著者
宇根山 健治
出版者
公益社団法人 日本化学会
雑誌
化学と教育 (ISSN:03862151)
巻号頁・発行日
vol.55, no.8, pp.410-413, 2007
参考文献数
3

健康で文化的な日常生活をおくるために深く関わっているフッ素系物質が,私たちの身の回りには意外なほど使われている。しかし,そのユニークな機能とフッ素の役割についてはあまり解説されていない。フッ素原子の三大要素(小さい,硬い,電子を強く引きつける)と炭素-フッ素結合の特徴(強い,分極性1)が小さい)を基にして,フッ素を含む化学物質が何故ユニークな性質を示すのかを解き明かす。
著者
宇根山 健治
出版者
The Society of Synthetic Organic Chemistry, Japan
雑誌
有機合成化学協会誌 (ISSN:00379980)
巻号頁・発行日
vol.55, no.12, pp.1081-1091, 1997-12-01 (Released:2009-11-16)
参考文献数
74
被引用文献数
4 6

Generation and synthetic utilization of highly reactive fluorinated intermediates, which include chemistries of trifluoroacetimidoyl halides, electrochemical activation of fluorinated organic compounds, and chalcogen molecule mediated fluorinations, are discussed.Synthesis of optically active trifluoroalanine via trifluoroacetimidoyl palladium intermediates, generation of trifluoroacetimidoyl radicals, electrochemical synthesis of 2-CF3-benzimidazoles, chemistry of benzeneselenenyl fluoride, and SET process between benzeneselenolate anion and fluorinated alkylhalides are highlight of this overview.
著者
宇根山 健治
出版者
大阪市立大学
巻号頁・発行日
1969

博士論文
著者
野中 勉 佐々木 和夫 竹原 善一郎 藤嶋 昭 長 哲郎 杉野目 浩 宇根山 健治
出版者
東京工業大学
雑誌
総合研究(A)
巻号頁・発行日
1992

次世代の有機電気化学における新しい先端的研究領域の開拓と創造が模索された。前年度における研究成果に基づいて、有機電気化学の新領域は、電極反応の反応場である電極界面に対する新しい概念の構築と展開なしでは開拓できないという基本理念の下で研究が進められた。その結果、電極界面反応場は下記の3つの新しい概念から成り、各々に設計・制御の新しい原理と手法が求められることが検証された。(1)三次元機能修飾電極界面反応場:分子識別機能、選択的吸着・透過・配向機能、不斉機能などをもつ反応場が設計され、そこでの有機電極反応の解析を通じて機能発現が実証された。(2)超イオン雰囲気電極界面反応場:溶融塩系、固体電解質系、気相電解系、不均一電解液系、超強酸、超強塩基系、電解発生酸・塩基系、溶解電極系、超疎水性電極系などの反応場が設計され、そこでの有機電極反応の解析を通じて反応制御の新しい局面が開かれた。(3)エネルギー照射電極界面反応場:プラズマ系、超音波照射系、光照射系、磁場照射系、超高電位印加系などの反応場が設計され、そこでの有機電極反応の解析を通じて化学エネルギーだけでは生起しない新しい電極反応が開発された。以上により、有機電気化学の新しい研究領域は、電極界面反応場の新しい概念と原理・手法に基づく設計と制御によってもたらされる反応の帰納的、能動的かつ合目的的な超精密制御の追究にあると結論される。