- 著者
-
山村 浩
- 出版者
- 日本細菌学会
- 雑誌
- 日本微生物學病理學雜誌 (ISSN:1883695X)
- 巻号頁・発行日
- vol.31, no.4, pp.443-459, 1937-03-01 (Released:2009-09-16)
- 参考文献数
- 16
ぢふてりーノ活動性及ビ被動性免疫ヲ施サレタル動物ノ血中ニ産生乃至移行セル抗毒素量ト該動物ノ毒素耐過力トハ果シテ連行一致スルモノナリヤ否ヤニ關スル研究ニシテ, Formovaccinヲ以テ海〓ノ免疫ヲ行フニ當リ, 1回注射ニヨルモノ, 2回注射ニヨルモノ, 3回注射ノ如ク異リタル注射方法ヲ行ヒ, 又被動性免疫ニ於テハ抗毒血清ノ種々ナル量ヲ注射シタル後, 之等海〓ニ毒素ノ致死的分量ノ種々ナル倍量ヲ注射シテ毒素耐過力ヲ觀察シ, 之ヲ豫メ測定シ置ギタル海〓ノ血中抗毒素量ト對比實驗スルコトニヨリ, 血中抗毒素量ト毒素耐過力トガ如何ナル關係ニ在ルヤヲ知ラント欲セリ, 尚ホ活動性及被動性兩免疫法ニ於ケル血中抗毒素量ノ消長, 毒素耐過力ノ優劣, 其他ニ關スル實驗成績ヲモ包含セリ.