著者
本村 陽一 西村 拓一 小島 一浩 大場 光太郎
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.26, 2012

気仙沼市における復興支援型の研究プロジェクトにおける、コミュニティ参加型アプローチの事例を紹介する。コミュニティ参加型のアプローチにより、生活現場を内部観察として把握、データ収集することによって、コミュニティにおけるシステムダイナミクスをモデル化することが可能になる。本発表では日常生活を計算モデル化することを目指した研究を実践する方法論としての重要な性質を議論する。
著者
大場 光太郎 池内 克史
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. D-II, 情報・システム, II-情報処理 (ISSN:09151923)
巻号頁・発行日
vol.80, no.12, pp.3147-3154, 1997-12-25
被引用文献数
10

ビジュアルラーニング手法の一つである固有空間手法は, 隠れを含まない単一物体の認識には非常に有効な手法である. しかしながら従来の方法では, 物体認識前に画像内で物体位置を検出し, 単一物体を一杯に含むように画像のトリミングを行う必要がある.本論文では, 工場内のビンピッキング作業に代表される重なり合っている複数の金属物体を各々認識することを目標とし, 物体の部分的な見え方を用いた"局所固有空間手法"を提案する. また効率的な局所ウィンドウを選択するために, 特徴点評価, 類似度評価, 信頼度評価という三つの評価指標を設け, 複数の隠れを各々含んだ金属物体の安定な認識を実現した.