著者
加藤 尚武
出版者
東京大学大学院人文社会系研究科死生学・応用倫理センター
雑誌
死生学・応用倫理研究 = Journal of Death and Life Studies and Practical Ethics (ISSN:18826024)
巻号頁・発行日
vol.20, pp.191-194, 2015-03-15

第二五回日本生命倫理学会年次大会 「死生学と生命倫理」 特別対論企画 「低線量被爆と生命倫理」
著者
加藤 尚武
出版者
東京大学大学院人文社会系研究科死生学・応用倫理センター
雑誌
死生学・応用倫理研究 = Journal of Death and Life Studies and Practical Ethics (ISSN:18826024)
巻号頁・発行日
vol.20, pp.159-177, 2015-03-15

第二五回日本生命倫理学会年次大会 「死生学と生命倫理」 特別対論企画 「低線量被爆と生命倫理」
著者
加藤 尚武
出版者
日本生命倫理学会
雑誌
生命倫理 (ISSN:13434063)
巻号頁・発行日
vol.9, no.1, pp.11-16, 1999-09-13
被引用文献数
3

日本国憲法13条の求める「個人としての尊重」「個人の尊厳」は、クローン人間を生むことを否定しているから、刑法によってそれを禁止すべきであるという意見を批判することが、本稿の目的である。核移植で加藤尚武のクローンを作れば、そのクローンは加藤尚武と年齢も生育環境も歴史的環境も異なる。オリジナル人間とクローン人間は完全に識別可能である。もしも遺伝的にDNAがひとしい人を生むことが、禁止の対象になるなら、当然、一卵生双子の出産も禁止すべきである。クローン人間禁止論者は、クローンとオリジナルが明確に識別可能でもDNAが同じなら個体性を侵害している、自然的な同一DNA個体(双子)の出生は違法ではないが、人為的に同一DNA個体(クローン)を生むことは違法であると主張する。
著者
島薗 進 加藤 尚武
出版者
東京大学大学院人文社会系研究科死生学・応用倫理センター
雑誌
死生学・応用倫理研究 = Journal of Death and Life Studies and Practical Ethics (ISSN:18826024)
巻号頁・発行日
vol.20, pp.155-158, 2015-03-15

第二五回日本生命倫理学会年次大会 「死生学と生命倫理」 特別対論企画 「低線量被爆と生命倫理」
著者
加藤 尚武
出版者
日本生命倫理学会
雑誌
生命倫理 (ISSN:13434063)
巻号頁・発行日
vol.9, no.1, pp.11-16, 1999-09-13 (Released:2017-04-27)
被引用文献数
3

日本国憲法13条の求める「個人としての尊重」「個人の尊厳」は、クローン人間を生むことを否定しているから、刑法によってそれを禁止すべきであるという意見を批判することが、本稿の目的である。核移植で加藤尚武のクローンを作れば、そのクローンは加藤尚武と年齢も生育環境も歴史的環境も異なる。オリジナル人間とクローン人間は完全に識別可能である。もしも遺伝的にDNAがひとしい人を生むことが、禁止の対象になるなら、当然、一卵生双子の出産も禁止すべきである。クローン人間禁止論者は、クローンとオリジナルが明確に識別可能でもDNAが同じなら個体性を侵害している、自然的な同一DNA個体(双子)の出生は違法ではないが、人為的に同一DNA個体(クローン)を生むことは違法であると主張する。
著者
加藤 尚武
出版者
日本シェリング協会
雑誌
シェリング年報 (ISSN:09194622)
巻号頁・発行日
vol.11, pp.4, 2003 (Released:2022-12-15)

The word organism is made from organ. But organ means some types of mechanical instruments. Many dictionaries (Oxford, Ritter, Gehler) teach us the word Organism is not so old as the word life. Kant's comment on the words organ and organisiertes Wesen seems to reveal that he was sensitive to the new vocabulary. C. A. Eschenmayer: Die Philosophie in ihrem Uebergang zur Nichtphilosophie (1803) is a clear-cut picture of philosophical situations of the days. Philosophers of Romantic School supported so called chemitry-centric idea of organism that real basic process of organism can be explained as a chemical process. But Schelling rejected the chemitry-centric idea in his work: Die Methode des akademischen Studiums (1803).
著者
加藤 尚武
出版者
日本シェリング協会
雑誌
シェリング年報 (ISSN:09194622)
巻号頁・発行日
vol.24, pp.114, 2016 (Released:2020-03-26)

The inventions of the telescope and the microscope have forged two divergent paths of of influ- ence. The telescope demolrished the Aristotelian theory of the Universe, that celestial bodies move eter- nally, but bodies under the Moon moved to finite ends. The microscope , meanwhile, created a new metaphysical scope: Beneath the lifeless visual world there is a vibrant world that cannot seen by the naked eye. In this vibrant world Body and Soul- ,Finite and Infinite- ,Being and Nothingness exist in continuity. The continuity entails the truth that in the most fundamental structure of universe, Body = Soul, Finite = Infinite ,Being = Nothing are valid precepts.