著者
景山 一郎 栗谷川 幸代 原口 哲之理 小林 ゆき
出版者
Society of Automotive Engineers of Japan
雑誌
自動車技術会論文集 (ISSN:02878321)
巻号頁・発行日
vol.50, no.5, pp.1402-1408, 2019 (Released:2019-09-25)
参考文献数
9

二輪車の定常円旋回特性を詳細に検討したところ、これまでの理論的な表現では定性的な特性は表現できるものの、定量的な特性を表現することが難しいことを示した。この表現にはタイヤのオーバターニングモーメントおよびキャンバトルクの考慮が重要である事を示し、今後の運動力学検討時にこれらの考慮が重要であることを示した。さらに操舵系コンプライアンスの等価的影響を検証した。
著者
松田 明子 景山 一郎 栗谷川 幸代 原口 哲之理 金子 哲也 小林 祐範 村山 哲也
出版者
一般社団法人 日本機械学会
雑誌
交通・物流部門大会講演論文集 2019.28 (ISSN:24243175)
巻号頁・発行日
pp.2202, 2019 (Released:2020-05-25)

In this research, we investigate an adaptability of drivers to a personal mobility vehicle (PMV) using lean mechanism. In order to evaluate PMV with a lean mechanism considering driver's feeling, the purpose is to establish an evaluation method in human-car system. Experiments were conducted with multiple vehicle characteristics using a driving simulator. In this report, we analyzed for the steering angle focused on the input of the driver. First, it was confirmed that the steering angle really obtained with DS depends on the steering characteristics. Next, we confirmed that the tendency of the trajectory was different from the difference in equivalent preview time. Finally, the frequency characteristics of the adjustable steering were examined. As a result, there was a difference in reproducibility. And this difference may be a method of expressing driver characteristics.
著者
原口 哲之理 金子 哲也 景山 一郎
出版者
公益社団法人 自動車技術会
雑誌
自動車技術会論文集 (ISSN:02878321)
巻号頁・発行日
vol.51, no.5, pp.931-937, 2020 (Released:2020-09-30)
参考文献数
8
被引用文献数
1

操舵角に応じて内傾角を与えるPMVは主にキャンバ角による横力で旋回するため,操舵トルク特性は巻き込み側となり自動車のそれとは大きく異なる.PMVの操舵トルク特性を整理し,低μ路やカウンタステア時の挙動も考察した上で,キャスタトレールと共に仮想横加速度に比例した復元トルクを付加する是正方法を提案する.
著者
金子 哲也 原口 哲之理 景山 一郎
出版者
公益社団法人 自動車技術会
雑誌
自動車技術会論文集 (ISSN:02878321)
巻号頁・発行日
vol.50, no.3, pp.796-801, 2019 (Released:2019-05-24)
参考文献数
16

旋回時に内傾斜(リーン)機構を有するパーソナルモビリティビークル(PMV)のタイヤ転舵とアクティブ傾斜を同時に伴う車両運動に関する解析は未検討課題が多い.本報では多自由度運動モデルを用いたシミュレーションにより,急操作に対するPMVの車両運動応答解析とその性能向上手法の提案について述べる.
著者
景山 一郎 栗谷川 幸代 原口 哲之理 小林 ゆき
出版者
公益社団法人 自動車技術会
雑誌
自動車技術会論文集 (ISSN:02878321)
巻号頁・発行日
vol.50, no.5, pp.1402-1408, 2019

二輪車の定常円旋回特性を詳細に検討したところ、これまでの理論的な表現では定性的な特性は表現できるものの、定量的な特性を表現することが難しいことを示した。この表現にはタイヤのオーバターニングモーメントおよびキャンバトルクの考慮が重要である事を示し、今後の運動力学検討時にこれらの考慮が重要であることを示した。さらに操舵系コンプライアンスの等価的影響を検証した。