- 著者
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田崎 三郎
高島 隆雄
山田 芳郎
都築 伸二
- 出版者
- 一般社団法人映像情報メディア学会
- 雑誌
- テレビジョン学会技術報告 (ISSN:03864227)
- 巻号頁・発行日
- vol.16, no.72, pp.7-12, 1992-11-12
- 被引用文献数
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本稿においては,従来形3値記録符号の一形式に属する3B-2T符号及び4B-3T符号に対して各種PRML(Partial Response Maximum Likelihood)方式を適用し,状態推移行列とシンボル推移行列を考慮して,ビット誤り率特性を計算機シミュレーションによって求めている.その結果,検討したPRMLとの組合せの内で,PR(1,0,-1)MLとの組合せにおいて両符号とも,最も良い性能が得られ,ビットバイビット検出に比べて誤り率が10^<14>を達成するのに必要な読みだし点でのSNRは,3B-2T符号で約2.3dB,4B-3T符号で約2.2dB改善された.また,PR(1,0,-1)方式の際にk_1制約を考慮することにより,両符号ともさらに0.4dBの改善があった.