著者
寺田 光徳
出版者
熊本大学
雑誌
文学部論叢
巻号頁・発行日
vol.100, pp.81-104, 2009-03-10

La tuberculose est parfois mentionnee comme maladie incurable dans la litterature du XIXe siecle. On sait bien qu'il y a eu au cours du siecle un grand evanement que fait epoque dans l'histoire de medecine. C'est la decouverte du bacille de Koch en 1882. N'a-t-elle pas exerce aucune influence sur la litterature? Susan Sontag a decrit comment la maladie fonctionne comme metaphore dans la litterature dans son excellent essai intitule ilnesse as metaphor (1978). Est-ce que nous n'avons plus rien a ajouter a ses etudes? Nous prenons ici les romans francais de XIXe siecle qui sont inseparables de la tuberculose et essayons d'en analyser les fonctions narratologiques. Dans cette Iere partie nous avons pour objet La Peau de Chagrin (1831) de Balzac, La Dame aux camelias (1848) d'Alexandre Dumas fils eet Les Scenes de la vie de boheme (1848) d'Henry Muger.
著者
渡辺 俊三 豊嶋 秋彦 大場 昭一 飯塚 稔 植本 雅治 森山 成彬 小泉 明 一之瀬 正興 寺田 光徳 RICHARDOT Dominique 大西 守 浜田 秀伯 藤谷 興一
出版者
弘前大学
雑誌
弘前醫學 (ISSN:04391721)
巻号頁・発行日
vol.36, no.1, pp.167-175, 1984-03

フランスP市の日本人小・中学校児童の外国文化への適応について検討を加えた.対象は日本人学校児童122名(男71,女51)であった.今回のアンケート調査は32項目よりなり,外国文化への適応の評価と印象,外国語能力の自己評価,日本とフランスの関係についての評価などよりなる. このアンケートを統計数理学的方法で検討を加えた.結果は,外国文化への適応の評価は概ね比較的良好であった. さらに,適応への重要な因子として,外国語の能力があげられ,外国語学習への積極的態度が観察された.
著者
寺田 光徳
出版者
熊本大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2007

平成19年度はアルコール中毒についてゴンクール兄弟の『ジェルミニー・ラセルトゥー』(1865)およびゾラの『居酒屋』(1877)を研究し、後者を論じた論文を執筆した。平成20年度の研究主題に取り上げた結核については、19世紀後半の1882年にコッホによる結核菌の発見という病理学上の重大な転機があったので、結核病因論の確立の前後を比較することは研究上不可欠なことであった。そこで19世紀前半のバルザックやデュマ・フィスなどの小説からはじめて、結核菌発見の前後の時期を覆うゾラの「ルーゴン=マッカール叢書」を詳しく検討した。そして19世紀前半の文学作品中の結核に関する研究論文を執筆・公表した。最終年度の平成21年度は19世紀後半の文学作品に関する結核について研究論文を執筆するとともに、「ルーゴン=マッカール叢書」の梅毒についても研究をした。また21年度末には3年間の研究成果を報告論文の形でまとめて発表した