著者
川岡 勉 片桐 昭彦 新谷 和之 古野 貢 遠藤 ゆり子 佐々木 倫朗 野田 泰三
出版者
愛媛大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2015-04-01

本研究の活動の柱は、全国の守護の受発給文書の調査・収集作業であり、活字史料の検索・集約と並んで、対象史料を収蔵している研究機関・各種施設・個人などへの出張調査を分担して行った。こうして集めた史料をもとに、国別または守護ごとのデータベースを作成し、これを収録したCD―ROMを添付した報告書を作成した。データベースを読み解く上で便宜を図るために、手引きとなる解説文も掲載した。本研究のもう1つの活動の柱は、各自が調査・収集した史料やその分析結果を持ち寄り、共同で検討を加える研究会・史料検討会であり、年に2~3回の割合で会合をもった。途中でシンポジウムも開催して研究成果を広く公開・発信した。
著者
古野 貢
出版者
十六世紀史論叢刊行会
雑誌
十六世紀史論叢 (ISSN:21878609)
巻号頁・発行日
no.8, pp.101-124, 2017-03
著者
古野 貢
雑誌
市大日本史 (ISSN:13484508)
巻号頁・発行日
vol.6, pp.107-121, 2003-05
著者
古野 貢
出版者
武庫川女子大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2010

各守護の受発給文書の収集作業の結果、約6,000通を収集した。各守護の特色は、室町幕府内部での地位、分国配置(地理的・地域環境)、守護権力構造(守護代・奉行人・郡代など)の差により見いだし得た。今後はさらなる収集と、当該期の全体的理解に向けた検討を進める必要がある。