- 著者
-
三根 幸彌
- 出版者
- 日本徒手理学療法学会
- 雑誌
- 徒手理学療法 (ISSN:13469223)
- 巻号頁・発行日
- vol.19, no.1, pp.21-26, 2019 (Released:2019-04-22)
- 参考文献数
- 11
日本の理学療法は発展途上であり,海外から積極的に学ぶ必要がある。また,根拠に基づく臨床実践の重要性 が世界的に叫ばれる中で,国際的な視野を持って仕事・生涯教育に臨むということは重要である。本稿では,2014 年に筆者が南オーストラリア大学大学院の筋骨格系・スポーツ理学療法修士課程で学んだ経験をもとに,留学のため の準備,カリキュラムの特徴,コース修了後の展望について述べる。本課程に限らず,熱意のある本邦の理学療法士 がこれから積極的に海外に出て学んでほしいと願っている。