著者
伊藤 浩之 芳賀 臣紀 清水 太郎 堤 誠司 Ito Hiroyuki Haga Takanori Shimizu Taro Tsutsumi Seiji
出版者
宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究所(JAXA)(ISAS)
雑誌
平成30年度 宇宙科学情報解析シンポジウム = Space Science Informatics Symposium FY2018
巻号頁・発行日
2019-02

平成30年度宇宙科学情報解析シンポジウム(2019年2月15日. 宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究所(JAXA)(ISAS)), 相模原市, 神奈川県
著者
堀 崇宏 長谷川 浩文 島崎 仁司 堤 誠
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会総合大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.1997, no.1, 1997-03-06

ミリ波, サブミリ波領域における平面集積回路の研究は今後大きな発展が期待されている。方形誘電体導波路はマイクロストリップ線路に比べて低損失であり, 方形導波管に比べて製作が容易でかつコストもかからないなどの利点がある。最近誘電体スラブビームウェーブガイド(DSBW)が捉案された。本研究では, 焦点距離を磁界で制御する目的でフェライトレンズを適用したDSBWを提案し, その実験を行なったので報告する。
著者
大久保 賢祐 ヴィシュヌ プリエ 堤 誠
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. C-1, エレクトロニクス 1-光・波動 (ISSN:09151893)
巻号頁・発行日
vol.79, no.1, pp.34-35, 1996-01-25
被引用文献数
4

イットリウム・鉄・ガーネット薄膜上にマイクロストリップ線路で入出力端子を構成する新しいタイプの静磁前進体積波遅延線を提案する. 厚さ100μm,長さ17mmの薄膜を用いて遅延線を試作したところ, 2.94GHzで0.8μs以上の遅延特性が挿入損21dB, 伝搬損34dB/μsの低損失で観測された.
著者
上田 哲也 堤 誠
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. MW, マイクロ波
巻号頁・発行日
vol.98, no.74, pp.7-12, 1998-05-22

イットリウム・鉄・ガーネット薄膜に沿って伝搬する表面静磁波において, ダークソリトンの生成およびその波形の時間発展を理論的および実験的に調べている.実験においては, 背景の明るい負のパルスを入力し, 出力パルス波形の入力電力依存性を調べると同時に, ダークソリトンの対を観測している.また, 有限差分ビーム伝搬法(FD-BPM)を用いて, 非線形シュレディンガー方程式を数値的に解くことにより, パルスの時間発展を調べている.最後に両者の結果を比較し, 検討を行なっている.
著者
宇井 恭一 峯杉 賢治 寺島 啓太 堤 誠司 石井 達哉 岸 光一 西尾 誠司 堀江 洋一
出版者
一般社団法人日本航空宇宙学会
雑誌
日本航空宇宙学会誌 (ISSN:00214663)
巻号頁・発行日
vol.60, no.1, pp.8-14, 2012-01-05
参考文献数
4

イプシロンロケットは,段階的な開発を実施する計画であり,第1ステップではM-VロケットおよびH-IIAロケットで培った技術を最大限に活用し,平成25年度に打ち上げる.この方針に従い,構造系開発も第1ステップでは短期間で確実な開発(効率的開発)のため,多くの既開発コンポーネントを流用または改修流用する.本稿では,まず第1ステップ構造系全体の概要を述べ,次に新規開発コンポーネントである第2,3段固体モータケース(軽量・低コスト化),衛星分離部(衛星振動環境緩和),第3段機器搭載構造,フェアリング(水没機能付加)について説明する.衛星機械環境としては,乗り心地向上のため音響環境を世界標準レベル(OASPL 140dB程度)まで緩和することを目的とした射座煙道の設計解析と地上燃焼試験の概要を示す.最後に,第2ステップに向けた構造系抜本的低コスト化研究の概要について述べる.
著者
堤 誠 上田 哲也 菊井 一彦 Dana Soven Kumar
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. MW, マイクロ波 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.99, no.370, pp.57-62, 1999-10-21

YIG薄膜を基板にもつマイクロストリップ線路において表面静磁波,体積後退静磁波および体積前進静磁波の3つのモードが伝搬することに着目し,厚さ100μmのYIG薄膜に幅1mmのストリップを装荷した構造において,これらのモードと光との相互作用を主に実験的に検討した。その結果,3つのモードとも変調率数%で相互作用が現れ,磁気同調性,非線形特性そしてストリップ線路内にほとんどのMSWが閉じ込められる特性などを光によって観測することができた。一方,光のTEMモードとMSWとの結合特性を結合モード理論により取り扱い,結合係数に関する若干の検討を加えた。