著者
島村 道代 ヒョン キソン 渡邊 剛 ソ インア ユ チャンミン 入野 智久 杉原 薫 山野 博哉
出版者
日本地球化学会
雑誌
日本地球化学会年会要旨集
巻号頁・発行日
vol.56, pp.29-29, 2009

世界で最も高緯度に位置する、日本の壱岐サンゴ礁より採取されたキクメイシ属サンゴ骨中の酸素・炭素同位体比を分析し、中緯度域における高時間分解能古気候アーカイブとしての可能性を検討した。まず試料は莢壁と軸柱の骨格構造別に分析し、その結果を生育時の環境記録と対比・検討を行った。この結果、軸柱と莢壁は形成のタイミングが異なっており、キクメイシ属サンゴの場合、莢壁の方がより正確に環境を記録することがわかった。また本研究で用いたサンゴ骨格は、骨格構造自体にも成長パターンの季節的変化が見られた。これらの成果を基に、さらに長期に渡る骨格分析を行い、これらを周辺の環境と対比・検討したのでその成果を報告する。
著者
三石 人生 長尾 豊 ソンチャンミン キムチャンス
出版者
一般社団法人日本機械学会
雑誌
年次大会講演論文集 : JSME annual meeting
巻号頁・発行日
vol.2002, no.5, pp.209-210, 2002-09-20

This paper presents how an FEA model using MSC.NASTRAN was developed to simulate dehydration dynamics of a washing machine with spinning basket rotating about vertical axis. Gyroscopic effect, centrifugal forces, and self-balancing mechanism (liquid balancer) associated with rotating structures were considered in the simulation. Using the model, frequency response analysis was performed to simulate response of non-rotating structures in operating test. Static analysis was performed to simulate strain and stress of rotating structures at a discrete operating speed. The model was validated successfully with operating test data measurement. This paper also presents how the operating test was performed to understand dynamics of the dehydration process. The test was performed by installing an unbalance mass to the spinning basket based on manufacturer's design standard.
著者
チャンミン
出版者
中央公論新社
雑誌
婦人公論
巻号頁・発行日
vol.96, no.25, pp.90-93, 2011-11-22
著者
三石 人生 長尾 豊 ソンチャンミン キムチャンス
出版者
一般社団法人 日本機械学会
雑誌
年次大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2002, pp.209-210, 2002
被引用文献数
2

This paper presents how an FEA model using MSC.NASTRAN was developed to simulate dehydration dynamics of a washing machine with spinning basket rotating about vertical axis. Gyroscopic effect, centrifugal forces, and self-balancing mechanism (liquid balancer) associated with rotating structures were considered in the simulation. Using the model, frequency response analysis was performed to simulate response of non-rotating structures in operating test. Static analysis was performed to simulate strain and stress of rotating structures at a discrete operating speed. The model was validated successfully with operating test data measurement. This paper also presents how the operating test was performed to understand dynamics of the dehydration process. The test was performed by installing an unbalance mass to the spinning basket based on manufacturer's design standard.
著者
イ チャンミン
出版者
福岡県立大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2014-04-01

本研究の目的は、定量的・定性的といった2つの方法を用いて、戦前期日本資本の朝鮮進出が植民地朝鮮の工業化に及ぼした影響を明らかにすることである。まず第1に、日本人企業の朝鮮進出がもたらした影響を定量的に分析する。具体的には、日本人企業の朝鮮進出が朝鮮人企業を駆逐、衰退させたのか、あるいは興隆、発展させたのかについて、工場統計を用いた定量分析を試みる。第2に、日本人企業の進出が朝鮮人企業にもたらしたポジティブ効果とネガティブ効果を類型化し、そこから上記の定量分析の結果を裏付ける証拠を見出す。そのため、文献史料とケーススタディを利用し、地域と産業を考慮した工業化の具体像について定性分析を実施する。以上の2つの研究方法を総合し、植民地朝鮮の工業化の実態に迫るという研究目標を達成する。このため、平成26年度は植民地朝鮮の工場統計の中から1932、36、40年版を利用し、4年おきの3つのパネルデータを構築する。完成されたデータベースをもとに、特定地域、特定産業に日本人企業が存在する場合、あるいは日本人企業が新規参入する場合に、それが朝鮮人企業にいかなる影響を及ぼすのかについて定量分析を実施する。その際、市・郡レベルの地域区分と中分類以上の産業区分を適用したデータを利用することで地域間、産業間における工業化の相違を明らかにする。以上のような研究の目的と実施計画を実現すべく、現在植民地朝鮮の工場統計の中から1932、36、40年版を利用し、4年おきの3つのパネルデータを構築した。また、完成したデータベースをもとに日本人企業の朝鮮進出が朝鮮人企業に与えた影響について定量分析を行い、その分析結果を国内外学会で発表するなど研究成果の公開にも積極的に取り組んでいる。