著者
久保田 浩司
出版者
一般社団法人日本時計学会
雑誌
マイクロメカトロニクス (ISSN:13438565)
巻号頁・発行日
vol.50, no.194, pp.80-95, 2006-06-10
参考文献数
10

This is a short history of Japanese watch industry after the second world war. In Japan, clock industry started in 1860s, and watch industry began in 1890s. Watch and clock industry developed rapidly, but in 1941 the second world war broke out, so that these industries were stopped for the munition production. Since the war, from 1945, these revived, then high quality and big quantity were required. I try to report of watch industry development, on products research and production technology.
著者
ステファン カレン デニス マギー 久保田 浩司
出版者
一般社団法人日本時計学会
雑誌
マイクロメカトロニクス (ISSN:13438565)
巻号頁・発行日
vol.45, no.4, pp.94-102, 2001-12-10

1960年代後半に, 日本, スイスおよびアメリカ合衆国でそれぞれ別個に作業していたエンジニアのチームは, 完全に新しく創造された電子コンポーネントを用いてリストウオッチを再開発する.これらのチームが開発した製品は時計産業にグローバルな革命を刺激し, 総ての人に, 必要かどうかに係わらず, これまでは科学者と技術者だけが使用した正確無比(秒以下)を受容するかどうかを問うた.この時間測定の急激な変革は, 機械技術から電子の世界への劇的な移行の先駆けと歴史の盛り上がりによるものだった.三つの技術者チームによる成果の検証をこの論文は比較アプローチの手法でどのように文化, 経済, 経営の仕組み, 技術知識入手の容易さなどの地域の相違が完成品のデザインとユーザーの受容に作用したかを提言する.
著者
久保田 浩司
出版者
一般社団法人日本時計学会
雑誌
マイクロメカトロニクス (ISSN:13438565)
巻号頁・発行日
vol.49, no.192, pp.53-57, 2005-06-10

2004年は「日本・スイス修好通商条約」140年に当たり, 二つの催しが日本で行われた.その一つはドイツ東洋文化研究教会・在日スイス大使館による10月5日-15日ドイツ文化会館における「エメー・アンベールースイス特派使節の見た幕末日本」展示会開催であり, 二番目は10月9日10時-17時日本女子大学国際交流センターで行われた「幕末・明治期の日瑞交流をめぐって」と題する記念シンポジウムであった.

1 0 0 0 OA 時計の経済学

著者
久保田 浩司
出版者
一般社団法人日本時計学会
雑誌
日本時計学会誌 (ISSN:00290416)
巻号頁・発行日
no.150, pp.26-35, 1994-09-20