著者
石井 俊哉 江上 いすず 中野 徹 小野村 光正 中川 二郎 奥村 純市
出版者
日本養豚学会
雑誌
日本養豚学会誌 = The Japanese journal of swine science (ISSN:0913882X)
巻号頁・発行日
vol.44, no.4, pp.171-176, 2007-12-25
参考文献数
9

現在、日本は銘柄豚ブームとも思えるほど、数多くの銘柄豚が存在する。その内容は品種、飼料や水の違いを訴えるもの、地域色を出したものなど多岐に渡り、皆様々なアピールを展開し、味の違いを訴えている。人の味覚的な好みは個人によって異なっており、銘柄豚だけが好まれるわけではない。従って、より多くの消費者に好まれるために、銘柄豚の開発段階で、人の好みの傾向を捉えておくこと、次代の消費動向の鍵を握る青年層の好みを把握することは重要と考えられる。そこで本研究は、日本の銘柄豚の代表格である黒豚肉(イギリス系バークシャー種)と一般豚肉(三元交雑種)を、味覚官能検査を主体に比較し、青年層の好みを把握することと、黒豚肉の味覚官能的な優位性を検証することを目的に行い、若干の傾向を得たので報告する。
著者
甲野 佑 田中 一樹 奥村 純
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 第32回全国大会(2018)
巻号頁・発行日
pp.1Z302, 2018 (Released:2018-07-30)

高次な意思決定課題では発見により行動選択肢が無際限に拡張されうる.その場合,行動の特徴表現の自律的な獲得が重要になる.そこで本研究では状態遷移軌跡から行動表現を有限長のベクトルに埋め込み,強化学習に活用する学習フレームを提案する.具体的にはカードとボードゲームの要素を併せ持つ“逆転オセロニア”を例に,拡張されうる行動要素であるキャラクターの表現を暗黙的に獲得し,戦術の学習時に転用できる事を示す
著者
奥村 純市
出版者
養賢堂
雑誌
畜産の研究 (ISSN:00093874)
巻号頁・発行日
vol.67, no.9, pp.923-928, 2013-09

XVI. オーストリッチの肉料理(続き) 2 生で食べるオーストリッチ (続き) h. 生ハムとルッコラのピザ モモ肉を使って,生ハムを作る みんなでワイワイ楽しいパーティ,オードブルに,酒の肴に向いている。<モモ肉>断面の直径が5cm位 漬け込み用塩 適宜 ローズマリー,セージ,タイム 適宜 (図73)
著者
甲野 佑 田中 一樹 奥村 純
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
JSAI大会論文集
巻号頁・発行日
vol.2018, pp.1Z302, 2018-07-30

<p>高次な意思決定課題では発見により行動選択肢が無際限に拡張されうる.その場合,行動の特徴表現の自律的な獲得が重要になる.そこで本研究では状態遷移軌跡から行動表現を有限長のベクトルに埋め込み,強化学習に活用する学習フレームを提案する.具体的にはカードとボードゲームの要素を併せ持つ"逆転オセロニア"を例に,拡張されうる行動要素であるキャラクターの表現を暗黙的に獲得し,戦術の学習時に転用できる事を示す</p>
著者
奥村 純市 村松 達夫
出版者
Japanese Society of Animal Science
雑誌
日本畜産学会報 (ISSN:1346907X)
巻号頁・発行日
vol.49, no.5, pp.345-350, 1978
被引用文献数
1

無蛋白質飼料へのアミノ酸添加による窒素節約作用を,ニワトリヒナを用いて,体重減少および窒素出納を指標として調べた.アミノ酸の添加量は,飼料1kgあたり20.1m molであり,これは0.3%のメチオニンと等モルである.単一アミノ酸の体重減少に及ぼす効果は有意差がみられなかったが,メチオニン,アルギニン,スレオニンを組み合わせて給与した場合には体重減少が有意に改善された.メチオニンの添加は窒素出納を有意に改善したが,メチオニン,アルギニン,スレオニンの組み合わせ添加は窒素出納の改善の傾向を示したものの有意ではなかった.その他のアミノ酸の添加で体重減少改善の傾向を示したものは窒素出納を改善する傾向も示したが有意差はなかった.無蛋白質飼料あるいはそれにメチオニンおよびアルギニンを添加したものを給与したヒナの腸管内の総窒素を分析したが,その結果からはこれらのアミノ酸を添加することによって内因性窒素の再利用が多くなるという証拠は得られなかった.無蛋白質飼料あるいはこれにメチオニン,リジン,アルギニンのいずれか一つのアミノ酸を添加した飼料を給与したヒナのクレアチニン排泄は,窒素出納の差を説明することが出来なかった.