著者
田渕 五十生 池野 範男 草原 和博 秋山 伸隆 大知 徳子 中澤 静男 森本 弘一 西山 厚 吉澤 悟 五島 政一
出版者
福山市立大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2011-04-01

「ESD」は「21世紀における市民教育」(Citezensip Education)である。我々は、「ESD」のツールとして、新しく「世界・地域遺産教育」と云う概念を造り、「何処でも誰でも」実践ができる「教材事例集」を作成した。それは、研究協力者が日本の世界遺産の全てにフィールドワークを行い、授業実践にかけて作成したものである。それを使用すれば「何処でも、誰でも」ESDにアプローチ可能な内容になっている。また、日本の教育現場では、「グローバル・シティズンシップ教育」の概念は未知である。我々は、その概念を紹介して「多文化共生」の実践事例集付きの冊子を刊行した。
著者
大知 徳子 本多 博之 秋山 伸隆
出版者
県立広島大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2021-04-01

本研究は、宮島に伝来する文書のうち、「野坂文書」「大願寺文書」等の近世文書を整理し、未整理の文書の編年目録を作成・分析し、主要な文書を活字化することにより、近世における厳島神社及び大願寺の継承と変質を明らかにしようとするものである。
著者
樹下 文隆 秋山 伸隆 石川 一 大知 徳子 五條 小枝子 菅原 範夫 西本 寮子 松井 輝昭 菅原 範夫 西本 寮子
出版者
県立広島大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2008

関ヶ原戦役後、毛利氏の支配を離れた芸備地域では毛利氏の文化遺産を継承していた。戦国毛利氏の後継である江戸期の萩藩も毛利氏の文化遺産の顕彰を行っていた。毛利元就・隆元・輝元時代の文芸資料は各地に伝播し、芸備では厳島関連の文芸資料、芸備以外では毛利元就関連の資料に特徴がある。江戸期の防長二国や芸備各藩では戦国毛利氏の文化政策を継承した収書活動が確認できた。戦国毛利氏の存在は、以後の芸備地域の文芸活動に大きな影響を与えたといえる。