著者
栗原 康輔 堀 浩樹 小早川 雄介 坪谷 尚季 岡村 聡 世古口 さやか 出口 隆生 駒田 美弘
出版者
特定非営利活動法人日本小児血液・がん学会
雑誌
小児がん : 小児悪性腫瘍研究会記録 (ISSN:03894525)
巻号頁・発行日
vol.47, no.1, pp.68-72, 2010-02-25

三重大学附属病院小児科外来を受診している小児がん患者と家族を対象に地域密着型のサマーキャンプを実施した.本キャンプの特徴は,地域の学生ボランティアが主体的にキャンプを運営していることである.開催地が近く,費用が安いこと,週末を利用した開催であることから多くの家族の参加があった.実施後調査では,患者交流を通じて頑張る気持ちや前向きな気持ちが参加者に醸成されていた.
著者
沼 晃介 堀 浩一
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.24, 2010

地域内でのコミュニケーションやメディアとの関わりなどの社会的課題に対し,一般の人々が自ら表現することを通して克服することを狙い,社会実践やワークショップを行っている.このような実践的な取り組みを効果的に設計するには,活動や場と,情報システム含む道具を有機的に連携させ総合的にデザインしていく必要がある.本発表では,これまで行ってきたいくつかの事例の紹介を通して,我々のアプローチを概観する.
著者
角 康之 小川 竜太 堀 浩一 大須賀 節雄 間瀬 健二
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. A, 基礎・境界 (ISSN:09135707)
巻号頁・発行日
vol.79, no.2, pp.251-260, 1996-02-25
被引用文献数
17

現代社会では, 背景知識の異なる専門家同士が共同作業をする場が増えている. 従って, 人間の共同作業におけるコミュニケーションを支援する方法論やコンピュータシステムを開発することが工学的にも重要な課題となっている. 本論文では, ユーザの思考空間を可視化することによるコミュニケーション支援手法を提案し, それに基づいて試作されたツールCSSを紹介する. 提案する手法は, ユーザの心の中にある概念やそれを構成する概念素の関連性を距離空間に可視化し, 個人若しくはグループにおける概念形成を支援するというものである. 本論文では, 言葉の使い方の個人差や, 個人の主観的見解の相違を顕在化するのに本手法が有効であることを示し, 更に, CSS をグループによるフリーディスカッションに適用した例も紹介する.
著者
上野 敦志 中須賀 真一 堀 浩一
出版者
社団法人人工知能学会
雑誌
人工知能学会誌 (ISSN:09128085)
巻号頁・発行日
vol.15, no.2, pp.297-308, 2000-03-01
被引用文献数
9

Real robots should be able to adapt autonomously to various environments in order to go on executing their task without a break. For this purpose, they should be able to learn how to abstract useful information from a huge amount of information in the environment while executing their task. This paper proposes a new architecture which performs categorical learning and behavioral learning parallelly with task execution. We call the architecture Situation Transition Network System (STNS). In categorical learning, it makes a flexible state representation and modifies it according to the results of behaviors. Behavioral learning is reinforcement learning on the state representation. Simulation results have shown that this architecture can learn efficiently and adapt to unexpected changes of the environment autonomously.
著者
角 康之 堀 浩一 大須賀 節雄
出版者
社団法人人工知能学会
雑誌
人工知能学会誌 (ISSN:09128085)
巻号頁・発行日
vol.9, no.1, pp.139-147, 1994-01-01
被引用文献数
46

In this paper, we present a system for computer-aided thinking. We propose the idea of reflecting the mental world indirectly in a metric space, and thereby supporting human thinking activity such as construction and creation of new ideas. We use a method of mapping text-objects into metric spaces in order to deal with texts. Results of experiments using our implemented system, named CAT1 (Computer-Aided Thinking, version 1), are given. We show that a user of our system can get effective stimuli to his/her further thinking. The paper also gives a discussion about potential of the CAT1 to be used for group works.