著者
堀井 祐介
出版者
金沢大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2019-04-01

学生中心の学びへと転換しつつある近年の高等教育において、「学生の主体的な学びへの関与<学生エンゲージメント(student engagement)>」はその核となる概念である。英国では、<学生エンゲージメント>は、教育評価を含む大学評価における評価指標の一つとされている。本研究では、今後の日本の高等教育評価政策に資するため、英国での教育評価を含む大学評価に関する自己点検・評価報告書等を分析対象とし、テキストマイニングの手法を用いて、英国での大学評価における<学生エンゲージメント>の位置づけを明らかにし、日本の大学評価における<学生エンゲージメント>評価指標のあるべき姿を明らかにする。
著者
稲垣 美幸 堀井 祐介 吉永 契一郎
出版者
金沢大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2019-04-01

近年,大学には教員でも職員でもない位置付けとして「専門職」と呼ばれる様々な職種の導入が進んでいる。この各職の業務内容や組織に関する実証研究は進んでいるが,その一方で,当事者やその周囲では課題の声が聞かれる。しかし,こうした課題は現場レベルの感覚的なものとして聞かれるのみで,客観的に明らかにされてはいない。で,本研究は,専門職として報告されている新たな職種全体を対象に,専門職が抱える課題を客観的かつ実証的に明らかにし,専門職を取り巻く共通課題と職種による特色を見出す。
著者
早田 幸政 林 透 堀井 祐介 前田 早苗 望月 太郎 島本 英樹 工藤 潤
出版者
中央大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2017-04-01

本調査研究は、ASEANの急速な経済発展を背景に、活発化している国境を越えた大学間の教育交流や学生・職業人等による人的移動におけるASEAN地域を包括した高等教育質保証の役割を解明することにあった。今回の調査では、国設の大学評価機関である「マレーシア質保証機構(MQA)」の高等教育質保証システムの概要や特質を把握することができた。MQAの中心的役割は、高等教育質保証の基盤であり国の質保証基準に対して基本的視点を提示する「マレーシア資格枠組(MQF)」を運用することにあった。こうした国レベルの高等教育質保証の仕組みを訪問調査、書面調査の双方の手法を用いて把握しその意義の分析に取り組んだ。また、マレーシアにおいて教育研究面で高い評価を得ている「マレーシア国民大学」、「テイラーズ大学」への訪問調査も実施した。これらの調査を通じて、上記MQAによる外部評価に合格するために各大学がどのような対応をしているか、について十分な知見を得ることができた。具体的には、これら大学は、自身の大学の質保証を行うために、独自の「内部質保証」システムを構築し、「ラーニング・アウトカム」の測定・評価を軸に同システムを効果的に運用していることが明らかとなった。このことは、次年度以降のASEAN諸国の高等教育質保証の実態調査を行う際にも大きく役立つ成果であった。
著者
堀井 祐介
出版者
大阪外国語大学
雑誌
IDUN (ISSN:02879042)
巻号頁・発行日
vol.17, pp.301-320, 2006

Denne artikel handler om universitetsbestyrelser og deres medlemmer, som er valgt af og blandt studerende i Danmark. Studerende er selvfolgelig en of de vigtigste spillere og den storste interessegruppe pa et universitet. Denne tankegang kan man godt forsta i Danmark, fordi studerende kan deltage i bestyrelsen i Danmark. "Bestyrelsen er overste myndighed for universitet." siger univesitetsloven (Kapitel 3 § 10). Der star ogsa "mindst to medlemmer skal vaere repraesentanter for de studerende." i loven (Kapitel 3 § 12 stk. 4). Efter loven har alle 12 universiteter under UBST (Universitets- og Bygningsstyrelsen) godkendt den vedtaegt med studerendes valgbarhed. Disse repraesentanter skal betragtes som fuldgyldige medlemmer pa linie med de ovrige, der er valgt blandt henholdsvis det videnskabelige og det teknisk-administrative personale. Uheldigvis findes der kun fa eksempler pa bestyrelser med studerende i Japan. De fleste bestyrelser i Japan bestar kun af de medlemer valgt of det videnskabelige personale eller det tekniske-administrative personale. Der er store konkurrence i hojere uddannelse i verden nu for tiden. Naesten alle universiteter soger efter en made at rekruttere flere og flere dygtige studerende. Jo flere dygtige studerende, der gar pa et universitet, jo storre magt har det. I sadanne situationer vil det vaere en nogle til et bedre og staerkere universitet i fremtiden, at studerende deltager i bestyrelsen pa universitet. Som et forslag til japanske universiteter for at udvikle sig til bedre universiteter vises her den danske situation om bestyrelsen med studerende.
著者
早田 幸政 青野 透 堀井 祐介 前田 早苗 富野 暉一郎 福留 東土
出版者
金沢大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2006

1.書面調査法科大学院について、日弁連法務研究財団、大学評価・学位授与機構、大学基準協会の専門職大学院認証評価システムを検討し、その特質を把握した(前田、堀井)。また経営系、会計系においては、AACSB等アメリカのアクレディテーションシステムを検討し、併せて国内におけるシステム構築に向けた動向や準備状況をABEST21、大学基準協会等諸機関のそれを中心に把握を行った(福留、渡辺)。公共政策系に関しては、アメリカのNASPAAの公式文書を手がかりに評価基準・プロセス等について詳細な検討を進めた上で、国内における公共政策大学院認証評価のアウトライン、認証評価手続規程案等を提示した(早田)。さらに、大学院プログラムに対する国際的な質保証のあり方についても考察を行った(前田、福留)。2.訪問調査国内の公共政策大学院の関係者を対象に、質保証の仕組み構築の可能性や必要性についての意識を聴き取り調査を通じ把握し、その概要を取りまとめた(早田、富野、渡辺)。またアメリカのNASPAAを訪問し、最新の情報の補充に努めた。3.その他研究代表者及び研究分担者の一部が、日本における公共政策系大学院に係る認証評価機関の設立に参与し、その準備に向けて、アクレディテーションに関する複数の資料(手続規程や訪問調査の手引き等)の翻訳をはじめ必要な諸作業を漸次進めてきた。