識人の法華経解釈 ─法華会・小林一郎の事例」https://t.co/I9rJOtufs0) 偽古文尚書の梅賾制作部分に対する小林氏の評価(https://t.co/pP6ZGyZ19V)は他より優先して参照するようなものなのだろうか。
中村覚ほか「Linked Data 化した典拠データと IIIF を用いた法帖の異版比較支援システムの開発」, https://t.co/iZKUmrFaOe は宇野雪村『法帖事典』参照 また 馬成芬「江戸時代における日本に輸入された中国の偽法帖について」, 東アジア文化交渉研究, 10(2017), p.573-592, https://t.co/eEbcvS3bmH
中村覚ほか「Linked Data 化した典拠データと IIIF を用いた法帖の異版比較支援システムの開発」, https://t.co/iZKUmrFaOe は宇野雪村『法帖事典』参照 また 馬成芬「江戸時代における日本に輸入された中国の偽法帖について」, 東アジア文化交渉研究, 10(2017), p.573-592, https://t.co/eEbcvS3bmH

1 0 0 0 OA 絳帖12卷

興味深いのが(偽)絳帖は他の秦文字に倣っているということ(を裘錫圭先生は指摘している)。 https://t.co/AjIBM7sRhS https://t.co/6jIAG3RPG7 https://t.co/zx3kTH2XDS
『各種漢字表・字種一覧』(https://t.co/Gsix6Hvpg3)は所蔵館少ないな…しかし国会図書館の図書館送信可能資料のようだ(https://t.co/54uo2gKuoR)。
字種・字体・字形のような文脈で使われる「字種」はいつ頃まで遡れるのか調べようと思い、NDLの全文検索で探すと地名の「大字 種〇」みたいなのや仏教用語が大半。 ようやく1936の書道関係でこんなの https://t.co/S6piCQihrS が出てきたけど、これは「口(くち)とロ(ろ)は字種が違」みたいな文脈だ。 https://t.co/Ska1vaOAJR
凡例によれば容庚『宋代金文著録表』が使われたとのことなので、それが星取表になるかもしれないですね。 北平北海圖書館月刊( https://t.co/c36sQxG1g4 )所収らしいんですが、えらい年季ものっぽい。
宋人著録金文叢刊(1986) https://t.co/BgA0mU1abe で所蔵してるから、その再影印は買わなくていいやという判断をした機関が多いのが《初編》所蔵機関が少ない理由か。 しかしこの86年のバラ売りは、最初の考古図、続考古図、考古図釈文は38館が買ったけど、鐘鼎款識では11館まで減ってしまった。
この《宋人著録金文叢刊初編》の内容と版本は 考古図、続考古図、考古図釈文: 四庫全書 歴代鐘鼎彝器款識法帖: 明・朱謀刻本 紹興内府古器評: 明・汲古閣本 鐘鼎款識: 清・阮元刻本 嘯堂集古録: 宋刻本 のようです。https://t.co/XzNCmXU6C6 だと所蔵機関が少ないけれど多分貴重書ではない筈。
まだどう理解していいかわからないのが、「両詔」度量衡器での字体です。始皇26年詔と二世の追刻分の詔が同じ字体の器と、異なる器があるのですが(鶴間和幸「秦始皇帝の東方巡狩刻石に見る虚構性」 https://t.co/yrxuWiAPcY )、秦文字編の器物名からは判別できず。
安生成美「漢碑における篆額の書風について : その分類と変遷」, 書芸術研究 (8), 1-12, 2015-03 (https://t.co/9xIjfyDKzJ)の表1が興味深い。垂露篆とかちゃんと使われてる用語なんですねみたいな。例の漢代の懸針篆みたいなのは篆額ではなく本文なのでここには入ってない。 https://t.co/Fy82tsg6d2
福島恵「隋唐期における墓誌史料の研究基盤情報の統計分析」 https://t.co/fHofImM83O に墓誌蓋の書体のグラフが出てる。これは興味深い。 https://t.co/VMN0kz78x4
中国西南地区歴代石刻匯編、こいつはさすがに所蔵館少ないですね。 https://t.co/9oCDAJzVmI
輸入書であっても北京図書館蔵中国歴代石刻拓本彙編のほうが所蔵館多いのか。 https://t.co/0HFw76eBPA
さてその訳注語石ですが、この2つですね。 https://t.co/qmMekt5VjX https://t.co/FBUE15NszG うちはどっちも所蔵してないけど。

1 0 0 0 語石 : 訳注

さてその訳注語石ですが、この2つですね。 https://t.co/qmMekt5VjX https://t.co/FBUE15NszG うちはどっちも所蔵してないけど。
まあ「李陽冰の後継者としてふさわしいのはどちらか」で錢坫と鄧石如がはりあっていたわけではないのでしょうが。石永峰「近代日本における碑帖論争と内藤湖南」(https://t.co/CiBB9QkDFN)では錢坫と鄧石如の対立を碑帖論争の枠組みで紹介してますね。
鄧石如に関しては大迫正一先生の論文「鄧石如の篆書に関する考察」(https://t.co/ndN7qXQPzc)が詳しく議論されていて「二人が李陽冰の篆書を学んだことは事実であり、結果として違う書風へと昇華させていった。」とあるものの、錢坫の書風について議論しているような日本語の論文は多くはなさそう…。
高久先生は「『説文解字』祖本への接近(上) : 小篆の字形を中心として」(https://t.co/MKJQZncl6g)において「『字源偏傍小説』を除いて現在は伝わっていない」と、現存するように書いているので、後でその根拠であろう豊田穣1936を確認しないといけません。
訓讀説文解字注(六) 富山大学人文学部紀要,72,51-71 (2020-02-20) https://t.co/Y7lA9PAWQP 訓讀説文解字注(七) 富山大学人文学部紀要,73,117-144 (2020-08-20) https://t.co/M9F9KGShUA
訓讀説文解字注(六) 富山大学人文学部紀要,72,51-71 (2020-02-20) https://t.co/Y7lA9PAWQP 訓讀説文解字注(七) 富山大学人文学部紀要,73,117-144 (2020-08-20) https://t.co/M9F9KGShUA
今になって説文解字注の訓読・注の訳を森賀一惠先生が進めておられることを知りました。 訓讀説文解字注(四)富山大学人文学部紀要,70,155-173 (2019-02-20) https://t.co/BPkkquqd2g 訓讀説文解字注(五)富山大学人文学部紀要,71,73-92 (2019-08-20) https://t.co/xCTaK6No7v
今になって説文解字注の訓読・注の訳を森賀一惠先生が進めておられることを知りました。 訓讀説文解字注(四)富山大学人文学部紀要,70,155-173 (2019-02-20) https://t.co/BPkkquqd2g 訓讀説文解字注(五)富山大学人文学部紀要,71,73-92 (2019-08-20) https://t.co/xCTaK6No7v
曹悦:「朝鮮王朝における中国篆書の受容状況 : 『承政院 日記』を中心に」( https://t.co/odxMsizasB )これ全く通じてない歴史分野ですが、とても興味深いですね。書家でもなんでもない官僚が毎月篆書で文書を書かないと叱責処罰されるとかよっぽどだ…。

1 0 0 0 OA 讀書敏求記4卷

錢曾の『讀書敏求記』は考古圖、續考古圖、考古圖釋文の3つについて言及しているが、それぞれの著者は区別していない。これをそのまま読むと3つとも呂大臨の著作のように読めてしまう。https://t.co/PBNmwDkoPS
https://t.co/32sbiRRJ0e https://t.co/cKsNsh2L6F この4字だけだと議論のやりようが…という感じ。
https://t.co/32sbiRRJ0e https://t.co/cKsNsh2L6F この4字だけだと議論のやりようが…という感じ。
途中に「篆字嘿菴手書」とあって適当に検索すると唐侃(1545没)とか劉健(1433-1526)のことかと思ってしまったけど馮舒(1593-1649)のことだったっていう。生没年は樋口泰裕先生の「四庫全書総目提要 玉台新詠 訳注」(https://t.co/qtVaLP4vKr)によりました。

7 0 0 0 OA 古逸叢書

古逸叢書( https://t.co/PwTrwOm4Bs )は見出し字はそのままだけど、注は普通(?)の字形になっちゃってますね。 https://t.co/MbrUmGAaXM

2 0 0 0 OA 玉篇

原本じゃなくて模写本ですみませんが、手持ちのパブリックドメインな画像がこれ( https://t.co/VSbfB0feHE )しかありませんで、ご了承ください。
『書学正韻』といえば、大岩本幸次先生が基盤になってるのは廣韻ではなく集韻であることを指摘していて( https://t.co/fHid8fGy4m )、その理由としては説文を多用している集韻が楊桓の考えに合致したからでは…という指摘をしてましたが、
https://t.co/iao48WRAAw ここに五音集韻と五音篇海が明本一冊ずつしかないところからすると五音篇海のことなような気がする。

2 0 0 0 OA 玉篇

その次の「神宮文庫本模刻」ってのは明治29年のやつですかね。https://t.co/Bl2q0BcBtpの虫損部分を見たら古逸叢書っぽいですね。前に影印と書きましたが誤りでしたね。
さてこの⑦の神宮文庫の原本玉篇ですが、NDLに神宮文庫の目録(大正11)がありまして、玉篇はhttps://t.co/hXFuVJtEu8からhttps://t.co/tdtjAGLitEにかけてですかね。で、174コマの冒頭にある「巻第22 皇太神宮禰宜譜圖帳ノ背面…」と書かれているものが国宝になったやつですか。
さてこの⑦の神宮文庫の原本玉篇ですが、NDLに神宮文庫の目録(大正11)がありまして、玉篇はhttps://t.co/hXFuVJtEu8からhttps://t.co/tdtjAGLitEにかけてですかね。で、174コマの冒頭にある「巻第22 皇太神宮禰宜譜圖帳ノ背面…」と書かれているものが国宝になったやつですか。

2 0 0 0 OA 玉篇

で、神宮文庫本の影印出版されたのは明治29年で、その跋(https://t.co/Bl2q0BcBtp)は明治27年だと。久保尾2013では随見録の最新記事が明治16年(なので、それ以降に書かれた)としているので、けっこう時間差があります。西村兼文が「神宮文庫の所蔵を知ったけど、影印はまだ出回ってない」という段階?
ふみくらNo.84(2013)https://t.co/9xHcOMKOBDに出てくる西村兼文の『随見録』は早稲田の古典籍アーカイブhttps://t.co/4kp5grgrK4で読めるので助かります。『随見録』は当該部分で原本玉篇の江戸期寫本をいくつか挙げているけれど、何か記憶違いっぽいものもあり、扱いが難しいです。

5 0 0 0 OA 姓解

古逸叢書所収の姓解は懐仙楼(越智雲夢,1686-1746)所蔵の北宋本とされるけれど、跋文ぽく付加された經籍訪古志の末尾「高麗国十四葉辛巳歳蔵書」印記云々からするとNDLで公開されてる向山黄村寄贈本(https://t.co/naqGIdSLIu)が底本な気がする。でも越智関係の情報がNDLの解題には無いなあ。
古逸叢書の急就篇の底本は小島知足(1796-1862)の刊本ですが、知らなくて漫然と探していたところ、田村南海子「小島成斎の用印」https://t.co/3n5khKXmw2が「書論や書学、説文学の分野に関する成果においても、今後の考究を要する書家と言えよう」、おお~、すごい人やったんや~みたいな。

お気に入り一覧(最新100件)

2 0 0 0 經典釋文

@ml_plchldr_szk 私が持っているのは、この3冊の小型本です。上海古籍出版社、1985年です。 https://t.co/70oES2hlfU

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