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文献一覧: 水野 紀子 (著者)
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科学の多様な不定性と意思決定:当事者性から考えるトランスサイエンス
著者
本堂 毅
平田 光司
関根 勉
米村 滋人
尾内 隆之
笠 潤平
辻内 琢也
吉澤 剛
渡辺 千原
小林 傳司
鈴木 舞
纐纈 一起
水野 紀子
中島 貴子
中原 太郎
出版者
東北大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2013-04-01
科学技術の専門的知識には,程度の差はあれ,様々な不確実性が避けられない.また,社会の中で科学技術の知識を用いる際にどのような科学的知識が必要かは価値判断と不可欠であるため科学自体では定まらない.このような「科学的知識の不定性」を直視し,不定性の様々な性質を踏まえた上で,より的確な判断を私たちが主体的に下すための条件を考察し,科学的知識に伴う不定性の性質・類型を明らかにするとともに,その成果を書籍にまとめた(2017年度に出版予定).
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不貞行為の相手方への慰謝料請求 ─最判平成31年2月19日民集73巻2号187頁の評価─
著者
水野 紀子
出版者
東北大学法学会
雑誌
法学 = HŌGAKU (THE JOURNAL OF LAW AND POLITICAL SCIENCE)
(
ISSN:03855082
)
巻号頁・発行日
vol.84, no.3,4, pp.184-201, 2020-12-30
(渡辺達徳教授退職記念号)
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OA
家族法改正のための基礎的・領域横断的研究
著者
水野 紀子
大村 敦志
早川 眞一郎
小粥 太郎
澁谷 雅弘
久保野 恵美子
嵩 さやか
桑村 裕美子
阿部 裕介
石綿 はる美
出版者
東北大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2012-10-31
本研究は、相続法の立法的提言を主たる目的としたものであったが、研究開始後に本研究に対する社会的要請は急激な高まりを見せた。具体的には、新信託法と相続法の矛盾の露呈、東日本大震災に関する相続問題、生殖補助医療の進展や実親子法に関する新判例の続出、非嫡出子に関する最高裁判例に基づく相続法改正作業などが挙げられる。本研究メンバーは、こうした社会的要請に応えて、相続法に関する数多くの専門書、研究論文等を刊行し、日本私法学会シンポジウムにおいて発表を行うなどの学術的研究を進めるのみならず、これらの研究成果を生かして立法作業において大きな貢献をした。
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高齢者の財産管理制度の分析と構築
著者
水野 紀子
嵩 さやか
鳥山 泰志
石綿 はる美
池田 悠太
渡辺 達徳
大村 敦志
得津 晶
早川 眞一郎
小粥 太郎
森田 果
藤岡 祐治
中原 太郎
久保野 恵美子
吉永 一行
澁谷 雅弘
今津 綾子
金谷 吉成
出版者
白鴎大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2018-04-01
2018年度は、高齢者財産管理に関する諸問題を、.死亡時の財産処理、生前の財産保全・運用、消費者被害の分野ごとに、社会問題班が、具体的な社会問題について、A. 手続班、B. 後見班、C. 消費者班ごとに検討し、カテゴリ班Iが、公的介入の在り方についての総論的検討を行った。具体的には、A. 手続については今津が近時話題となる子の引渡事件を中心に家事事件について公的介入の要否・在り方を検討し、B. 後見班では、国家の後見的介入についてインプットの代表例の税制について分担者渋谷、藤岡が相続税及び資産税を検討し、かかる税制・国民負担の関係を踏まえた上で、アウトプットの代表例である社会保障について分担者嵩が所得保障や医療・介護保障の問題点の分析を行った。また、A.,B.両面にわたる問題として、分担者石綿が近時の相続法改正における生存配偶者の保護を素材に、遺産分割の交渉のスタートとなり、かつ、「後見的保護」となる民法のルールについて分析を行った。C. 消費者班では、消費者法のみらず消費者保護を一部取り込んだ民法(債権法)も含めて分担者渡辺が総論的な検討を示し、分担者中原が具体的なトピックを素材に検討を深め、分担者得津は投資商品(金融商品)の売買契約のプロセスの瑕疵について検討を行った。これらの諸問題の分析手法について、分担者森田が、法制度の現実社会に与える影響(相関関係・因果関係)の析出の検討を深め、その具体的な成果を海外で公表した。これに対して、総論的検討を行うカテゴリ班Iでは、代表者水野が、A.手続、B.後見、C.消費者のすべてにわたる高齢者の財産管理を保護する制度的インフラの不存在を指摘し、諸外国を参考に、いかなるインフラが不足しているのか、国家的保護の「類型」の候補を指摘した。そして、水野、中原、石綿は2019年度比較法学会のシンポジウム報告の準備を進めた。
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OA
先端的医療・医学研究の実体法規制に関する包括的研究
著者
水野 紀子
河上 正二
早川 眞一郎
渡辺 達徳
小粥 太郎
久保野 恵美子
米村 滋人
中原 太郎
出版者
東北大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2006
本研究は、先端的医療・医学研究の実施に際して、患者・被験者等の利益を保護し、生命倫理の観点から逸脱した行動を規制しつつ、適正な範囲での先端的医療・医学研究の発展を可能にすべく、その法的規律を明確化することを目指した。アドホックな個別の利益衡量ではなく、民法の一般法理論との関連において、生殖補助医療やヒト生体試料の法的地位などの具体的問題について分析・検討して,解決に向けた具体的指針を提供した。
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OA
親子関係と民法
著者
水野 紀子
出版者
公益財団法人 日本学術協力財団
雑誌
学術の動向
(
ISSN:13423363
)
巻号頁・発行日
vol.13, no.6, pp.84-85, 2008-06-01 (Released:2012-02-15)
参考文献数
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OA
生殖補助医療はどうあるべきか
著者
水野 紀子
米本 昌平
櫻田 嘉章
辻村 みよ子
西 希代子
加藤 尚武
出版者
公益財団法人 日本学術協力財団
雑誌
学術の動向
(
ISSN:13423363
)
巻号頁・発行日
vol.13, no.8, pp.32-55, 2008-08-01 (Released:2012-10-30)
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離婚給付概念について
著者
水野 紀子
出版者
日本私法学会
雑誌
私法
(
ISSN:03873315
)
巻号頁・発行日
vol.1985, no.47, pp.244-249, 1985-07-30 (Released:2012-02-07)
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臨床研究の包括的法規制のあり方に関する多分野横断的研究
著者
米村 滋人
水野 紀子
武藤 香織
磯部 哲
徳永 勝士
田代 志門
奥田 純一郎
中山 茂樹
佐藤 雄一郎
猪瀬 貴道
出版者
東京大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2018-04-01
2018年度分の研究活動(2018年4月~2020年3月)の実績の概要は以下の通り。当年度は、まず、総合調整班において全体的な研究計画と調査項目・検討課題を決定した。具体的には、先行研究課題である科研費・基盤研究(A)(課題番号24243017)の研究成果として、米村編『生命科学と法の近未来』(信山社、2018)が公表されているため、これを素材に国内外の関連研究者・専門家等からの意見と課題提示を受けた上で、総合調整班において検討を行った。その結果、現在の日本では臨床研究法をめぐる法運用が多大な混乱を惹起しており、医学界からは臨床研究全体が抑制されているとの指摘も見られるため、臨床研究法の法規制のあり方を検討することが適切と考えられ、海外法制度調査もその観点を中心に行う方針とした。以上をもとに、一般的実体要件班・一般的手続要件班において、国内の法学・生命倫理学・医学関係者に臨床研究法の問題点や改善の方向性等につき意見聴取を行うほか、海外の文献調査や国外の機関に対する訪問調査を行う方針とした。国内調査に関しては、各研究分担者の調査内容を研究会の場で共有したほか、永井良三・自治医科大学長や藤井眞一郎・理化学研究所生命医科学研究センターチームリーダーなど医学研究者の意見を直接聴取した。また、ドイツの臨床研究規制については、ヨッヘン・タウピッツ教授を始めマンハイム大学医事法研究所のスタッフに調査を依頼しており、その中間報告を数度にわたり聴取したほか、フランスの臨床研究規制についても文献調査の形で調査を進め、2019年3月に研究分担者・磯部哲と研究協力者・河嶋春菜の助力によりフランス渡航調査を実施した。特殊研究規制検討班においては、研究分担者・徳永勝士を中心に、国内研究機関や海外研究機関・研究者に対するヒアリング調査を行う形でゲノム研究や再生医療研究の規制状況の調査を行った。
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戸籍制度が民法典にもたらした構造的諸矛盾の研究
著者
水野 紀子
出版者
名古屋大学
雑誌
一般研究(C)
巻号頁・発行日
1992
日本固有の家族法を体現する存在である戸籍制度と、西欧法を継受した民法との間には根本的な矛盾が存在する。戸籍制度と民法が前提とする身分登録制度である自分証書制度との間にある相違は、単に個人別登録か家族ごとの登録かというものにとどまらず、戸籍は、国民登録兼親族登録兼住民登録である点で、出生・婚姻・死亡の単なる証拠書類にすぎない身分証書と基本的に異なっている。この相違がわが国の家族法に及ぼした影響は大きく、しかしその相違について無自覚であったため解釈は混乱している。平成4年度は、この矛盾があらわれている典型的なテーマのうち、実親子関係法について「比較婚外子法」、婚姻法について「重婚に関する一考察」、相続について「相続回復請求権に関する一考察」を著して、それぞれの問題を明らかにしたほか、日本の戸籍制度全体にわたってその特徴と将来像を描いた論文「戸籍制度」を執筆した。実親子関係法では、戸籍制度の特殊性故に虚偽出生届による戸籍を訂正する必要から生じた諸実務が、嫡出否認や認知など民法の設けている要件規定を事実上空洞化する傾向にある。その構造を明らかにした上で、現状の日本法の実務がどのような特殊性と難点をもっているかを描いた。婚姻法では、戸籍の届出制に基礎をおく協議離婚制度とそれが意思確認機能を持たないが故に必要となった協議離婚無効確認訴訟という日本法独特の訴訟類型、その結果生ずる重婚という日本にしかない特異な重婚類型に、構造上重婚が可能な身分証書制度下の民法がもつ重婚規定が適用されることから生じる問題を明らかにした。また、相続法においては、相続人がどこにどれだけいるかということが戸籍によってわかるという条件は、西欧法にはない。それがわからない身分証書制度を前提として形成されてきた相続回復請求権などの制度が、日本法に導入されたときどのような特異な機能を果たすことになったかを研究した。
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改正民法セミナー
著者
高須 順一
水野 紀子
石川 信
雑誌
白鴎大学法政策研究所年報 = Law and Policy Institute journal, an annual
(
ISSN:18820735
)
巻号頁・発行日
no.13, pp.63-96, 2020-03
開催日:2019年11月27日
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人口・復興・地方創生――「人口減少社会」論の構築に向けて
著者
渡辺 達徳
宇野 重規
嵩 さやか
飯島 淳子
岡部 恭宜
北島 周作
宇野 瑛人
姥浦 道生
伏見 岳人
犬塚 元
水野 紀子
坂田 宏
島村 健
巻 美矢紀
稲葉 馨
出版者
東北大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2016-04-01
「人口減少社会」に関する基礎的・横断的研究の遂行という本研究の目的に沿って、平成29年度は、前年度に個別研究班が行った分析をもとに、海外研究者を含む学外の研究者を招いた研究会を開催することを通じて、全メンバーによる意見交換、研究進捗状況の確認と今後の課題を共有することに努めた。研究会において特に注目したテーマは、東日本大震災における社会資本の役割、私人間における障害を理由とする差別の禁止、個人の自立を支援する行政の法的統制などである。その上で、それぞれの個別研究班において、上記の研究会において得られた知見をも組み入れつつ、平成29年度に予定された研究が以下のとおり進められた。すなわち、基礎理論班においては、前年度までの検討を展開させ、人口の概念の再定位を検討した上で、人口減少社会を論ずるための理論的枠組みを提示するための検討を行った。また、制度班においては、人口減少社会への対処としての食い止め策と課題対応策との関係を整序し、体系的な制度設計の方向づけを試みた。さらに、政策班においては、前年度に行われた研究をもとに、人口減少社会の問題の所在と構造を把握した上で、問題の進行状況や問題の所在を異にする諸都市の特性をも十分に考慮に入れながら、条件不利地域・地方都市・三大都市圏という類型化を意識しつつ、フィールドワークも含めた研究を進めた。各研究者による研究成果は、後掲「研究発表」のとおりである。
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母乳と育児とオキシトシン
著者
水野 克己
水野 紀子
出版者
医学書院
雑誌
助産雑誌
(
ISSN:13478168
)
巻号頁・発行日
vol.70, no.9, pp.727-732, 2016-09-25
オキシトシンは子宮収縮,射乳反射などの作用を司るホルモンであることは広く知られています。本稿では,育児期においても重要な働きをもつオキシトシンに注目し,愛着行動と母乳育児を中心に解説します。
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法律時評 婚外子相続分差別違憲決定
著者
水野 紀子
出版者
日本評論社
雑誌
法律時報
(
ISSN:03873420
)
巻号頁・発行日
vol.85, no.12, pp.1-3, 2013-11