1 0 0 0 OA 夏の強剪定

著者
二階堂 太郎
出版者
日本森林学会
雑誌
森林科学 (ISSN:09171908)
巻号頁・発行日
vol.75, pp.29, 2015-10-01 (Released:2017-07-07)
著者
二階堂 太郎
出版者
九州大学
雑誌
研究活動スタート支援
巻号頁・発行日
2013-08-30

骨伝導性と骨置換性を併せ持つ β 型リン酸三カルシウム (βTCP) 人工骨置換材の骨置換速度の飛躍的増進を目的として、完全連通構造を有する海綿骨形態の βTCP フォームを創製した。本研究では、β相を安定化させる酸化マグネシウム (MgO) による 1500°C での焼結、及び、βTCP フォームの α-β 相転移温度以下での熱処理による α→β 相転移、によって βTCP フォーム骨補填材を創製した。得られたそれぞれの βTCP フォームを家兎大腿骨欠損部に埋入したところ、骨伝導性と骨置換性を示し、当該 βTCP フォームは新生骨に置換される骨置換材として有望であると示唆された。
著者
柴田 豊太郎 山谷 睦 二階堂 太郎 塚原 初男
出版者
日本林學會
雑誌
日本林學會誌 = Journal of the Japanese Forestry Society (ISSN:0021485X)
巻号頁・発行日
vol.82, no.1, pp.34-38, 2000-02-16

多雪・豪雪地における幼齢スギの樹冠形を, 最近2年間の頂枝の優劣勢によって, 2タイプに区分した。頂枝成長がどの側枝よりも優勢ならば, その樹冠形は優勢(A)タイプ, いずれかの側枝よりも劣勢ならば, その樹冠形は劣勢(B)タイプとした。Aタイプ林木の樹高および直径成長量, 胸高位置の雪圧抵抗は, Bタイプ林木よりも大きかった。Aタイプ林木に発達する冠雪荷重は, Bタイプ林木よりも軽量であった。雪圧の強い急傾斜面の林木で, サイズが等しい個体ごとに比較すると, Aタイプの根元曲がり被害は, Bタイプよりも軽度であった。これより最近2年間頂枝の優勢な樹冠形を維持し続ける幼齢スギは, 頂枝の劣勢な樹冠形を維持し続ける林木よりも雪害抵抗性の大きいことが示された。