著者
河田 岳大 工藤 峰一 外山 淳 中村 篤祥
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. D-II, 情報・システム, II-パターン処理 (ISSN:09151923)
巻号頁・発行日
vol.88, no.3, pp.629-635, 2005-03-01

OCRなどを通して得られる日本語文の認識結果において, N-gram確率を利用した高速な誤認識文字検出法を提案する.日本語のように単語が分かち書きされず大規模な語彙を対象とした場合, 誤り個所の指摘に文字N-gramは有効な方法である.本論文ではまず, 通常のN-gram確率の拡張として両方向N-gram確率を提案し, その有効性を情報量の点から考察する.次に, 両方向N-gram確率と文脈確率を用いて1文字の誤字を検出する方法を提案する.シミュレーション実験では, 適合率80%において従来法よりも10%以上高い約75%の再現率を達成できた.また, 誤り範囲の指摘という点では, 適合率80%で再現率90%が達成された.
著者
安井 拓未 中村 篤祥 田中 章 工藤 峰一
雑誌
研究報告音楽情報科学(MUS) (ISSN:21888752)
巻号頁・発行日
vol.2017-MUS-116, no.15, pp.1-4, 2017-08-17

音響的に類似している部分が周期的に連続して現れることを用いて,楽曲 PCM ファイルからループを検出する手法を提案する.ゲーム音楽用 MIDI ファイルを WAVE 形式に変換したファイルを用いた実験によれば,再生時間の 1/7 の時間で,222 曲中 199 曲で聴覚的に違和感のないつなぎ目で繋げてループさせることに成功した.
著者
打矢 泰志 中村 篤祥 工藤 峰一
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. COMP, コンピュテーション (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.109, no.195, pp.13-20, 2009-09-07

Auerらにより研究されたadversarial bandit問題は,プレーヤーが選択したアクションに対する報酬生成過程において確率的な仮定をおかないmulti-armed bandit問題である.本稿ではadversarial bandit問題を,各時刻においてk(≧1)回のアクションを選択できるように拡張し,アクションの重複選択を許す場合と許さない場合の2つの設定で分析を行う.両方の設定において,Auerらが提案したアルゴリズムExp3を一般化し,最適固定アクション集合に対する損失上界の一般化を得る.
著者
柳原 英孝 河上 雅範 工藤 峰一 外山 淳 新保 勝
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. D-II, 情報・システム, II-パターン処理 (ISSN:09151923)
巻号頁・発行日
vol.83, no.5, pp.1266-1273, 2000-05-20
被引用文献数
4

画像を低周波成分と高周波成分の二つの成分に分離し, 各成分を別々に符号化する2チャネル符号化において, 低周波成分の符号化にスプライン曲面を用いる手法を提案する.本手法では, 原画像から抽出した標本点をもとに, スプライン曲面を用いて原画像を近似することにより, 少ないビット数で滑らかな低周波成分を得る.高周波成分は原画像と低周波成分との差分を離散コサイン変換符号化を用いて符号化する.実験により, 本手法が従来の多チャネル符号化方式やJPEG方式と比較して, より高品位な再生画像を得ることができることを示す.
著者
青木 和昭 工藤 峰一
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. PRMU, パターン認識・メディア理解 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.101, no.362, pp.17-24, 2001-10-11
参考文献数
15

パターン認識においては、測定コストの削減、および識別子の性能向上を目的として、特徴選択を行う。特に、識別情報を持たない特徴の除去は、有限のサンプルから識別子のパラメータを推定する際にパラメータの推定精度を向上させ、結果的に識別子の性能向上につながる。通常、特徴選択は全クラスの識別に有効な特徴を選択する。しかし、一般には、特定のクラス集合を他から区別するのに有効な特徴集合は異なる。本研究では、クラスの部分集合に対して異なる特徴集合を選択し、それらを利用して決定木として識別子を構成する方法の有効性について検討を行う。
著者
紙谷 一啓 工藤 峰一 野中 秀俊 外山 淳
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. USN, ユビキタス・センサネットワーク (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.107, no.152, pp.41-46, 2007-07-12

近年の情報機器や情報技術の発展に伴い,日常生活の様々な場面において生活の質を向上させる適切なサービスが望まれている.着席という動作は一日の活動に対して大きな割合を占めるととかち,着席時のユーザの振舞い情報をサービスに繋げることは有望である.そこで,椅子に圧力センサを設置し,着席中に座面にかかる圧力の分布から姿勢を識別する方法について検討する.