著者
広田 健人 太田 聡
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. IN, 情報ネットワーク (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.110, no.449, pp.199-204, 2011-02-24

WWW (World Wide Web)サービスは,多くのサーバマシンで構成したクラスタにより提供されることがある.サーバクラスタの消費電力の節減は電力コストや地球環境の点で重要である.サーバクラスタの消費電力は,与えられる負荷を測定し,必要なマシン台数を判定し,必要最小限のマシンを稼働させることによって低減できる.これを実現するためには,必要なマシン数の判定技術が必要になる.この技術は,クラスタ負荷に関する複数の指標を測定し,それらの間の関連性も考慮し,かつ仕様変更に柔軟に対応可能であることが必要である.本稿では,この条件を満たす手法として機械学習に基づく方法を提案する.機械学習の適用法を示し,省電力制御プログラムを実装し,実験により提案方法の有効性を明らかにする.
著者
広田 健一 勝尾 伸一 小島 尚人 大和田 勇人 山下 剛史
出版者
公益社団法人 土木学会
雑誌
土木学会論文集F3(土木情報学)
巻号頁・発行日
vol.71, no.2, pp.II_66-II_77, 2015

本研究は, コンクリート表面のひび割れ点検精度の向上を目的として,ビデオカメラを接続したリアルタイム動画視認性評価システム(VISシステム:VISibility evaluation system of feature composite moving image inducing visual illusion)を拡充し,現場適用効果を示したものである.VISシステムは, FC動画(ネガ,ポジ)とそれに対する視認性評価図をリアルタイムでPC(ノート・タブレット型)画面上に表示し,ひび割れ点検支援を担う.ボックスカルバート, トンネル覆工,橋梁床版等の点検を試みた結果,点検対象から10m離れても幅0.2mm(管理境界)のひび割れを探索・発見でき,さらに,高所作業台からのチョークによる描画記録時のひび割れ見落とし対策としても寄与できることが判った.
著者
広田 健
出版者
一般社団法人 ターボ機械協会
雑誌
ターボ機械 (ISSN:03858839)
巻号頁・発行日
vol.10, no.5, pp.299-305, 1982-05-10 (Released:2011-07-11)
参考文献数
7
著者
斎藤 哲也 広田 健一 星野 准一
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告グラフィクスとCAD(CG) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2008, no.14, pp.139-144, 2008-02-19
被引用文献数
1

ゲームなどキャラクタを用いたコンテンツにおいて,発話は重要な行動表現の1つである.しかし従来のユーザ対キャラクタやキャラクタ同士の対話は,作りこみによるものが多く,話題が少ないと会話が固定的なものとなり,同じ内容の話題が繰り返し出現してしまう問題がある.そこで本稿では,会話に利用する話題を豊富にする手法として,Web上でRSSとして配信されている実世界情報の1つであるニュースや天気予報などの情報を利用する方法を提案する.また,会話内容に関連する話題を会話に付加させることでバリエーションの多い,自然な流れのあるユーザとキャラクタ間や,キャラクタ同士の世間話を構成する.The conversation and the chat of the user and the character or between characters are very important factors for various contents. The user comes to often see the conversation of characters on the game space. However, the utterances of past contents are limited because they're made beforehand. Therefore, there is sooner or later a problem that the same topic appears repeatedly. In this paper, we propose the Utterance model between characters by using Web information. This model uses News and Weather forecasts to enrich the utterance topics as real world information from the Internet. And it generates utterance automatically. The flow of a natural conversation between user and characters or between characters can be generated continuously with the topics about conversation flow. At the end of paper, we show natural utterance between characters by using this model.