著者
伊藤 俊樹
出版者
公益社団法人 応用物理学会
雑誌
応用物理 (ISSN:03698009)
巻号頁・発行日
vol.88, no.1, pp.31-35, 2019-01-10 (Released:2019-09-20)
参考文献数
7

ナノインプリントリソグラフィ(NIL)は,ナノスケールの微細加工技術として有効な技術であることが示されてきた.本稿では,NANDフラッシュメモリやDRAMなどの先端デバイスへの適用に向け開発している新しいインプリント装置の紹介,技術開発の進捗状況,ほかの先端半導体デバイス量産装置候補よりも魅力的な生産コストで,かつ将来の要求仕様に適したインプリント技術の展望について報告する.
著者
伊藤 俊樹 松永 泉
出版者
一般社団法人 日本デザイン学会
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集 日本デザイン学会 第56回研究発表大会
巻号頁・発行日
pp.P10, 2009 (Released:2009-06-16)

大阪人(関西人)と東京人の間では気質の違いがあると一般に言われているが、そのことを実証的に研究したものは少ない。本研究では、臨床心理学で用いられる投影法の技法を応用して、大阪人と東京人の人間関係の持ち方の違いを明らかにすることを目的とした。具体的には、なんらかの人間関係(特に何らかの葛藤あるいはネガティブな状況を推測させるもの)を投影で きるような場面を4 場面(カフェ、コンビニ、電車の車内、店内)設定し、図版を4 枚作成した。被験者にはその図版を見て、過去、現在、未来に渡る物語を作ってもらい、その物語の違いを大阪人と東京人の間で比較検討した。被験者は大阪環状線の内側に位置する6 区に所在する事業所(30 名以上)に勤務する18 ~ 59 才の男女37 名(女性12 名、男性25名 平均年齢34.7 才)。東京山手線の内側に位置する12 区に所在する事業所(30 名以上)に勤務する18 ~ 59 才の男女36名(女性15 名、男性21名 平均年齢34.4 才)である。結果は、大阪人の方が東京人より人と人との間に何らかの人間関係をみることが多く、感情表現がよりはっきりしており、大阪には東京よりも物語が生まれやすい土壌があることが分かった。
著者
伊藤 俊樹 松永 泉
出版者
日本デザイン学会
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集
巻号頁・発行日
vol.56, pp.P10, 2009

大阪人(関西人)と東京人の間では気質の違いがあると一般に言われているが、そのことを実証的に研究したものは少ない。本研究では、臨床心理学で用いられる投影法の技法を応用して、大阪人と東京人の人間関係の持ち方の違いを明らかにすることを目的とした。具体的には、なんらかの人間関係(特に何らかの葛藤あるいはネガティブな状況を推測させるもの)を投影できるような場面を4 場面(カフェ、コンビニ、電車の車内、店内)設定し、図版を4 枚作成した。被験者にはその図版を見て、過去、現在、未来に渡る物語を作ってもらい、その物語の違いを大阪人と東京人の間で比較検討した。被験者は大阪環状線の内側に位置する6 区に所在する事業所(30 名以上)に勤務する18 ~ 59 才の男女37 名(女性12 名、男性25名 平均年齢34.7 才)。東京山手線の内側に位置する12 区に所在する事業所(30 名以上)に勤務する18 ~ 59 才の男女36名(女性15 名、男性21名 平均年齢34.4 才)である。結果は、大阪人の方が東京人より人と人との間に何らかの人間関係をみることが多く、感情表現がよりはっきりしており、大阪には東京よりも物語が生まれやすい土壌があることが分かった。
著者
伊藤 俊樹 長田 純一 藤田 善弘
出版者
日本デザイン学会
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集
巻号頁・発行日
vol.54, pp.P24, 2007

2006年名古屋万国博覧会のロボットステーションで、NEC製のパーソナルロボット「パペロ」を展示、デモンストレーションを行った。そこで子どもたちはパペロに触れ合い、パペロとコミュニケーションを行った。来場した子供の中には、特に「パペロ」が気に入り、期間中何度もパペロに会いに来た子どもたちがいた。本研究では、そのように何度もパペロとの触れ合いを求めてやってくるリピーターの子どもたちを対象にして、何故彼らがそれほど「パペロ」に惹かれるかを調べることを目的とした。具体的には、リピーターの子どもたちに「パペロのイメージ」というテーマでコラージュを作ってもらい、そのコラージュを中心にしてデプス・インタビューを行った。その結果から、リピーターの子どもたちが、何故「パペロ」にそれだけ惹かれるのかを探ることとした。